![]() | 漢字を楽しむ (講談社現代新書 1928) (講談社現代新書 1928) (2008/02/21) 阿辻 哲次 商品詳細を見る |
「漢字」新書の帝王阿辻センセイ、また出したか。講談社現代新書だけで、もう3冊目だそうだが、よくネタが続くなと思うのだが、漢字の総数も5万とも10 万とも言われているので、ネタ切れすることはそうないか、というより、この本では「漢字を作って楽しむ」ことを推奨したりしているので、もはやネタは無限大。しかし、先生の自信作である「車偏」に「女」で「女性専用車両」。これ、何のひねりもなくて、スゲーつまらないんですけど。「車」に「女」だと、野郎だったら、もっと別のことを考えると思うのだが、さすがに業界の権威が新書でそんなものを披露する訳ないか。著者が大学で教えているのは、実は「現代中国語」ということは、前著で知ったのだが、この本では、実家が活版印刷屋であったことを明かしている。その為、幼い頃から「漢字少年」になったそうだが、活版印刷業って、現在でも成り立っている業種なのだろうか。名刺屋とかに衣替えしたのかもしれんが、著者も、これだけ新書出していたら、実家の一つや二つ、十分養っていけるのだろう。「漢字テスト」の書き順とかハネルの基準に、かなり立腹している様だが、あれって当用漢字制定以来の問題なのかな。戦前の小学校の授業風景なんかみると、みんなで、一斉に手を動かして、書き順の勉強していたりするけど、ああいいうのをやった記憶は私にはない。ドリルに書き順の番号が振ってあった様な覚えはあるのだが。湯たんぽの語源がダッチ・ワイフと同じとうのは前にも読んだけど、私はてっきり、「湯」かと思ってた。「湯」がもっぱら「スープ」の意になったのは結構最近なんだな。ところで、ダッチは「女偏」に「身」でどうだろうか。





