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2013年09月25日Wed [02:54] ブラジル | 本・雑誌 |読書メモ  

共生の大地アリアンサ

共生の大地アリアンサ―ブラジルに協同の夢を求めた日本人共生の大地アリアンサ―ブラジルに協同の夢を求めた日本人
木村 快

同時代社 2013-08
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著者は演劇畑の人らしいのだが、ブラジルの日系コロニアでの公演をきっかけに、アリアンサ史研究会というのを立ち上げたらしい。アリアンサ=弓場農場では無いのだが、文化の繋がりも日本との繋がりもユバが代表しているので、バストス、トメアスと並んで、アリアンサは知られているコロニアの一つであろう。アリアンサはそのネーミングやユバのイメージから宗教とか共産コミューンにも見られるのだが、元々は力行会が開拓した土地で、新渡戸稲造の一族や新宿中村屋の相馬家四男も入植したらしい。そこからして文化的匂いがするものだが、この2人は23歳と21歳という若さで亡くなっていて、お坊ちゃま育ちには過酷な環境だったのかもしれない。弓場勇という人も坊ちゃん育ちではあったのだが、質実剛健で知られた通りのカリスマ性があったのだろう。現在の形が形成されたのは新しき村とか原始共産制の影響ではなく、ラトビア人移住地を視察してモデルとしたのだという。第三者がユバに宗教的なものを感じるのはそうした関係かもしれない。

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