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2015年12月15日Tue [01:21] ドイツ  

丸亀ドイツ兵捕虜収容所物語

丸亀ドイツ兵捕虜収容所物語丸亀ドイツ兵捕虜収容所物語
高橋 輝和

えにし書房 2014-11-05
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えにし書房の最初の刊行物とあるが、内藤陽介氏の「朝鮮戦争」の方が先の様な。ドイツ兵やロシア兵な第二次大戦以前の捕虜収容所に関しては第二次大戦末期の捕虜との対比もあってか肯定的に描かれることが多いのだが、この本はその証左が日本側記録ではなく、主にドイツ側の史料に依拠しているところがミソ。著者はドイツ・ゲルマン語文化論の人だそうで、ドイツ人捕虜が本国に当てた手紙をメインに紹介している。待遇は良好だとしても、捕虜であるからして、当然、生活は制限されるわけで、そうした不満も随所に見られる。ドイツ人捕虜が丸亀の収容所で中国語を勉強していたというのは初耳だが、他にも英語やロシア語のコースがあったという。日本人や中国人の講師がいたとは考えにくいので、おそらくは青島辺りにいたドイツ人捕虜が講師役を務めたのだろう。

Re Comments.

 書誌情報としては、えにし書房の最初の書籍は、2014年8月刊行の拙著『朝鮮戦争』と広中一成さんの『語り継ぐ戦争』、ついで、10月刊行が2点あり、11月刊行の『丸亀ドイツ兵捕虜収容所物語』は第3弾となります。ご参考までに。
2015/12/15(Tue) 10:55:14 | URL | 内藤陽介さん #-[ Edit.]
>  書誌情報としては、えにし書房の最初の書籍は、2014年8月刊行の拙著『朝鮮戦争』と広中一成さんの『語り継ぐ戦争』、ついで、10月刊行が2点あり、11月刊行の『丸亀ドイツ兵捕虜収容所物語』は第3弾となります。ご参考までに。

発行月ではそうですよね。あとがきで著者が最初の刊行物の一点としているのは初年度とか広義の意味かもしれません。
2015/12/15(Tue) 23:49:42 | URL | netoさん #-[ Edit.]
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