2016年09月04日Sun [03:28] 中国  

帝都東京を中国革命で歩く

帝都東京を中国革命で歩く帝都東京を中国革命で歩く
譚 璐美

白水社 2016-07-26
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最近出していないなと思ったのだが、諸般の事情で現代中国政治からは手を引いたのかもしれん。白水社のホムペに連載されていたものらしいが、元は早稲田の劉傑ゼミでの作業から始まったものの様だ。劉傑は「留学生の早稲田」をちょっと前に出したけど、そこに譚璐美も出てくるから、ゼミには度々呼ばれていたみたい。その派生本か。劉傑の方が早稲田の公式本なのだろうが、廖承志に関しては齟齬が生じているな。公式では廖承志は高等学院に1年在籍しただけで、卒業も大学入学もしていないのだが、この本では早稲田大学に入学したとしている。周恩来の明治大入学説や蒋介石の陸軍士官学校入学説はハッキリと否定しているのに、廖承志の早稲田大入学説は譚の親父との関係上そうなっているのかな。鶴巻町辺りが清国チャイナタウンというのは今の場末感からは想像つかんけど、当時は池袋も新宿も原野みたいなものか。魯迅や秋瑾の和装姿はよく出るものだし、孫文の中山などは今や中国で本名扱いされていて、若い人などは広東省中山市出身だから孫中山だと信じていたりもするのだが、在日中国人が日本名を名乗ったり、和装したりするのは現在よりも遥かに積極的であった様だ。今の西洋人がそうするのと同様、心理的抵抗がなかったのだろう。

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