2017年10月09日Mon [04:37] イタリア  

ねじ曲げられた「イタリア料理」

ねじ曲げられた「イタリア料理」 (光文社新書)ねじ曲げられた「イタリア料理」 (光文社新書)
ファブリツィオ・グラッセッリ

光文社 2017-09-15
売り上げランキング : 75641

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


イタメシ屋の人かと思ったら、イタリア語学校校長らしい。別に「ピザ・ポリス」を発動しているしている訳でもない。イタリアのピザ屋自体がイタリア人経営がすくなっているそうなので、日本でイタリア人経営、もしくはイタリア人シェフのいる店は全体からみれば少数であろう。前に読んだ本で向こうでは中華料理屋もピザを出して、親子3代で食事できる様になっているということを知ったのだが。サイゼはともかく、ガストとか笑笑でピザを出すのも似たようなものか。ナポリタンの話もあるけど、あれはアメリカがルーツだから、お門違いではあるな。

Comment:0 | Trackback:0 | Edit | Page Top.↑

2017年09月20日Wed [05:28] イタリア  

Study in ITALY

Study in Italy Vol.1 (アルク地球人ムック)Study in Italy Vol.1 (アルク地球人ムック)
トゥモロー

アルク 2017-06-28
売り上げランキング : 261571

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


アルクのムックなのか。駐日大使のメッセージもアリタリアの広告もあるけど、斡旋業者のPR本だな。NZと豪州にフィリピンが出ていて、非英語圏ではイタリアが第一弾らしい。非英語圏留学先トップは中国だろうけど、中国は中国で別の世界か。イタリア留学なぞ9割型女性陣かなと思ったのだが、男性陣も結構取り挙げらている。中田英寿はペルージャで外国人大学に入るという話だったけど、1年でローマに移籍したし、そんな暇はなかったか。男性陣は料理とか靴とか職人系の需要があるか。面白いのはマルタでの英語研修がセットされている点で、マルタは英語留学に関してはヨーロッパのフィリピンみたいな感じなのかな。

Comment:0 | Trackback:0 | Edit | Page Top.↑

2017年09月01日Fri [05:04] イタリア  

イタリア料理のアイデンティティ

イタリア料理のアイデンティティイタリア料理のアイデンティティ
マッシモ・モンタナーリ 正戸あゆみ

河出書房新社 2017-07-25
売り上げランキング : 78293

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


原書は2010年。イタリアの食科学大学教授とのことだが、日本だと栄養大学みたいな感じかな。翻訳も辻調の人らしい。日本のイタ飯はイタリア料理に非ずなのかもしれんが、イタリア自体統一国家の歴史は浅い訳だから、別に料理が全国で均一ということもない。アラブ料理文化に次いでアメリカから食材がもたらされるのだが、トマトの前にトウモロコシがあり、その後にジャガイモがある。パスタはヨーロッパ唯一の麺文化だが、別に中国からもたらされた訳ではない。イタリア人は概して食に保守的で、現地の中華料理屋ではピザも出すところが多いそうだが、何よりもイタリア移民によってイタリア料理が世界に拡張された結果、ピザはアメリカでもブラジルでも国民食と言って良い位置にある。

Comment:0 | Trackback:0 | Edit | Page Top.↑

2017年08月14日Mon [04:26] イタリア  

南イタリアイラストガイドブック

地中海の光に輝く 南イタリア イラストガイドブック 世界遺産の街をめぐる旅地中海の光に輝く 南イタリア イラストガイドブック 世界遺産の街をめぐる旅
青木 タミオ 中橋 恵

メイツ出版 2016-06-30
売り上げランキング : 143358

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


この手のやつは本文も手書きのものが多いのだが、これは手書きはメモ書き程度なので、読めた。ただ、ガイドブックとしてイラストは使えるのかと言ったら、そうではなかろうから、脳内旅行向けなのかな。或いは写真はスマホで幾らでも持ち歩けるし、写真と同じ場所を確かめに行くというのが旅行の目的なら、それはイラストの方が期待を裏切らないのかもしれん。イタリア在住の日本人二人と日本からのイラストレーターの三人著書となっているのだが、そのうち二人は金沢美術工芸大学というところ卒業生らしい。油画科卒が美術ガイドで、日本画科卒がイラスト担当なのだろうか。

Comment:0 | Trackback:0 | Edit | Page Top.↑

2017年07月02日Sun [04:59] イタリア  

イタリア・ファシズムを生きた思想家たち

イタリア・ファシズムを生きた思想家たち――クローチェと批判的継承者イタリア・ファシズムを生きた思想家たち――クローチェと批判的継承者
倉科 岳志

岩波書店 2017-02-23
売り上げランキング : 253138

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


クローチェはファシスト支持から反対派に転じた人。自由主義者であり、共産主義者のグラムシはその批判的継承者になるのか。「抗ファシスト運動」というと今や中国の専売特許みたいになってしまったが、ファシズムはナショナリズムの究極系であり、体系化された理論があった訳ではない。その意味では今の中国共産党が当時のファシスト党の形に一番近い訳だが、反対する思想家がおあり、その思想の継承者が存在したという点は、当時のイタリアの方が自由であったとも言える。

Comment:0 | Trackback:0 | Edit | Page Top.↑

2017年06月30日Fri [05:39] イタリア  

太陽と海とグルメの島 シチリアへ

太陽と海とグルメの島 シチリアへ (旅のヒントBOOK)太陽と海とグルメの島 シチリアへ (旅のヒントBOOK)
小湊 照子

イカロス出版 2017-01-28
売り上げランキング : 22841

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


イカロスの旅のヒントBOOK。シチリアなどは一時、ヤバイ地域というイメージが優勢だったのだが、今は完全に観光地か。そうした黒歴史も一応半ページほどの説明はあるのだが、それ以外はひたすら太陽と海とグルメ。このシリーズは店紹介メインで、読み物はそれほど多くない。その方が実用的であるのはたしかだが。

Comment:0 | Trackback:0 | Edit | Page Top.↑

2017年06月10日Sat [05:34] イタリア  

《伊東マンショの肖像》の謎に迫る

《伊東マンショの肖像》の謎に迫る: 1585年のヴェネツィア《伊東マンショの肖像》の謎に迫る: 1585年のヴェネツィア
小佐野 重利

三元社 2017-04-21
売り上げランキング : 490083

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


2014年に《伊東マンショの肖像》発見という読売のスクープがあったとは知らんかったが、なんとなく東洋人に見えるこの肖像だが、画像検索するとアメリカの大学美術館が所蔵している西洋人の肖像と酷似しているのだという。伊東マンショにX線を当てて見ると、その西洋人が下絵だったことが分かったのだとか。天正遣欧少年使節の絵は何点か存在しているが、東洋人の顔がどれも同じであるというのが一般的な見方で、それは現代でも少なからずの西洋人が思っていることではあろう。もっとも東洋人から見れば西洋人も同じ顔にはなるのだが、絵師としては見慣れない東洋人の顔を描くには苦労したのかもしれん。

Comment:0 | Trackback:0 | Edit | Page Top.↑

2017年04月18日Tue [03:11] イタリア  

奇跡のコーチング

奇跡のコーチング クラウディオ・ラニエリ伝記奇跡のコーチング クラウディオ・ラニエリ伝記
ガブリエル マルコッティ Gabriele Marcotti アルベルト ポルヴェロージ Alberto Polverosi 田島 大

TAC出版 2016-12-22
売り上げランキング : 476924

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


もう解任されたので、奇跡も何もないのだが、ラニエリの伝記にアマゾンのレビューが25件も付いているのはTAC関係だからか。ラニエリはチェルシー時代に「タイムズ」でコラムを書いていたそうなのだが、そのゴーストライターを務めていたのが私だ。と、掟破りのまえがき。ただ、このイタリア人の著者は『タイムス』の海外特派員だったそうなので、その辺は皆が分かっていたことなのか。ラニエリとも長い付き合いで、評伝も本人から了承されているのだろう。ラニエリの現役時代は全く知らんかったのだが、ローマにもいたことがあるが、監督兼選手のはしりとして4部のチームを押し上げたのが始まりなのか。

Comment:0 | Trackback:0 | Edit | Page Top.↑

2017年03月29日Wed [04:53] イタリア  

タブッキをめぐる九つの断章

タブッキをめぐる九つの断章 (境界の文学)タブッキをめぐる九つの断章 (境界の文学)
和田 忠彦

共和国 2016-12-23
売り上げランキング : 372427

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


タブッキの訳者の人らしい。イタリア文学者だそうだが、イタリア語とポルトガル語では訳者が違うのかな。著者にはポルトガル語混じりの手紙を送ったりしたそうだが、単に「サウダーデ」が翻訳不能の言葉(とポルトガル人は信じている)を使いたかっただけかもしれん。タブッキが亡くなったのは69歳で、1日何箱も空けるというヘビースモーカーにしてはそれほど短くも無い人生だったのかもしれんが、ポルトガルはタブッキをポルトガルの作家として扱っているのか。小泉八雲が日本の作家であるというよりは妥当かもしれんが、イタリア語とポルトガル語の関係をみると、何かフランス語だけがあの語群で突然変異の様にも思える。ブラジルのポルトガル語などはブラジルのマジョリティはイタリア人であることを実感させられるのだが。

Comment:0 | Trackback:0 | Edit | Page Top.↑

2017年03月21日Tue [05:58] イタリア  

報じられなかったパナマ文書の内幕

報じられなかった パナマ文書の内幕報じられなかった パナマ文書の内幕
シッラ・アレッチ

双葉社 2017-01-18
売り上げランキング : 20746

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


パナマ文書本でなぜイタリアかというと、日本関係分析を担当しているのが日本に留学経験があるイタリア人女性2人組だから。訳者はクレジットされていないが、著者が話したことを再構成した聞き書きらしい。三木谷やセコムの会長の名が出てくるくらいなのだが、日本人がほとんど出てこないのはおかしいという声が欧米にあるという。別に隠している訳ではなく、本当に名前が無いということで、パナマ文書よりも、日本の調査報道のあり方についての部分の方が多い。イタリアでは記者は国家資格であるということは私もこのブログで何回も書いているのだが、彼女によると、資格が無ければ正社員になれず、1記事1ユーロなんていう場合もあるので、イタリアでは仕事をせず、アメリカにいるらしい。ヤクザとか天皇とかのタブーはまだまだあるという指摘の上、植村擁護やマクニール派だったりもするのだが、報道が置かれている状況はイタリアも似た様なものだという。

Comment:0 | Trackback:0 | Edit | Page Top.↑

2017年03月17日Fri [05:47] イタリア  

トリエステの亡霊

トリエステの亡霊――サーバ、ジョイス、ズヴェーヴォトリエステの亡霊――サーバ、ジョイス、ズヴェーヴォ
ジョーゼフ・ケアリー 鈴木 昭裕

みすず書房 2017-02-11
売り上げランキング : 637176

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


1927年生まれの英文学名誉教授らしいのだが、原著は93年なのか。訳者作成の年表が2006年記になっているのだが、10年くらいお蔵入りしていたのかな。トリエステゆかりの文学者には疎いのだが、イタリアであって、イタリアでなかったところだから、ナショナルな位相とは別のストーリーに彩られているらしい。スラブ系は人口の割合としては多くはないのか。スロベニア側にもイタリア語世界があることは世界街歩きで見た。

Comment:0 | Trackback:0 | Edit | Page Top.↑

2017年02月10日Fri [05:01] イタリア  

明治期のイタリア留学

272889.jpg明治期のイタリア留学: 文化受容と語学習得
石井 元章

吉川弘文館 2017-01-06
売り上げランキング : 171791

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


これも知らんかったが、日本の明治期イタリアに国際学校があり、世界各地から留学生が集められていたのだという。日本も留学生を送っており、緒方洪庵の息子もその中にいたらしい、カトリック教徒以外は特別な許可が必要だったというが、留学生にはその国の言葉で教えるのが基本で、日本人がイタリアで日本語を教授言語にして学んでいたという。今でもそうある話ではないと思うが、明治の時代である。当然イタリア人で日本語ができる者など、日本滞在経験がある数えるほどの人たちであったろうから、初期の日本人留学生を訓練して教師に仕立てたらしい。美術関係が主だったそうだが、中にはイタリア人女性と所帯を持って、死に際にその婚姻を正式化する為にカトリック教徒となった者もいたのだとか。

Comment:0 | Trackback:0 | Edit | Page Top.↑