2016年11月30日Wed [04:47] 東アジア  

博物館という装置 

博物館という装置 帝国・植民地・アイデンティティ博物館という装置 帝国・植民地・アイデンティティ
石井正己

勉誠出版 2016-03-29
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勉誠にしては、左っぽいか。「大日本帝国」が絡んだ学術本だと、それは必然みたいなものなのだが、締めの君塚仁彦は民団の代弁者みたいで白ける。安重根記念館の正当性を徐京植の道徳的優越の言葉で言われてもな。「他者」の歴史はあくまで他者の歴史であろう。博物館という装置は「他者」の歴史を啓蒙するものなのかどうか。不都合な歴史を消すという点に於いては日本より韓国の方がよっぽど深刻だと思う。帝国主義と植民地で発達した博物学を「正史」に編入するには無理があるんだろう。

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