2017年04月15日Sat [04:33] ジャマイカ  

レゲエという実践

レゲエという実践: ラスタファーライの文化人類学 (プリミエ・コレクション)レゲエという実践: ラスタファーライの文化人類学 (プリミエ・コレクション)
神本 秀爾

京都大学学術出版会 2017-03-24
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博論もの。このテーマは日本では指導できる教授はいなかったかもしれん。現地のフィルワでも大学院生であることは話したそうだが、ラスタファーライを学びに来た外国人か、ジャーナリストだと思われていたらしい。その方が都合が良かったかもしれんが、実践者からしてみれば、研究対象にされてはかなわんというのもあろう。彼らはどうやって生計をたてているのかという疑問は前からあったのだが、ホウキ作りというのは意外であった。最近ではさすがにそれでは現金収入は厳しいので、グッズ製作というのがある様だが、ボブ・マーリーはエチオピア正教徒であるから、ラスタファーライ的には異教徒であるので、ボブ・マーリーの肖像は使わないのか。これも意外であった。日本の実践者世界も全く知らなかったのだが、5千人規模であるそう。当然宗教団体ではないし、組織化はされていない。レゲエから入る人が多く、当然ボブ・マーリーが入り口である場合が多いのだが、ラスタとエチオピア正教は宗教的実践ではない日本では同義になるのか。ジャマイカと日本は共にJが頭の島国で、神であり皇帝であるハイレ・セラシエと天皇の共通点などもあるのだが、アムハラ語と日本語が似ている事はエチオピアで演歌が受けるという話とも繋がるのかな。ジャマイカがエチオピア経由で日本を同祖と考えてくれるなら嬉しい話だが。

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