FC2ブログ
2014年09月22日Mon [08:51] 東アジア  

新興アジア経済論

新興アジア経済論――キャッチアップを超えて (シリーズ 現代経済の展望)新興アジア経済論――キャッチアップを超えて (シリーズ 現代経済の展望)
末廣 昭

岩波書店 2014-07-30
売り上げランキング : 24317

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


著者はタイ経済の専門家だが、アジアの新興国全体についての論考。新興国とはIMFが新興経済の名で分類しているもので、アジアでは中国、タイ、マレーシア、インドネシア、フィリピン、インド、パキスタンが指定されているという。ベトナムは違うのか。副題にあるキャッチアップの概念はこの著者が提唱したものだそうで、その著書が出たの2000年。その続編としての位置づけらしい。最近ではキャッチダウンという派生語も出てきたが、先進国の技術的優位は急速に縮小しており、モジュール化により付加価値という概念も消えつつある。とはいえ、新興アジアが中所得国の罠に陥り、高所得国へ脱皮できないのはやはり技術の蓄積といったものの壁があるからなのだろう。

Re Comments.

Comment Form.

  管理者にだけ表示を許可する