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2014年10月23日Thu [23:17] 北朝鮮  

「秘話」で綴る私と朝鮮

「秘話」で綴る私と朝鮮「秘話」で綴る私と朝鮮
佐藤 勝巳

晩聲社 2014-04-25
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遺作ということになるが、書かれたのはいつ頃なのだろう。その死期を悟って書いたのか、それまで書き貯められていたものなのか分からないが、中身の真偽はともか、ものの見方の軌道修正を迫られる様でもある。特に著者が実際に関りあいを持った寺尾五郎、金嬉老の素顔はどれだけ現在の人間が語る日朝、日韓関係の言説がナイーブであるかを気付かせてくれよう。寺尾五郎に騙された朝鮮人などほとんどおらず、北朝鮮の実情は朝鮮人は皆知っていたことというのは寺尾の名誉回復にはならんだろうが、ある程度頷ける話である。看守(後に自殺)を脅してドスを拘置所に持ち込ませた金嬉老もそうだが、日立就職差別事件で原告となった在日青年が民団、総連双方の在日社会から総バッシングを受けていたというのもひとりナイーブなのは日本人支援者だけということを思わせる、その系譜は帰国事業から現在の従軍慰安婦問題まで連綿と続いているのだが、横田滋氏への疑惑まで追及しているのはどうなのだろう。北の工作員であるレインボーブリッジの小坂浩彰に篭絡されたとしているのだが。

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