![]() | カンボジア旅行記 (別世界との出会い 4) (2007/11) ブイユヴォー 商品詳細を見る |
大昔の旅行本を掘り起こす連合出版の「別世界との出会い」第4弾。一応、全巻読むつもりなのだが、最終的に何冊ですんだろう。まだ二冊目なのに、時代の壁か、結構食傷気味になってきた。ブイユヴォー他となっているのは、この旅行記がオムニバス形式になっているからで、代表で名前が出ているブイユヴォーという人は現地の人ではなくフランスの宣教師らしい。なんでもアンコールの「発見」者ムオより前にカンボジアに滞在した人らしいのだが、この旅行記が出版されたのはムオより後だったのこと。パリの「アンコール」ブームによって陽の目をみたのかもしれない。他はイギリスの商人などの旅行記など。訳者は連合さんからカンボジア古代史の本などを出している人なのだが、英仏両原語をまとめて訳したのか。クメール語もできるみたいだし、カッチョエーなあ。で、この時代だから、白人の宣教師や商人の現地を見る目はそれなりのもんなんで、野蛮な未開人で結構なのだけど、カンボジア王国史などを研究している訳者には興味が尽きない記録であった様だ。なんでもカンボジアに入れない時代だったので、これをネタに修論にしたらしい。結局、この時代の記録を後にカンボジア国内から収集することはできたのだろうか。




