2016年04月30日Sat [03:23] 中国  

近代中国の総商会制度

近代中国の総商会制度: 繋がる華人の世界近代中国の総商会制度: 繋がる華人の世界
陳 來幸

京都大学学術出版会 2016-03-09
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博論もの。台湾系華商の家系で陳舜臣の姪に当たる人らしい。同じ神戸生まれ。大阪外大に進んだのもその影響かどうか分からんが、英語科とのこと。80年代に博士後期に進んでいた様だが、家庭の事情などもあって、博論は遅れたのか。中国の総商会研究は日本が先鞭をつけたとのことだが、戦前の研究蓄積がまだ残っていた頃か。日本にとっては真っ先に協力団体に仕立て上げなくてはならない存在であったろうから、その研究は実践を伴って抜かりないものではあったろう。戦後はアメリカにそのフィールドが移る訳だが、大陸では研究の環境になかったろうし、台湾では政治的柵もあったと思う。日本でもわりと最近まで中華総商会は分裂していたとはずだが、純粋な台湾企業は逆に「台商」として独立傾向にあるか。更には新華僑も別口であろうから、総商会もその存在意義が問われる段階にあるのだろうが、経済的功利を追及する組織である以上、大陸がコントロールしやすいことは確かだろう。

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