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2006年06月01日Thu [01:57] 中国 | 本・雑誌 |読書メモ  

観光コースでない「満州」



「満州」ものが続くが、こちらは高文研ということで「偽満州国」の抗日観光コース編。著者は元朝日の人で、朝ジャに長くいたという、この筋では「毛並の良い人」なのだが、定年後は私大教授という黄金コースも辿っているらしい。一応朝鮮半島専門ということになっている著者が「満州」を書くことについては、「中国側」でも「日本側」でもない視点とか何とか誤魔化しているが、当然ながら中国政府を代弁しているものになっている。どうも勤務先の私大というのが、「地方」+「国際」の留学生頼みの酒田短期大系のところらしく、「中国政府にとって敏感な問題」には全く触れない。また、ソウル時代に金泳三に取り込まれた人の様で、権力には弱そう。金泳三元大統領。故金日成主席と朝鮮人の権力者だけは呼び捨てにしたりはしない。まあ歴史に検証は不要で、「共同教科書」とは名ばかりの中華ヒエラルキーに則った、「未来を作る教科書」なんてお笑い本まで作ってしまう時代錯誤の出版社だから、こんな人選になったのだろう。最後に李御寧の言葉を戒めとしているが、こんな低レベルの脅しに屈して、日本を「小小中華」の位置に貶めてはならない。

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