2017年02月26日Sun [03:39] 韓国  

帝国日本と朝鮮野球

帝国日本と朝鮮野球 - 憧憬とナショナリズムの隘路 (中公叢書)帝国日本と朝鮮野球 - 憧憬とナショナリズムの隘路 (中公叢書)
小野 容照

中央公論新社 2017-01-17
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あとがきはちょっと気になるな。この本が朝鮮スポーツ史における日本語で読める唯一の学術書であるとしているのだが、日本時代の朝鮮野球だけでも私の記憶では何冊か読んでいる。叢書であるから学術書なのだろうけど、かといって先行研究としてノンフィクション作品を無視できるものではないだろうし、朝鮮スポーツ史という大枠まで広げて断言できるなら、それは大した自身である。著者は韓国で修士を修了したそうだが、野球のワールドカップ日韓戦でのマウンド国旗事件で、韓国人の日本への敵意に気がつき、日本人の嫌韓が日韓ワールドカップがきっかけだったと知って驚いたのは安田浩一の本を読んでからだという。日韓ワールドカップは著者が20歳の時であるが、そのことに全く気がつかずに韓国に留学したのだろうか。野球の人は全くサッカーに興味ないということはあるだろうし、私も正直野球にはほとんど興味は無いのだが、韓国人にとってはサッカーも野球も競技そのものより、愛国心発揚という共通した文脈にあろう。その意味では台湾の「KANO」の様な事態は起こり得ないのだが、野球用語の朝鮮化を含めて、そこに面倒くささを感じてしまうと、韓国なり朝鮮なりは理解することはできないか。

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