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2006年06月14日Wed [00:33] 北朝鮮 | 本・雑誌 |読書メモ  

北朝鮮の歩き方


こんなタイトルの本がいつか出るかと思ってたら、やっぱり出てた。この出版社はパッカー系の旅行記を多く出しているところで、「共同出版」なのかどうか分 からんが、どうも素人から企画を募っているらしい。この本もそんな感じなのだが、著者の肩書きはあくまでも「朝鮮半島研究家」。なんでも年に一度は友達を 訪ねたり、「調査研究」したり、BOAのグッズやCDを買うために韓国に行くんだとか。で、これはそんな著者が北朝鮮にツアーで訪れた記録。朝鮮半島研究 家なのに北に行くに当たって、ハラハラドキドキしているのが面白い。旅日記自体は銅像にお参りさせられたり、「ガイド」に見張られたり、とごく普通。この 手のものは多く読んできたが、北のツアーは全て決まっているので、ポイントになるのはガイドの目から逃れて、どこまで平壌の街に潜入できるかにある。留学 した李英和みたいな特殊な例を除けば、私が読んだ中で最高地点に達したのは、ガイドを煙に巻き、団地に入り込み、平壌駅にまで達した人。これは誰が書いた ものか忘れたが更に欲を出して、売店で外貨で買い物しようとしてあえなく御用となったらしい。この本の著者もその辺へのチャレンジは考えていたみたいだ が、そこまで心臓ではなかった様で、秘密の抜け口を見つけておきながら、躊躇してしまう。北の狙い通りガイドの情攻撃に屈服したからであるが、それを逆手 にとる北川晴美級の図太さまでは不要としても、ちょっとヘナチョコ。朝鮮半島研究家を名乗るなら宮塚先生までとは言わないが、探究心も必要であろう。あと ガイドの催さんとあるが、催さんと崔さんは違うのだろうか。まさか変換できなかったからなんてことはないだろうけど。

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