2017年05月11日Thu [06:30] 中国  

漢詩放談 

漢詩放談漢詩放談
一海 知義

藤原書店 2016-11-23
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全集に入らなかったものの寄せ集めらしい。エッセイから講演採録、テキストみたいなものまであるが、「日中友好新聞」と「機」、そして「しんぶん赤旗」掲載のものが多いな。高橋和巳と同門の人だが、中国関係は文学者がある意味、一番時代の空気に流されていたところはあるか。それは文学の構成要因であるのだから、正しい選択でもあるのだが。大学に入学したときに中華人民共和国が成立して、そのことがこの道に入る要因だったという。ロシア文学も革命が大きな入り口となっていた訳だから、その時代性や思想性、作家性、文学性とは別の国家或いは言語といったものがプル要因となる様だ。河上肇がエドガー・スノーの原書を差し入れてもらって。特高に見つかったら大変であっただろうという箇所があるのだが、最近読んだ『赤い星は如何にして昇ったか』によると、この時代すでに「中国の赤い星」は翻訳されていて。数誌に掲載されたいたみたいだし。一般的に禁書扱いされていた訳ではない様だが、どうなんだろう。

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