2016年12月25日Sun [05:20] ヨーロッパ  

姉・米原万理

姉・米原万里 思い出は食欲と共に姉・米原万里 思い出は食欲と共に
井上 ユリ

文藝春秋 2016-05-14
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米原万里の晩年の旅本や追悼本は感想を上げた記憶があるのだが、そうするとこのブログも10年やっているということになるのか。ドブログも亡くなって10年近くになるのだろうか。ただ、米原万里の本自体はそれ以外はあまり読んだ記憶がないので、妹がプラハのソ連学校や日本共産党のことを書いてくれるのは助かる。妹は井上ひさしの後妻なのだが、DVとか愛人とか色々あった井上については書かないのか。井上の娘と揉めて裁判沙汰になっていることも関係あるのだろう。その点、姉の米原万里は独身であったから無害なのだが、小森陽一は出てきても、佐藤優は登場しない。プラハの学校では上級生から、中ソ対立になって。「中国人」と罵られたそうだが、「中国人」が蔑称であるということは気づかなかったとのこと。私もそれはブラジル以外の南米の国に行って初めて知った。日本に帰ってからも姉妹の会話はロシア語だったそうだが、妹はロシア語を生業にする気はさらさらなかったんだな。北大に進んだのは多少その気があったからではなく、ロシア語で入試が受けられたのかな。親父が日ソ図書館で本を借りれるようにしてくれたそうだが、電車で太った人を見かえると、おじさん共産党入る?と喧嘩を売っていたというから、大変な娘である。この時代だったら、学校でも社会でもプラハ帰りのロシア語話す「国際共産主義」は一目置かれていたんだろうが。

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