2017年04月25日Tue [06:32] 中国  

日本人と中国人

日本人と中国人――“同文同種”と思いこむ危険 (祥伝社新書)日本人と中国人――“同文同種”と思いこむ危険 (祥伝社新書)
陳舜臣

祥伝社 2016-11-10
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大昔に読んだような気もするのだが、新装版で新書に入ったので。大手出版社の編集者が会社を辞めざるを得なくなり、新しい出版社を立ち上げたので、その応援で出した本とのことだが、祥伝社はカッパの労働争議で退社した人たちが作った会社なのか。イザヤ・ベンダサンの同タイトルも同時期に同じ新書で復刊させているけど、混同されないかな。ただ、陳舜臣はイザヤ・ベンダサン(正体は当然知っていたはず)をかなり引用していて、どっちがメインか分からんがセット販売にはなろう。今読むと、フツーの「中国通」みないなものなのだが、竹のカーテンの当時では貴重な啓蒙書ではあったのだろう。邱永漢を揶揄している気もするが、気のせいか。陳舜臣の父親はゴア、ティモール、マカオを経て神戸に定住とあるのだが、これは普通の台湾人とは違うのではないか。陳舜臣が印度語学科に進んだのも、その関係かもしれんが、ゴアからティモール、マカオはポルトガル繋がりだけど、華僑だと宣教師とか通訳とかしたでないと、こういう流れはないんじゃないかな。まあこの辺は「全身小説家」と見る方が無難であろう。

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