![]() | 中国が喰いモノにするアフリカを日本が救う 200兆円市場のラストフロンティアで儲ける (講談社+α新書) ムウェテ・ムルアカ 講談社 2015-12-18 売り上げランキング : 62226 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
ケント・ギルバートと同じ方向性にあるのかもしれんが、この人は日本国籍で大学教授なのか。千葉科学大学では医用機器工学ということなので、危機管理学部ではなく薬学部の方か。ただ、肩書は国際政治評論家。結局、アフリカよりも中国話になってしまうのは出版サイドの事情によるものであろうが、最近の「新植民地主義」による反発がアフリカで大きくなっていることはたしかか。ムルアカも中国が総数で膨大なアフリカ人留学生を受け入れ、最近では広州の大きなアフリカ人社会が生じていることも分かっているのだろう。逆に日本留学組は少なく、ゾマホンみたいな中国留学からのシフトもいるので、日本が対アフリカ関係において、中国に差を付けられていることを訴えたいのだろう。ただ、東南アジアなどと違って、アフリカが日本と中国の分類ができているのかどうかということはある。違いは分かってお、日本を中国とのバランスに活用するといった発想があるのかどうか。

Trackbacks.
-
*中国が喰いモノにするアフリカを日本が救う* のトラックバックURLはこちら
- http://neto.blog10.fc2.com/tb.php/14491-1ddcc613