2017年05月08日Mon [05:50] ドイツ  

日本陸軍の対ソ謀略

日本陸軍の対ソ謀略: 日独防共協定とユーラシア政策日本陸軍の対ソ謀略: 日独防共協定とユーラシア政策
田嶋 信雄

吉川弘文館 2017-02-20
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対ソ謀略となっているが、日独協力関係がメイン。著者もドイツ史の人。まあ日独防共協定となると、この時代は相手はソ連しかない訳だがら、間違いではないが。ソ連に対する直接的な謀略ではなく、むしろ「グレートゲーム」の世界。欧亜航空に関しては前にも交通史関係ので読んだが、同じ人のかな。ルフトハンザは満洲経由でヨーロッパまで飛ばそうと計画していたのだが、中国籍の欧亜航空となって、満洲経由を認められなくなり、他ルートを模索するくだりが興味深い。アフガニスタン経由は技術的に難しかったみたいだが、今となってもこのルートは現実化していないか。新疆経由の満洲航空はキャラバンを組んでラクダに燃料を運ばせたそうだが、途中で山賊に捕まり、満洲航空の日本人社員が処刑されたなんてこともあったのか。当時の日本の諜報力はドイツが驚くほどのものであったそうだが、軍事力は復活できても情報力はもう無理か。

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