2017年04月18日Tue [03:11] イタリア  

奇跡のコーチング

奇跡のコーチング クラウディオ・ラニエリ伝記奇跡のコーチング クラウディオ・ラニエリ伝記
ガブリエル マルコッティ Gabriele Marcotti アルベルト ポルヴェロージ Alberto Polverosi 田島 大

TAC出版 2016-12-22
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もう解任されたので、奇跡も何もないのだが、ラニエリの伝記にアマゾンのレビューが25件も付いているのはTAC関係だからか。ラニエリはチェルシー時代に「タイムズ」でコラムを書いていたそうなのだが、そのゴーストライターを務めていたのが私だ。と、掟破りのまえがき。ただ、このイタリア人の著者は『タイムス』の海外特派員だったそうなので、その辺は皆が分かっていたことなのか。ラニエリとも長い付き合いで、評伝も本人から了承されているのだろう。ラニエリの現役時代は全く知らんかったのだが、ローマにもいたことがあるが、監督兼選手のはしりとして4部のチームを押し上げたのが始まりなのか。

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2017年03月29日Wed [04:53] イタリア  

タブッキをめぐる九つの断章

タブッキをめぐる九つの断章 (境界の文学)タブッキをめぐる九つの断章 (境界の文学)
和田 忠彦

共和国 2016-12-23
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タブッキの訳者の人らしい。イタリア文学者だそうだが、イタリア語とポルトガル語では訳者が違うのかな。著者にはポルトガル語混じりの手紙を送ったりしたそうだが、単に「サウダーデ」が翻訳不能の言葉(とポルトガル人は信じている)を使いたかっただけかもしれん。タブッキが亡くなったのは69歳で、1日何箱も空けるというヘビースモーカーにしてはそれほど短くも無い人生だったのかもしれんが、ポルトガルはタブッキをポルトガルの作家として扱っているのか。小泉八雲が日本の作家であるというよりは妥当かもしれんが、イタリア語とポルトガル語の関係をみると、何かフランス語だけがあの語群で突然変異の様にも思える。ブラジルのポルトガル語などはブラジルのマジョリティはイタリア人であることを実感させられるのだが。

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2017年03月21日Tue [05:58] イタリア  

報じられなかったパナマ文書の内幕

報じられなかった パナマ文書の内幕報じられなかった パナマ文書の内幕
シッラ・アレッチ

双葉社 2017-01-18
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パナマ文書本でなぜイタリアかというと、日本関係分析を担当しているのが日本に留学経験があるイタリア人女性2人組だから。訳者はクレジットされていないが、著者が話したことを再構成した聞き書きらしい。三木谷やセコムの会長の名が出てくるくらいなのだが、日本人がほとんど出てこないのはおかしいという声が欧米にあるという。別に隠している訳ではなく、本当に名前が無いということで、パナマ文書よりも、日本の調査報道のあり方についての部分の方が多い。イタリアでは記者は国家資格であるということは私もこのブログで何回も書いているのだが、彼女によると、資格が無ければ正社員になれず、1記事1ユーロなんていう場合もあるので、イタリアでは仕事をせず、アメリカにいるらしい。ヤクザとか天皇とかのタブーはまだまだあるという指摘の上、植村擁護やマクニール派だったりもするのだが、報道が置かれている状況はイタリアも似た様なものだという。

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2017年03月17日Fri [05:47] イタリア  

トリエステの亡霊

トリエステの亡霊――サーバ、ジョイス、ズヴェーヴォトリエステの亡霊――サーバ、ジョイス、ズヴェーヴォ
ジョーゼフ・ケアリー 鈴木 昭裕

みすず書房 2017-02-11
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1927年生まれの英文学名誉教授らしいのだが、原著は93年なのか。訳者作成の年表が2006年記になっているのだが、10年くらいお蔵入りしていたのかな。トリエステゆかりの文学者には疎いのだが、イタリアであって、イタリアでなかったところだから、ナショナルな位相とは別のストーリーに彩られているらしい。スラブ系は人口の割合としては多くはないのか。スロベニア側にもイタリア語世界があることは世界街歩きで見た。

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2017年02月10日Fri [05:01] イタリア  

明治期のイタリア留学

272889.jpg明治期のイタリア留学: 文化受容と語学習得
石井 元章

吉川弘文館 2017-01-06
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これも知らんかったが、日本の明治期イタリアに国際学校があり、世界各地から留学生が集められていたのだという。日本も留学生を送っており、緒方洪庵の息子もその中にいたらしい、カトリック教徒以外は特別な許可が必要だったというが、留学生にはその国の言葉で教えるのが基本で、日本人がイタリアで日本語を教授言語にして学んでいたという。今でもそうある話ではないと思うが、明治の時代である。当然イタリア人で日本語ができる者など、日本滞在経験がある数えるほどの人たちであったろうから、初期の日本人留学生を訓練して教師に仕立てたらしい。美術関係が主だったそうだが、中にはイタリア人女性と所帯を持って、死に際にその婚姻を正式化する為にカトリック教徒となった者もいたのだとか。

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2017年02月05日Sun [05:20] イタリア  

大人の「ローマ散歩」

大人の「ローマ散歩」大人の「ローマ散歩」
内野正樹

大和書房 2016-08-21
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スペイン広場のコインを投げ入れたりするのが「子どものローマ散歩」という訳ではなかろうが、大人は遺跡を愉しめということなのか。ローマとギリシャは西洋人にとって、自身の文化ルーツみたいなものだから、そりゃ観光化されるのだが、最近はやはり中国人で溢れているのかな。古いだけのものにはあまり興味なさそうだが。

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2017年01月21日Sat [05:14] イタリア  

国家が破綻しても人生は楽しい?

国家が破綻しても人生は楽しい?  イタリア流ライフスタイルのすすめ国家が破綻しても人生は楽しい? イタリア流ライフスタイルのすすめ
林 茂

万来舎 2016-09-02
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イタリアの話かと思ったら、途中から著者が高校球児時代の甲子園への道のりの話になって、イタリアに行きつくまでの自分語りになる。それがイタリア流ライフスタイルなのだろうけど、日本人が集団主義で、イタリア人は個人主義というアナクロな前提を設置するには自分個人を語らないといけないということなのかな。国家が破綻するというのはイタリアを指しているのか、日本を指しているのか分らんが、国家は破綻するが、楽しい人生を送っていれば関係ないということなのかな。著者の人生が本当に楽しかったのか、苦しくとも頑張って結果を出したので楽しかったのかは分らんが。

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2017年01月13日Fri [05:58] イタリア  

ガリバルディ

ガリバルディ - イタリア建国の英雄 (中公新書)ガリバルディ - イタリア建国の英雄 (中公新書)
藤澤 房俊

中央公論新社 2016-12-19
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ガリバルディが明治期の日本で偶像化され、それが中国や朝鮮に飛び火したことは前に別の本で読んだのだが、ガリバルディが中国人の奴隷貿易に手を染めていたという話があるとは知らんかった。当時は日本でもマリア=ルース号事件などがあったし、中国まで来ていた元船乗りのガリバルディがペルーとの猪仔交易との何某かの接点はあっても不思議ではない。その辺が中国で議論になっているのかどうか分らんが、現在では国家統一運動家としてのガリバルディは使える存在か。

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2016年11月28日Mon [04:13] イタリア  

最後はなぜかうまくいくイタリア人

最後はなぜかうまくいくイタリア人最後はなぜかうまくいくイタリア人
宮嶋 勲

日本経済新聞出版社 2015-09-25
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これも売れたみたいだね。 日経から出てたのか。イタリアに30年もいて、こんな類型通りの本が書けるのもスゴイものだが、今は年の3分の1だけなのか。それなら、注文通りでもいけるかもしれん。時間にルーズとか、規則は守らないとかはイタリア人もまたかと思うだろうが、仕事はまず知り合いの知り合いを探すとか、食事を一緒するのが大事とか、家に招くのが基本とか、かつて私が属した社会と似ているな。その繋がりが海外に拡がるという点も。

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2016年11月10日Thu [05:03] イタリア  

精神病院のない社会をめざして

精神病院のない社会をめざして バザーリア伝精神病院のない社会をめざして バザーリア伝
ミケーレ・ザネッティ フランチェスコ・パルメジャーニ 鈴木 鉄忠

岩波書店 2016-09-14
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イタリアが誇る精神病院廃止だが、元はこのバザーリアという人が始めたものだったのか。患者が妻を殺害したため、訴追されたこともあるそうだが、以降、粘り強く患者とコミュニケーションを図る様になり、回復した人もいるらしい。何度も何度もバネを飲み込む患者がいて、そのたびに手術して取り出したというのは怖いな。そうした患者への説得も成功したそうだが、精神病患者の心のケアをする精神科医に問題がある人が多いような。

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2016年11月02日Wed [05:06] イタリア  

甘くて、苦くて、深い 素顔のローマへ

甘くて、苦くて、深い 素顔のローマへ (旅のヒントBOOK)甘くて、苦くて、深い 素顔のローマへ (旅のヒントBOOK)
水谷 渚子

イカロス出版 2016-03-23
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イカロスの旅のヒントBOOK。甘くて、苦くて、深い 素顔のローマと言っても、毎度おなじみのお店PR集。素顔のローマ=自分が気に入った処なのだろうけど、何を以て素顔のローマとするのかは別に深い定義がある訳ではないか。甘くて、苦いというのは店のスイーツとかコーヒーの味ということは分かった。在住者と比較して旅行者が危険な目に遭うのは何処も同じだろうが、イタリア(の観光地)はその傾向が顕著な様な。世界一の観光都市だろうから、迎え撃つ側も勢ぞろいではあるか。

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2016年10月21日Fri [05:30] イタリア  

ホスピスからの贈り物

ホスピスからの贈り物: イタリア発、アートとケアの物語 (ちくま新書)ホスピスからの贈り物: イタリア発、アートとケアの物語 (ちくま新書)
横川 善正

筑摩書房 2016-09-05
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イタリアと言えば精神医療だが、ホスピスも知られているのか。著者の専門は英国文芸・デザイン論で、アートミーツケア学会理事とのことだが、アート医療はあまり一般的でないから、よく分らんな。リハビリとかにも使われるんだろうが、ホスピスなどでは精神的効果か。芸術家の認知症率が低いのかどうか分らんが、農作業をする人の認知症率は明らかにしない人より低いらしい。無趣味の人が認知症になりやすいことは身内のケースでも合点がいくのだが、無趣味で非社交的というのが一番危険か。イタリアでは家族というものが、その防波堤になるのだろうが、日本の場合、そうした絆が失われた仮面家族が多くなったことも認知症の増加要因になっているのかもしれない。

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