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2016年05月24日Tue [03:58] 台湾  

植民地を読む

植民地を読む: 「贋」日本人たちの肖像 (サピエンティア)植民地を読む: 「贋」日本人たちの肖像 (サピエンティア)
星名 宏修

法政大学出版局 2016-04-01
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台湾文学プロパーによる既出論集。内地人と本島人という二大アクターとは別の周縁文学論。とはいえ、周縁に位置付けされる沖縄人や高砂族自身による文学は少なく、その書き手はやはり内地人か本島人である。中華民国人もまた周縁であったろうが、福州や厦門で「日本人」として登録された者の大多数は台湾人でも日本人でもない中華民国人であったらしい。それも日本んび台湾領有に際してのドサクサに紛れて台湾積を申請し、日本人として治外法権を享受していたとのこと。日本は国籍選択の余地を与えたものの、大陸に移った者は少数に留まっていた。「君が代少年」に関しては新書が前にあったが、知られざる話でもなんでもなくて、当時から神話化されていたのか。両親は国語(日本語)が話せないのに、子どもの最期の言葉は日本で語で、「君が代」を歌いながら死んだというのは悲し過ぎる。

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