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2016年11月18日Fri [05:00] 中国  

映画と歩む新世紀の中国

映画と歩む、新世紀の中国映画と歩む、新世紀の中国
多田 麻美

晶文社 2016-10-25
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胡同の本などを出している人だけど、どこかで映画関係の連載でもしてたのかな。現代中国を語るにかつては映画を切り口とするパターンがあったのだが、最近は中国映画も商業化、芸術化が著しく、事実は映画より奇なりの事件も多発し、依然、社会問題を扱った映画は多いものの、それが日本で話題となることはめっきり減った様な気もする。特に劇映画は検閲により公開の目処が立たない以前に、お金が集まらないから制作の目処が立たないこともあり、すっかりインディーズやドキュメンタリーにお株を奪われた感もある。日本を巡っては諸般の事情という壁が作用するのだが、日本人を人間的に描いたとしても、中国に対する贖罪観でいっぱいの祖父と中国の伝統に魅せられ中国人男性を愛する孫娘の物語みたいな陳腐な粗筋だと、旧来の野蛮な日本兵が殺しまくる抗日劇の方がマシにも思える。普通話と方言で会話する夫婦の話は社会主義的規範に合わないからという理由で公開差し止めとなったともあるが、これは言葉の問題ってことかな。

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