2017年03月13日Mon [04:42] ロシア  

異郷に生きる Ⅵ

異郷に生きる〈6〉来日ロシア人の足跡異郷に生きる〈6〉来日ロシア人の足跡
中村 喜和

成文社 2016-10
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来日ロシア人研究会の例会はついに100回の大台に達したのか。ロシア屋さんは減っているのだろうが、絶対数は増えているのかな。二大柱だった文学と社会主義はもうジリ貧だと思うけど、今のモチベーションは経済になるのかな。旧東側どころか、旧ソ連圏でもロシア語はまだ有用なのだろうけど、ロシア語使用が憚れる場面も出てきているか。詳しくは知らんが、来ロ研はソ連時代でもイデオロギーではなく、ロシア文化そのものに惹かれていた人が中心みたいで、故にその多くが亡命者であった来日ロシア人の研究に入っていったのだろう。そして参加者にロシアを教えた在日ロシア人に魅力的な人が多かったのも事実である。それはソ連のイメージとのギャップが更に人間的に感じさせたのだと思う。ブブノワさんなどは伝説化しているが、彼女に告った話まで登場している。六本木の赤ひげアクショーノフ先生は世界的有名人だが、スパイ疑惑についての考察がある。疑惑を払拭しようというか、もう故人なのだから、この辺で止めましょうという感じ。もう一人女医さんでピニロピ先生という人がいたそうだが、こっちの人の話の方が感動的である。

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