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2015年05月26日Tue [10:00] 中南米  

アンデスの文化遺産を活かす

アンデスの文化遺産を活かす: 考古学者と盗掘者の対話 (フィールドワーク選書 6)アンデスの文化遺産を活かす: 考古学者と盗掘者の対話 (フィールドワーク選書 6)
関 雄二

臨川書店 2014-03-04
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またもフィールドワーク選書。アンデスは考古学界にとっては秘境ではなく、メッカであるのだが、著者は泉靖一の流れを汲む東大文化人類学教室の人。副題は「考古学者と盗掘者の対話」だが、泉靖一の半世紀以上前の岩波新書でも同じテーマがあった。状況は大して変わっていないということなのだろうが、収録されているワッケーロの歌は泉本にもあった様な。興味深いのはエクアドルとペルーの対比で、エクアドルの方がインカ・アイデンティティが強く、ペルーのそれはむしろキリスト教の方だという。これは国策的なものも国情もあるが、エクアドルとペルーが国境線をめぐって対立状況にあることも関係しているのではないかという指摘。

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