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2018年12月16日Sun [04:29] フランス  

フランスの人びと



吉備人出版の本はたまに出物があるのだが、基本自費なのかな。岡山大名誉教授というと、地元では名士だと思うが、だからと言って、商業ベースで出せるはずもないか。大学人として今日のポリコレではどうかと思うような記述もあったのだが、1980年頃に書かれたものなのか。詳細は分からんが、たぶん在外研究か何かでフランスに行った時の話なのだが、ずっと卓球をやってた人みたいで、その特技を生かして、クラブに入り、フランスでも疎外感を味わらないで済んだとのこと。当時は日本が卓球王国の時代であったから、日本から来たというだけでオオッーという感じであったそうだが、文革が終わったばかりの中国からはまだ人は来ていなかった様だ。

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「神話」と銘打っているので、てっきりその通説を打ち壊すものかのと思ったのだが、神話通りのものだった。著者は57歳。パリ在住を経て現在チューリッヒ在住、生物学的意味ではなく、精神的に半分フランス女とのこと。ならば、自分の体験談でも語ればよいのに、諸般の事情があるので、神話を踏襲。この神話のキモは日本の男は女が若いうちはちやほやするが、年取ったらゲテモノ扱いという点にあるので、男性に年増の魅力を説くということではなく、女性にフランス男の寛容さと日本男の偏狭さを意識させるというところにある。かといって、日本で「フランス女」の様に振る舞ったところで、もてるということはないので、結局、年取ってもてたかったら外国へ行きなさいということか。

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2018年11月05日Mon [12:29] フランス  

フランス手仕事、名品の物語



大修館書店はこんな本も出しているのか。ドイツやイタリアに比べてフランスにあまり職人のイメージが無いのはデザインのイメージが強いからなのかもしれんが、世界的ブランドもそれを作る職人がいないと成立はしない。もっとも、フランスのブランドを作っている職人がフランス人とは限らないし、下支えしていたのはイタリア人であったという話は聞いたことがある。とはいえ、マリー・アントワネットの時代にもイタリア人が中心だったとは思えないので、フランス伝統の職人技は現代の手仕事にも受け継がれていると言えるのだろう。

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2018年11月03日Sat [11:20] フランス  

ブルターニュ残照



サンデンのフランス法人駐在だった人らしい。幻メディコンのたぶん自費ものであるが、退職後はコンサル屋みたいなので、名刺的なものではあろう。2007年から2011にブログに書き溜めていたものらしい。松井大輔や稲本、伊藤翔などがいた時代。海外でナショナリズム・デビューは王道であるが、そのパターンは滞在国の自然な形のナショナリズムに喚起されてというのが多いかと思う。「軍国主義的歌詞」と批判され、日本を愛して何が悪いのかと言ったというミュージシャンも帰国子女だそうだが、自然に湧き上がる感情までイデオロギーで否定されてしまっては、当然反発も生まれるか。

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2018年10月26日Fri [01:58] フランス  

エムバペ



市場価値では今や世界トップかもしれんが、まだ19歳とあってはイブラヒモビッチやエジルみたいにキャラ立ちさせた「自伝」という訳にはいかず、普通の選手本。「郊外」の出ということなのだが、家庭も崩壊していなければ、貧困家庭という訳でもない(ということになっている)。実際、「郊外」でもアフリカ系でも大多数は普通に仕事して、普通に学校に行ってという暮らしをしているのだから、サッカー・スターもそうした多数の中から出てくるのが道理である。フランスが地元で優勝したときには生まれていなかったとのことだが、子供のときにはジダンのヘアスタイルを真似て、後にそれが単なるハゲだったということを知ったという話だけは面白かった。

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2018年10月19日Fri [13:19] フランス  

フランス外人部隊



外人部隊記はミリオタ、情熱派などが多かった印象があるのだが、戦争には興味なしというのは初見である。自衛隊は災害支援活動がきっかけで、この人手不足の中、入隊希望者が増えているらしいが、著者もそのクチだったらしい。しかし自衛隊の試験に何回か落とされたらしく、フランス外人部隊に入隊したのだという。学力が原因で、自衛隊に落ちるというのはかつてならヤバイ話であったのだが、今は倍率が上がっているのか。思想調査や身辺調査については分からんが、その辺は昔より厳しくなっているのかも。その点、フランス外人部隊は判断仕様がないから、最低限(パスポート保持)と面接だけで入隊はできる。19年在隊で恩給、たしかそれ以外でも除隊後のフランス在住が認められるから、就職先として選択肢となる国も多いのだが、日本人で、そう考える人がいよいよ出てきたのかという感じである。

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2018年10月18日Thu [16:55] フランス  

フランス舞踏日記1977-2017



舞踏の人らしい。ヨーロッパ特にフランスでは山海塾などの日本舞踏が一部カルト的人気があると聞くが、その系統の人なのだろうか。ただし、ジャポニズム的なものをウリにしたことはないとのことで、一度、キモノを着て踊ったところ、オリエンタリズム風の評価を受けてしまったことに後悔しているとのこと。東大卒もウリにしたくはない様だが、別に触れていない訳ではない。70年代からフランスでずっと活動し続けて来られたのはフランス政府の文化政策のおかげであるというのはその通りではあろう。ただし、フランス自体の話はあまりなく、大部分は舞踏の理論的な話である。それがフランス的であるのかもしれんが。

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2018年10月15日Mon [14:05] フランス  

アジール・フロッタンの奇蹟



船が建築部として評価されることはあまりないのだろうが、ル・コルビュジエの設計だからということなのだろうが、実際は改修の設計者である。難民収容船としての歴史的意義よりもル・コルビュジエの設計という意味合いの方が再生プロジェクトでは強いのかもしれんが、ヨーロッパ人が難民であった歴史は北米に集約されてしまっているところもあるので、難民移民が最大のイシューでもある今日のヨーロッパでは建築物的評価を前面に出す必要があったのかもしれん。

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2018年10月07日Sun [06:25] フランス  

アントワーヌ・グリエーズマン自伝

フランスが生んだ“小さな王子
アントワーヌ・グリエーズマン アルノー・ラムセー 結城麻里
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自伝ではあるが「書いた人」がゴーストではなく、最初から登場して、グリエーズマンにインタビューしてまとめたよとまえがきしている。松本伊代は自分が書いた本をまだ読んでいないと言った事を思い出したが、自伝の意味は自分で書くという事ではないから、間接的にでも自分が伝えたものであれば良いか。イニエスタとかイブラヒモビッチの自伝も同じ版元から出ているのだが、イブラヒモビッチ自伝ほどキャラ立ちしている訳ではないので、善玉キャラなのだろう。ずっとアルザス・ドイツ系だと思っていたのだが、父方の先祖はたぶんその辺かオーストリアというくらいしか分からないみたいで、母方のポルトガルがサッカー家系であったので、詳しく書いてある。嫁はバスク人らしい。アトレティコの前はソシエダに14歳からいたのだが、スペイン語ネイティブ同然になっても、バスク語は話せないとのこと。

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2018年09月12日Wed [04:50] フランス  

フランス人と気の長い夜ごはん

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酒巻 洋子

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産編センター。何か前に読んだ様な気がしたなと思ったら、朝ごはんの方が先に出ていたのか。イギリス、ドイツは朝、イタリア、スペインは昼、フランスは夜がメインといった感もあるのだが、実際はフランスも夜は質素らしい。それでも夜は火を使った料理はしないというドイツほど質素ではなさそうだが、コース仕立てを毎日食う訳ではない。夕食に招待というのが多いのは気合メシを作って食う機会を作るという意味合いもあるのだろう。

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2018年09月11日Tue [05:23] フランス  

女2人旅プロヴァンス

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みらいパブリッシングというのも初見だが、星雲社コード。女2人旅シリーズというのか。自費屋の様だが、これがシリーズ第一弾で、第二弾が出たのかどうか。統計的には分からんが、女二人旅は旅行形態としては多い部類ではなかろうか。男二人だと、ちょっとアレな感じもするが、女二人はごく自然っぽい。配偶者や彼氏の有無にも関わらないだろう。それでプロヴァンスなのだから、需要はありそうだが、自費だと、30万円回収できる術は無いか。

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2018年08月11日Sat [08:47] フランス  

立ち上がる夜

立ち上がる夜 <フランス左翼>探検記立ち上がる夜 <フランス左翼>探検記
村上 良太

社会評論社 2018-07-13
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ハマザキ氏がいなくなって、社会評論社もタダのサヨク出版社に逆戻りといった感は否めないのだが、日本の左翼のこれからの可能性をフランス左翼の多重性に求める事は建設的ではある。ピエ・ノワールな人たちも出てくるのだが、やはり極右的な世界から解放されたいという願望から左翼の世界に入ったというパターンがある様だ。右翼左翼はフランス発祥であるし、今の共和国は言わば革命政権が続いている様なものだから、フランスが基本左派な国であることはたしかであろう。国民戦線が脅威とされているのは左派基本の国体を揺るがす存在であるから、FNを抑えるために、消極的選択肢としてよりマシな候補に入れるという投票形態がある様だ。これは自民党政権が反野党に支えられているのと似ているのだが、FNが政権とったら、とんでもないことになるというフランス有権者と、野党が政権とったらとんでもないことになる(事実なった)の日本との奇妙な一致点ではある。

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