2016年05月04日Wed [04:15] 中東/アラブ  

日本、遥かなり

日本、遥かなり エルトゥールルの「奇跡」と邦人救出の「迷走」日本、遥かなり エルトゥールルの「奇跡」と邦人救出の「迷走」
門田 隆将

PHP研究所 2015-11-20
売り上げランキング : 19162

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


エルトゥールル本かと思ったら、イライラ戦争、湾岸戦争、イエメン内戦、リビア政権崩壊と4本立てだった。念頭にあるのはエルトゥールルではなく、安保法制、自衛隊派遣邦人保護の方か。エルトゥールルの恩返しがトルコ航空(現在はターキッシュエアラインと呼んでくれとしているみたいだが)救援機であるというのは強引なこじつけな気もするが、機長の名を冠した公園が下関に出来て、夫人がその神話を認めているならそれで良いか。別の本では日本人救援に戦時下のテヘランに向かうクルーをトルコ航空で募集したところ、志願者が殺到して収拾がつかなくなったなんてことも書かれていたのだが、上部から指名された乗組員は誰も拒否しなかったというのが本当らしい。やはり経験豊かな空軍出身者とかでないと危険な訳だが、クルーは屈強な男ばかりという訳でもなく、ちゃんとスチュワーデスも搭乗していて、当時妊娠していたが、それを言うと外されると思い黙っていたという人も。その時、お腹にいた娘と共にかつての乗客と再会する場面は感動的であるが、エルトゥールル映画でも使われたのだろうか。

Re Comments.

Comment Form.

  管理者にだけ表示を許可する