2017年04月14日Fri [04:30] イギリス  

近現代イギリス移民の歴史

近現代イギリス移民の歴史: 寛容と排除に揺れた200年の歩み近現代イギリス移民の歴史: 寛容と排除に揺れた200年の歩み
パニコス パナイー Panikos Panayi

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イギリス移民史研究の人で、ドイツ系移民などが専門の様だが、この名前はギリシャ系かな。生まれはロンドンらしい。イギリスの移民というと、直ぐに思い浮かぶのが「アジア系」と「カリブ系」なのだが、両者とも人口が増えたのは割合最近のことで、それ以前はアイルランド系、ユダヤ系、ドイツ系、ポーランド系といった人たちが中心。それらヨーロッパ系は同化が進んでいると言えるが、イギリスが出生地主義であることも人種的宗教的要因もあろう。元々日本同様、大陸から渡ってきた人たちが混合してできた国ではあるのだが、スコットランドなどは地域的アイデンティティなのか、民族的アイデンティティなのかよく分からんところもある。多文化主義の衰退は多様性と寛容の否定であるとも一概には言えないと思うが、それ以前に多文化主義の国で多様性はともかく、寛容があったのかというのも疑わしい。

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