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2015年11月04日Wed [00:07] アルジェリア  

アルジェリア人質事件の深層

アルジェリア人質事件の深層: 暴力の連鎖に抗する「否テロ」の思想のためにアルジェリア人質事件の深層: 暴力の連鎖に抗する「否テロ」の思想のために
桃井 治郎

新評論 2015-10-09
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著者はアルジェリアの現調だった人らしい。早い時期に草稿は出来ていたらしいが、出版が決まったのはやはり一連の「イスラム国本」商戦が始まったからか。安倍が声を荒げてセラル首相に強攻策を採らず、米英の支援を受ける様に迫ったというのはキャメロンからそう言われたからの様だが、英国が頼んでも聞かないものを日本が言ってどうなるものではない。その後にアルジェリアで大きなテロが起きていないということをどうとらえるかは議論があるところだろうが、仮に米英の特殊部隊が投入されたとしても犠牲者は必ず出ただろうし、外国の部隊を入れたということでテロリスト側だけではなく、アルジェリアの国民の側の政府に対する信用は決定的に悪くなるだろう。例えどんな理由があっても暴力に走ることは許されないという原則は普遍ではなく、テロリストを国家が英雄化している国もある訳だから、現状では権力に抗する暴力は手段として許容されているということは言えるのだろう。

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