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2013年08月29日Thu [00:28] インド | 本・雑誌 |読書メモ  

ゲリラと森を行く

ゲリラと森を行くゲリラと森を行く
アルンダティ・ロイ 粟飯原 文子

以文社 2013-05-23
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アルンダティ・ロイという人は書斎派の人なのかと思っていたのだが、こんな本も出していたのか。日本で翻訳されているのが、反グロ評論集だけなので、在外インド人の左派評論家というイメージだったのだが、インドではノンフィクションを書く一方、運動家としての顔もあるらしい。インドではまだまだ「知識人」が社会の暗部に目を瞑ってはいけないという共通認識があるのかどうか分からないが、世界的に知られた作家がマオイストに従軍してしまうのも時代の針を戻せば、それほど奇異な事でもないか。かつて日共に数多くの分派があり、毛沢東主義派もあったし、今もあるのかもしれんが、その中には農村に根拠地を作って革命を起こすとか本気で動いていた過激派もあった。つまりインドではその時の日本の状況がそのまま存在しているのということなのだが、これが時空的問題ではないのがインド農村の現実である。

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