2017年01月29日Sun [05:25] 中国  

戦時上海のメディア

28237989_1.png戦時上海のメディア―文化的ポリティクスの視座から
高綱博文 石川照子

研文出版 2016-10
売り上げランキング :

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


日本上海市研究会はこれまでもいい仕事してきたのだが、最近は国際的に打って出ているな。魔都研究は大陸では微妙な歴史もあるのだが、アジア随一の国際都市だったという背景もあるので、その復活に期待を寄せる部分もある。当時の上海メディアの自由があった訳ではないだろうが、それでも国際都市にも文化都市に成りえたのだから、中共も大いに参考にしているだろう。ただ、ここで扱う日本占領期についてはそうした作用は効かない訳で、愛国主義的解釈が求められるか。「萬世流芳」などはそうした解釈もなされるのだが、日本側が作った「阿片戦争」と比べても、アヘンを敵の問題ではなく、自身の問題として捉えられているらしい去年フィルセンで見逃したのが悔やまれる。

Re Comments.

Comment Form.

  管理者にだけ表示を許可する