2018年02月17日Sat [04:43] イタリア  

私のトリノ物語

私のトリノ物語: 人がクルマと生きる街で (CG BOOK)私のトリノ物語: 人がクルマと生きる街で (CG BOOK)
松本 葉

カーグラフィック 2017-11-10
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CGブックはカーグラか。カーグラTVのキャスターもしていた人だそうだが、現在は南仏在住らしい。バブルが弾けてクルマ離れが顕著になったということもないのだろうが、90年代初頭にイタリアに移住して、クルマ関係の取材をしていたとのこと。フィアットで50代の広報がやたら親切なのは何故か分かるとイタリア人女性同僚に聞かれ、それは日本人女性であるからでしょうと分かっていたとも。そうしたイタリア人中年男も東洋人女性もイタリア人女性は見下していたというのだが、そういうのはあるか。戦後GHQの売春禁止令や日本の女子高生の30%が売春しているという言説なども、白人女性の危機感が関係しているとも言われているが、東洋人男の側にも危機感はあるか。90年代にイタリアで日本は殆ど知られていなかったというのは、今でも知っている人は物凄く知っているが、知らない人は全く知らないということで同じではあろう。ただ、日本が評価される様になったのは東日本大震災以降だというのはどうなのか。逆に日本の様な国では起こるはずがない事が起きたということで、評価が変わったというのはありそうだが。

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2018年01月25日Thu [02:40] イタリア  

バザーリア講演録 自由こそ治療だ!

バザーリア講演録 自由こそ治療だ!――イタリア精神保健ことはじめバザーリア講演録 自由こそ治療だ!――イタリア精神保健ことはじめ
フランコ・バザーリア 大熊 一夫

岩波書店 2017-10-07
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名前だけは知っていたけど、その人となりは全く知らんかったバザーリア晩年の講演集らしい。その場なイタリアではなく、なぜかブラジルなのだが、「ブラジル講演」というのが原題の様なので、ブラジルという点に意味があるのだろう。底本は2000年だそうだが、講演は1979年にサンパウロ、リオ、ミナスで行われたもので、同年にポルトガル語版が出ているらしい。軍事政権の雪解けで、ガチ社会主義者のバザーリアが来伯して、弾圧の被害者の精神ケアにも言及している。会場からはソ連の強制収容所についても厳しい質問が飛んでいるのだが、パザーリアは当然それには否定的な立場である。一方、土地柄、キューバについては先進的に捉えている聴衆が多かったみたいだが、パザーリアはこれにも批判的である。イタリアの精神病院廃止はかのように長い年月が経ているのだが、宇都宮病院事件はこの数年後になるのか。

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2018年01月21日Sun [07:04] イタリア  

イタリアの歴史を知るための50章

イタリアの歴史を知るための50章 (エリア・スタディーズ161)イタリアの歴史を知るための50章 (エリア・スタディーズ161)
高橋 進 村上 義和

明石書店 2017-12-10
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知るための歴史シリーズも主要国は出揃ってきた。イタリアも国としての歴史は短いのだが、ローマをその範疇に加えれば、世界史の重要な一部分となる。ここではあくまでローマはローマであって、イタリアには吸収されなかったという見方。おそそらく、国史としてもそういう立場であろう。よって、イタリアの歴史とは都市国家の歴史なのだが、南北の差異はその歴史を継承したものなのか、経済的、社会構造的な差異なのかいった命題は孕んでくる。国外への大規模な流出人口があった南部が国外と、北部は西欧との文化的結びつきが強いのも必然だが、既に外国人の割合は8%以上になるらしい。アルバニアやユーゴスラビアといった近隣諸国以外の移民はイタリアに吸収されることなく、その割合を保つのか、増えるのか分からんが、イタリア史に於いては意外なほどエスニック性が関係していない。

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2018年01月19日Fri [05:00] イタリア  

イタリア伯爵糸の町を往く

イタリア伯爵 糸の町を往くイタリア伯爵 糸の町を往く
富澤秀機

上毛新聞社 出版部 2017-04-26
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上毛新聞の本だが、日経のエリート記者だった人みたいで、ワシントン特派員から編集局長、常務、テレビ大阪社長と歴任したとのこと。前橋出身で、今は郷土史をやっているのかもしれん。富岡製糸場の世界遺産入りで、大方の歴史は洗われたのだろうが、明治初期にイタリアの公使一行が上州うぃ視察旅行していたという話は地元でもあまり知られていないのかもしれない。イタリアもファッション大国の礎を築いたのは蚕糸業が栄えたからなのだろうが、日本製糸の席捲が始まる時代にその辺の関心があった様だ。

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2017年12月24日Sun [05:12] イタリア  

レッジョ・アプローチ

レッジョ・アプローチ 世界で最も注目される幼児教育レッジョ・アプローチ 世界で最も注目される幼児教育
アレッサンドラ・ミラーニ 水沢 透

文藝春秋 2017-11-30
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モンテッソーリとは別物なのか。アマゾンの幼稚園・保育園カテゴリー1位となっているので、「世界で最も注目される幼児教育」もホントなのかもしれん。登場する子どもたちの名前が日本名なので、その辺も超訳しているのかと思ったのだが、日本でイタリア人学校の校長をしているらしい。ハーフの子が多いみたいだが、日本名も多いのか。ということで、日本向けに日本で出た本であるのだが、先生が答えを出さない、教えないというのが基本みたいで、それがイタリア人の基礎を形成しているのだとしたら、なるほどとも思うのだが。

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2017年10月22日Sun [04:44] イタリア  

美しきイタリア22の物語

美しきイタリア 22の物語 (光文社新書)美しきイタリア 22の物語 (光文社新書)
池上 英洋

光文社 2017-08-17
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光文社新書イタリア22物語シリーズ第2弾。岩波ジュニアのイタリア史シリーズを書いている池上さんとは別の人か。こちらは中国研究者の父に反発してとかではなく、大四で卒論にイタリア美術をやることに決めてからイタリア道に入ったという。イタリアの北と南では別の国とはいうのは周知の通りなのだが、実際はもっと多くの「国」があって、その寄せ集め所帯がイタリアなのである。スペインやイギリスみたいなに分裂騒動にならないのは中央と強力な地方という二極対立軸がないからであるのだが、ローマがイタリア一国の首都を超越したした存在であることも大きいか。サルディーニャ島出身者との対話で言語がカタルーニャ語に近いという話があるが、カタルーニャが独立してもフランスの一部と共にそれに合流するという動きは無さそう。カタルーニャ側も国際的承認を得るためにはその様な誘惑は絶つしかなかろう。

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2017年10月09日Mon [04:37] イタリア  

ねじ曲げられた「イタリア料理」

ねじ曲げられた「イタリア料理」 (光文社新書)ねじ曲げられた「イタリア料理」 (光文社新書)
ファブリツィオ・グラッセッリ

光文社 2017-09-15
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イタメシ屋の人かと思ったら、イタリア語学校校長らしい。別に「ピザ・ポリス」を発動しているしている訳でもない。イタリアのピザ屋自体がイタリア人経営がすくなっているそうなので、日本でイタリア人経営、もしくはイタリア人シェフのいる店は全体からみれば少数であろう。前に読んだ本で向こうでは中華料理屋もピザを出して、親子3代で食事できる様になっているということを知ったのだが。サイゼはともかく、ガストとか笑笑でピザを出すのも似たようなものか。ナポリタンの話もあるけど、あれはアメリカがルーツだから、お門違いではあるな。

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2017年09月20日Wed [05:28] イタリア  

Study in ITALY

Study in Italy Vol.1 (アルク地球人ムック)Study in Italy Vol.1 (アルク地球人ムック)
トゥモロー

アルク 2017-06-28
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アルクのムックなのか。駐日大使のメッセージもアリタリアの広告もあるけど、斡旋業者のPR本だな。NZと豪州にフィリピンが出ていて、非英語圏ではイタリアが第一弾らしい。非英語圏留学先トップは中国だろうけど、中国は中国で別の世界か。イタリア留学なぞ9割型女性陣かなと思ったのだが、男性陣も結構取り挙げらている。中田英寿はペルージャで外国人大学に入るという話だったけど、1年でローマに移籍したし、そんな暇はなかったか。男性陣は料理とか靴とか職人系の需要があるか。面白いのはマルタでの英語研修がセットされている点で、マルタは英語留学に関してはヨーロッパのフィリピンみたいな感じなのかな。

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2017年09月01日Fri [05:04] イタリア  

イタリア料理のアイデンティティ

イタリア料理のアイデンティティイタリア料理のアイデンティティ
マッシモ・モンタナーリ 正戸あゆみ

河出書房新社 2017-07-25
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原書は2010年。イタリアの食科学大学教授とのことだが、日本だと栄養大学みたいな感じかな。翻訳も辻調の人らしい。日本のイタ飯はイタリア料理に非ずなのかもしれんが、イタリア自体統一国家の歴史は浅い訳だから、別に料理が全国で均一ということもない。アラブ料理文化に次いでアメリカから食材がもたらされるのだが、トマトの前にトウモロコシがあり、その後にジャガイモがある。パスタはヨーロッパ唯一の麺文化だが、別に中国からもたらされた訳ではない。イタリア人は概して食に保守的で、現地の中華料理屋ではピザも出すところが多いそうだが、何よりもイタリア移民によってイタリア料理が世界に拡張された結果、ピザはアメリカでもブラジルでも国民食と言って良い位置にある。

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2017年08月14日Mon [04:26] イタリア  

南イタリアイラストガイドブック

地中海の光に輝く 南イタリア イラストガイドブック 世界遺産の街をめぐる旅地中海の光に輝く 南イタリア イラストガイドブック 世界遺産の街をめぐる旅
青木 タミオ 中橋 恵

メイツ出版 2016-06-30
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この手のやつは本文も手書きのものが多いのだが、これは手書きはメモ書き程度なので、読めた。ただ、ガイドブックとしてイラストは使えるのかと言ったら、そうではなかろうから、脳内旅行向けなのかな。或いは写真はスマホで幾らでも持ち歩けるし、写真と同じ場所を確かめに行くというのが旅行の目的なら、それはイラストの方が期待を裏切らないのかもしれん。イタリア在住の日本人二人と日本からのイラストレーターの三人著書となっているのだが、そのうち二人は金沢美術工芸大学というところ卒業生らしい。油画科卒が美術ガイドで、日本画科卒がイラスト担当なのだろうか。

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2017年07月02日Sun [04:59] イタリア  

イタリア・ファシズムを生きた思想家たち

イタリア・ファシズムを生きた思想家たち――クローチェと批判的継承者イタリア・ファシズムを生きた思想家たち――クローチェと批判的継承者
倉科 岳志

岩波書店 2017-02-23
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クローチェはファシスト支持から反対派に転じた人。自由主義者であり、共産主義者のグラムシはその批判的継承者になるのか。「抗ファシスト運動」というと今や中国の専売特許みたいになってしまったが、ファシズムはナショナリズムの究極系であり、体系化された理論があった訳ではない。その意味では今の中国共産党が当時のファシスト党の形に一番近い訳だが、反対する思想家がおあり、その思想の継承者が存在したという点は、当時のイタリアの方が自由であったとも言える。

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2017年06月30日Fri [05:39] イタリア  

太陽と海とグルメの島 シチリアへ

太陽と海とグルメの島 シチリアへ (旅のヒントBOOK)太陽と海とグルメの島 シチリアへ (旅のヒントBOOK)
小湊 照子

イカロス出版 2017-01-28
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イカロスの旅のヒントBOOK。シチリアなどは一時、ヤバイ地域というイメージが優勢だったのだが、今は完全に観光地か。そうした黒歴史も一応半ページほどの説明はあるのだが、それ以外はひたすら太陽と海とグルメ。このシリーズは店紹介メインで、読み物はそれほど多くない。その方が実用的であるのはたしかだが。

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