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2016年09月11日Sun [04:57] ネパール  

ネパールでカーストを生きぬく

ネパールでカーストを生きぬく―供犠と肉売りを担う人びとの民族誌ネパールでカーストを生きぬく―供犠と肉売りを担う人びとの民族誌
中川 加奈子

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博論もの。ネパールのカーストはインド同様、職業カーストになるのだが、奴隷カーストとか、売春カーストといったものの存在も実しやかに報じられている。そうしたところを研究対象にするのは難しかろうが、肉屋カーストは経済的に安定していて、日本の部落問題との共通項もあるから、理解しやすいものではあろう。ネパールで食えて、インドで食えないものの代表は水牛ステーキで、自分も連日食ってた思い出はあるのだが、今では高騰しているらしい。自分の記憶では1.5ドルから2ドル程度だったが、今はどのくらいだろう。日本では成形肉ワンコインステーキなども存在するが。牛もインドから運ばれてくるそうで、インドの需要が増えたことも、海外輸出が増えたこともあるのかな。このカースト自体はイスラム教徒ではないが、ムスリムを雇う事によりハラール供給を実現しているという。ネパールのムスリム人口はそう大きくはないだろうが、中国料理店などにも卸していて、中国資本で大規模な食肉市場を作る計画もあるのだとか。

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