世界読書旅
ここ数年に読んだ海外関連本の感想など
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■ アメリカの原点、ボストンをゆく 
2008年05月06日 (火) 21:04 * 編集 *
アメリカの原点、ボストンをゆく 日本の明日をこの地に学ぶ (ソフトバンク新書 55)アメリカの原点、ボストンをゆく 日本の明日をこの地に学ぶ (ソフトバンク新書 55)
(2007/11/16)
井上 篤夫

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この著者はモハメッド・アリとかジョージ・ハリソンなどのインタビューをしたことがある作家とのこと。マリリン・モンローの評伝なども書いている様で、 90年から3年間ボストンを拠点にしていたという。とはいっても、『孫正義正伝(完全版)』とか、『孫正義 世界一をめざせ!』なんていう提灯本みたいのが代表作みたいだから、ソフトバンク新書のお鉢が廻ってきたのかもしれない。で、「日本の明日をこの地に学ぶ」なんて副題もついているのだが、自分の知り合い連中を集めてインタビューしただけ本。登場する人たちは、ボストンではプチ有名人の人もいるみたいだが、所謂一般のアメリカ人(と日本人)。まあお約束だけど、全員がリベラルの民主党支持。韓国系女性がヒラリーに1票入れた以外は、皆オバマ支持。しかし、著者にアフリカ系の知人は少なかったらしく、ユダヤ系、イタリア系、日系のボストン市民がブッシュ政権を非難していたりする。たしかにボストンはリベラルの牙城なのかもしらんが、やっぱ類は友を呼ぶというヤツなんだろうか。で、肝心の「日本の明日」なんだけど、在ボストン日本人の話と、白人のダイスケ話と、麻生花児という芸術家のスタジオに集う人たちのお話などはあるのだが、著者が何処に「真のアメリカ」も「日本の明日」を見たのかはよく分からん。ココロを開いてコミュニケーションしようということなのか。つまんねえな。
# * 米国 * Comment (0) * Trackback (0) *
■ あの戦争から遠く離れて 
2008年05月06日 (火) 14:03 * 編集 *
あの戦争から遠く離れて―私につながる歴史をたどる旅あの戦争から遠く離れて―私につながる歴史をたどる旅
(2007/08/21)
城戸 久枝

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これはだいぶ話題になった本で、あちこちで絶賛されいたのだが、前半はは予想通りで、後半は予想とは違ったものだった。結論を先に言えば、「自分語り」の部分の方が、「父の半生」の部分より面白い。本人も認めている通り、この人はかなり特殊なケースである。父娘合わせて450ページ分の人生を送れる人はそういないから特殊なのではなく、「中国残留孤児」の人生として特殊なのである。「生粋」の中国残留孤児から見れば、この著者は「ただの日本人」であって、著者が留学せず、「中国語」という武器を身につけていなければ、「あの訴訟」に「身内」としてコミットすることは不可能であったろう。大久保さんも気を使っていたそうだが、「二世組」からも疎外感を味わっており、「あの訴訟」との距離感が、「あの戦争」との距離を痛感させられるきっかけになったのではなかろうか。それにしても、中国の授業現場での体験はナマナマしい。この種の話は最近多く聞かれるのだが、「日本小姐」までその餌食になっているとは、中国も「進歩」したのか「後退」したのか。鑑みれば最近のチベット問題にしても、中国人はその実態を知らず、政府に情報をコントロールされているから、チベット人に対して差別的になるという論調がある。それは、中国人が日本人に対する色眼鏡とよく似ているものではないかという気がする。仮に中国人に「正しい歴史」を教えたところで、彼らを変えることは不可能であろう。そこに横たわるのは万里の長城級の「歴史認識」の壁である。ならば、徹底抗戦すべきか、或いは嵐が過ぎ去るのを耐え忍ぶかという問いは、「中国」という怪物に対峙する者には通過儀礼よろしく、選択を迫られるものであろう。著者がその答えを出さなかったのは、庶民の物語である「歴史」の重みが、作り物の軽い「歴史認識」など吹き飛ばすことに気がついたからではなかろうか。膨大な人骨で支えられた「万里の長城」も崩されたが、修復されることにより、観光資源となっている。「歴史認識」なんてものはそんなものなのであろう。とはいえ、この物語も、所々に香港映画の『客途秋恨』と重なるシチュエーションが多いのだが、「歴史認識」を超えた親子の物語もまた定式化されてしまうものなのだろうか。
# * 中国 * Comment (0) * Trackback (0) *
■ 軍隊をすてた国
2008年05月06日 (火) 14:02 * 編集 *
映画
ぐんたい

監督 山本洋子 2002

早乙女勝元、早乙女愛親子の政策か。まあ思いっきり傾向映画なんだけど、あのウザイ踊りは何とかしてくれ。
# * コスタリカ * Comment (0) * Trackback (0) *
■ 世界の首都移転
2008年05月06日 (火) 13:56 * 編集 *
しゅと
>世界の首都移転―遷都で読み解く国家戦略
(2008/03)
山口 広文

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社会評論社はこんな党派性のない本も出すのか。
マニア本的なところもあるが、国会図書館の人らしい。
しかし、パラオの首都の人口は400人って。

# * 雑多 * Comment (0) * Trackback (0) *
■ オレもサッカー「海外組」になるんだ!!! 
2008年05月06日 (火) 00:18 * 編集 *
オレもサッカー「海外組」になるんだ!!!オレもサッカー「海外組」になるんだ!!!
(2007/03)
吉崎 エイジーニョ

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ドイツW杯前の企画モノとして『Number』に連載されていたヤツらしい。ドイツ10部リーグのレベルというものがどんなものなのかは分からんが、東京都リーグ4部よりは上なのだろう。このレベルであれば、ガイジンがぽっと入って、ぽっと試合に出ることは日本でも可能なのかもしれない。クラブ・チームが 2軍、3軍と複数チームで、選手も複数リーグに参加可能というシステムが日本でとられているのかどうかは知らないが、思いつくのはジェフ・アマチュアくらいしかない。都道府県レベルでは2軍、3軍が賄えるほど、選手を抱えているところは少ないだろう。その能力、時間の都合に合わせてリーグ戦出場が可能という点では良いものかとは思うが、それもクラブのお家事情がなせる業なのではなかろうか。なぜか会費等の話は説明ないので、クラブハウスその他の費用がどこから出ているのかは分からないのだが、日本の様に純粋に手弁当という訳でもないのだろう。一方、著者自身のお金の問題は多く語られ様に、これはあくまでも個人の挑戦物語だから、そういった話をするのも下世話なことなのかもしれない。その意味で開幕したワールドカップやブンデスの観戦話が皆無なのは当然で、「セルフ・インタビュー」を始め、10部の試合ダイジェストなどが熱く語られるのも仕方はないのだが、正直、落ち着き先が決まるまで右往左往するシークエンスの方が面白かった。ドイツで試合に出るためには自己主張が大切というのも陳腐な感じがするが、実際のところ、日本でも、こうした自己実現に向けて熱くなっている状態の人は、自己主張がそれを支えているのではなかろうか。表に出すか、内に秘めるかという違いはあると思うが。
# * ドイツ * Comment (0) * Trackback (0) *
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