![]() | カンボジアの赤いブランコ (樹立社ライブラリー・ヒューマンドキュメント) (2007/05) 古舘 謙二 商品詳細を見る |
「カンボジアの赤いブランコ」といっても、クメール・ルージュの話ではなく、キンパチ先生の話だった。金八の脚本家の人が、カンボジアでなんかのNGOをやっていることは、よく報道されているので知っていたが、これは、そこに集うボランティアの人たちの宣伝本みたいなやつ。ということで、「瞳が輝いている」カンボジアの子どもたちではなく、「生き生きとした」日本人ボランティアがカメラに収まっている。この写真は団体側が提供したらしくオールカラーなのだけど、一応、本なんだから日付くらいフォトショップででも消したらいのにとは思った。ただ、カンボジアの貧困とか戦争の話はほとんどなく、あくまでボランティアが主役というのは、何か新しいものも感じる。ボランティア同士で知り合って結婚しましたなんて話もあるし、「カンボジアの悲惨な現実を伝えたい」といったタテマエではなく、ボランティアの「自分探し」をテーマにしたのは、本質的には正しいものなのかもしれない。どうでもいいけど、放送当時、にわか金八きどりの「先公」が続出して、このドラマには迷惑したものだ。「謝恩会」とかで「贈る言葉」を歌わせたのは、「君が代」より抵抗あったよ。団塊教師もそろそろ定年かな。




