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2013年08月31日Sat [03:53] ロシア | 本・雑誌 |読書メモ  

北海道を守った占守島の戦い

北海道を守った占守島の戦い (祥伝社新書332)北海道を守った占守島の戦い (祥伝社新書332)
上原 卓

祥伝社 2013-08-02
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のっけから著者が自由主義史観研究会に所属しているとカミングアウトしているので、ひいてしまう人もいるかもしれんが、実際に「自由主義史観」をベースに話は進む。というのも証言者として物語を司っている長島大尉という人は92歳の現在も健在で、自由主義史観研究会の人から紹介を受けたらしい。何でも当時はソ連軍が攻めて来るとは思わず、守備隊は米国の侵攻に備えていたそうで、末端兵士の中には最後まで米軍と戦っていると思っていた者もいたらしい。この辺はアリューシャン列島からも近い訳だし、米軍機も度々飛来していたらしいが、そうなるとソ連軍の侵攻は米軍によって黙認されたものという可能性が高かろう。実際は火事場泥棒であるのだが、死んだ日本兵からごっそり遺品を持ち去るという習慣はソ連兵も米兵も変わらんか。米兵が記念品としてだったのに対し、ソ連兵は腕時計など実利的な略奪を行ったという点は違うが。

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