FC2ブログ
2020年09月13日Sun [23:51] フランス  

パリ6区デュパン街の郵便局



ミッテランとマルグリット・デュラスはレジスタン仲間であったのか。デュラスが2歳上で、同じ年に亡くなっている。ということで、対談自体は80年代なのだが、大統領時代か。本になったのは2006年らしい。両人とも左翼と言えば左翼なのだが、フランスでは左翼でなければ文化人ではないというのもあるので、特にイデオロギー的な話は無い。デュラスが共産党について話せと言っても、例のEt alors ?ではないが、ミッテランは共産党について話すことなどないですよ、党員だったアンタが話しなさいよといった感じ。カダフィに関しても同じようなやり取りがあったが、デュラスは親カダフィだったという訳はなかろうが、レーガンにシンパシーを感じるとも言っている。さすがにミッテランはレーガンについては何も言わないという訳にはいかず、評価すべき点もある点といったところ。背景がよく分らんかったのだが、デュラスがミッテランにレーガンを批判させようとしたのか。

Comment:0 | Trackback:0 | Edit | Page Top.↑

2020年08月26日Wed [16:59] フランス  

コラボ=対独協力者の粛清 



原著は2018年だそうだから、わりと最近。フランスでも「歴史修正主義」が台頭してきたのか分らんが、さすがに今「親独罪」を作って墓を掘り起こそうという人はいない。フランスに限らず、全世界的でこの問題の象徴となっているのが丸刈りにされた女性なのだが、この辺はフェミ的にはどういう評価なのだろう。慰安婦関連で朴裕河が訴追されるに至ったのも慰安婦と日本兵が同志関係であったのなら、慰安婦は丸刈り対象となってしまうからなのだが、実際、戦後の韓国社会ではそれに近い扱いを慰安婦は受けていた。それを今になって「英雄」にすることが名誉回復なのか私には分らんのだが、学術的な議論を封殺してしまったら、政争や利権の道具に留まるより外ないか・

Comment:0 | Trackback:0 | Edit | Page Top.↑

2020年07月28日Tue [01:52] フランス  

コルシカ語



再版かなと思ったのだが、前に文庫クセジュで出たのは「コルシカ島」か。こちらはコルシカ語プロパーのコルシカ人の著書らしい。当然。原文はフランス語なのだろうけど、純粋言語書なので、特に政治的な立場は取っていない。コルシカ語とイタリア語は単に近いというだけの関係性に留まらず、実はイタリア語は書き言葉の地位にあり、コルシカに大学が無かった時代は多くの学生がイタリアの大学に進んでいたのだという。ピサ大学の学生の4人に1人はコルシカ人という時代もあったそうだが、徐々にフランス語が「公用語」の地位に取って代わり、コルシカ語にもフランス語の語彙が多く入り込む様になったとのこと。コルシカ独立運動の現在地は分らんが、コルシカ語の公用語化はそれ以上にフランス語とイタリア語の壁に阻まれそうである。

Comment:0 | Trackback:0 | Edit | Page Top.↑

2020年03月15日Sun [14:32] フランス  

美食の古都散歩フランス・リヨンへ 



イカロスの旅のヒントBOOK。イカロスは私の中では月刊エアラインなんだけど、この事態は売上には関係してくるんかな。むしろ乗れない分、読むという方があるのかもしれん。ネタは1年くらいのストックもあるだろうし、この事態こそが大ネタではあるのだが。旅本も同じだけど、店、宿羅列系は、収束後にどれだけ生き残っているかという読み方もあるか。

Comment:0 | Trackback:0 | Edit | Page Top.↑

2020年02月11日Tue [15:42] フランス  

フランスの一度は訪れたい村



この系統の本が最近多く出ている様な気もするが、フランスもパリ以外はインバウンドに苦労しているのかもしれん。プロバンスよもう一度といったところだが、南もヨーロッパ客はスペインやギリシャにコスパ的に流れるだろうし、何の変哲もない欧州の田舎村などはもの好き、欧州憧憬が未だにあるアジア客くらいしか呼べる筋は無いか。フランス観光開発機構がカバーにロゴ入りで推薦しているが、中国人はまだパリとか主要観光地以外は行かないんかな。

Comment:0 | Trackback:0 | Edit | Page Top.↑

2020年01月02日Thu [20:09] フランス  

ドゥ・ゴール 



ド・ゴール本は偉人入りということで、死後何年経っても定番といった感じなのだが、「ドゥ・ゴール」本は初か。原文読み原理主義も人名は微妙なところがあるのだが、共和国大統領というところに故人を代表させればドゥ・ゴールが正しいということになるか。とはいえ、世界的ナショナリズムの高まりによって、ド・ゴールが再評価されてきているという話は聞かんし、アルジェリア問題の蒸し返しなどもあるから、どちらかというと、この人はサゲの方だろう。著者も「ドゥ・ゴール」に心酔しているという訳でもない。研究者ではなく、フランス史を題材にする小説家の人だそうだが、それ以上の理由はなさそう。岩波新書とかも書いていて、研究者風スタイル。淡々として小説仕立てのドラマティックというものではない。

Comment:0 | Trackback:0 | Edit | Page Top.↑

2019年10月25日Fri [11:34] フランス  

開高健のパリ 

開高健のパリ
開高健のパリ
posted with amazlet at 19.10.25
開高 健
集英社
売り上げランキング: 4,381


開高健のパリでの足跡を辿るものかと思ったら、普通に開高健が書いたものだった。もちろんあの世から霊言しちゃう訳ではないので、過去のエッセイなのだが、小説家なので、美術方面の人たちのようなパリへの思い入れがあったということもない。とはいえ、この世代にとってのパリは今のNYなどとは比較にならないくらいの憧憬都市ではある。ユトリロの評伝を出したこともあったそうだ。開高健と言えばベトナムであり、今であれば左翼であるのだが、開高健にそのイメージがほとんどないのは、転向もあるが、後年のプチブル的釣りキチ活動のせいか。開高健の初海外は1960年の新中国訪問であり、ソ連、東欧にも招待されて行っている。そのままパリに行きサルトルとも会見したらしい。フランスではアルジェリア問題ばかりであったことが、ベトナム行きの布石になったのだろうか。

Comment:0 | Trackback:0 | Edit | Page Top.↑

2019年10月17日Thu [01:59] フランス  

もっと速く、もっときれいに

もっと速く、もっときれいに: 脱植民地化とフランス文化の再編成
クリスティン ロス
人文書院
売り上げランキング: 622,623


アメリカ人によるフランスのポスコロものの様だ。サルトルとかが反米帝やってたせいで、フランスは反米というかアメリカ嫌いというのが定説にもなっていたりするが、ゴダールなどアメリカの影響を自認する文化人も多くいて、それは脱植民地化という意味合いもあったのではないかということなのか。フランスの植民地問題と言えばアルジェリア問題を指すというのは一定の世代までは常識であるみたいだが、アルジェリアほどフランスの国内問題に現在まで影を落としている植民地は「その他大勢」にはないということか。アルジェリアが独立するならフランスは同等の独立国としてではなく、更にモダンな国民として対峙しなくてはならないというよく分からん観念があった様で、それがアメリカ文化を許容するフランス文化の再編成なのだという。

Comment:0 | Trackback:0 | Edit | Page Top.↑

2019年09月14日Sat [18:05] フランス  

フランス現代史

フランス現代史 (岩波新書)
小田中 直樹
岩波書店
売り上げランキング: 40,295


新書は10年以上ぶりなのか。昔ブログを見たことがあったが、ツイッター含めて、その手の発信は最近していないみたいだな。現東北大副理事ということらしいが、それが支障となっている訳ではなかろう。何かしら嫌になった理由があるのかもしれん。ということで、岩波新書なのだが、現代史の起点はレジスタンス。近代史は革命だろうし、フランスと運動は一心同体みたいなもの。、その後に5月革命なんかあったりして、左翼と親和性があるのも当然なのだが、日本も名だけ保守対リベラルだけど、実は左右対立という構図からは早く卒業したいものである。フランスは共和国の理念という共通認識があるのだが、日本にはそれに当たるものがないか。戦後平和も政治的理念という訳でもないし、愛国と平和が対立概念みたいになっているから、訳わからん。

Comment:0 | Trackback:0 | Edit | Page Top.↑

2019年09月09日Mon [15:16] フランス  

語るは涙、聞くは笑いのパリ独り暮らし 



爺キャラは作ってる感がしたのだが、それ以前に時代を感じさせる文章だなと思ったら、平成12年の滞在記なのか。昭和46年自治省入省となると、御年70くらいだろうか。それでも今の基準だと爺でもなかろう。自治体国際化協会は姉妹都市関係とか、視察関係の仕事というイメージがあったが、あのJETもここの管轄だったのか。パリ事務所はあまり出番は無いかもしれんが、英語圏日本界隈で利害関係ある団体になっているかもしれんな。そういった仕事話はほとんどなく、地方自治が専門だと触れる程度。スリ話は地方自治体からの視察団はカモられる事が多かったからなのだろうか。

Comment:0 | Trackback:0 | Edit | Page Top.↑

2019年08月13日Tue [01:01] フランス  

旅するパリより住みたいパリ



遅まきながら、ごま書房も新社になっていたのを知った。wikiによるとゴマブックスとは今は全く関係ないとのこと。ホムペ見た感じ、ビジ本とか投資本とか計算できるものだけ出している感じだが、女性エッセイのパリ本もその範疇には入るか。クリニック持ちの医師なので、パリのアパルトマンプチ移住なんて余裕ではあろうが、年寄りにはシニア・ビザというものが出るのか。医療事情的な話は皆無であり、職業は略歴で知ったくらいなのだが、美術、音楽、グルメとツボは押さえている。

Comment:0 | Trackback:0 | Edit | Page Top.↑

2019年07月28日Sun [01:28] フランス  

フランスの公務員制度と官製不安定雇用



博論ではない。薬師院仁志と同じ京大院教育学科出で、やはりフランス関係なのだが、何かしら関係あるのだろうか。こちらは金城学院教授で、仁志は帝塚山教授だけど、奈良と名古屋だと近いと言えるか。とはいえ英語や社会科学や橋下について何か語っている訳ではなく、図書館員について。公人の友社は公務員テキストの版元か。都区内図書館業務はほとんどが業者下請けになっている感じだが、日本の公務員率が最低レベルであるのはよく言われている問題。かつての役所窓口業務のレベルを知る世代ももう段々と減ってきていると思うが、派遣の低賃金によって、高サービスが保たれているのなら、利用者にとっては文句の付けようがない。少人数の公務員で運営されているフランスの図書館に日本のサービスを期待する事は無いが、日本の様に図書館を削減せず、広範囲に多く配置する方が住む地域によっては利便性は高いだろう。私の読書習慣も都区内であるから成り立っている訳だが、生きている内に図書館も蔵書オール電子化に移行するんかな。

Comment:0 | Trackback:0 | Edit | Page Top.↑