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2006年06月23日Fri [13:35] 中国 | 本・雑誌 |読書メモ  

満州と自民党 

満州と自民党
満州と自民党
posted with amazlet on 06.06.23
小林 英夫
新潮社 (2005/11)


小林先生も半ばシリーズ化みたいに、似たような満州本を次々と出してくるが、こちらは新潮新書ということで、あっという間に読める入門本。「二キ三スケ」を中心とした満州人脈の紹介がメインだが、その中でも年齢ゆえに復活も顕著だった岸信介に比重を置いているので、こんなタイトルになった様だ。もちろん入門なので尾崎秀実から東海林太郎までもちゃんと押さえてある。いずれにしても右も左も硬も軟も入り乱れたすごい面子である。その辺りに当時の日本人にとっての満州の本質があるかと思うが、イデオロギーを排し、立場表明はしないと宣言しているこの新書は、「歴史認識」に束縛された満州を大衆に開放する手本を示した様に感じるのだが、どうだろう。

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