2017年04月14日Fri [04:30] イギリス  

近現代イギリス移民の歴史

近現代イギリス移民の歴史: 寛容と排除に揺れた200年の歩み近現代イギリス移民の歴史: 寛容と排除に揺れた200年の歩み
パニコス パナイー Panikos Panayi

人文書院 2016-05-25
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イギリス移民史研究の人で、ドイツ系移民などが専門の様だが、この名前はギリシャ系かな。生まれはロンドンらしい。イギリスの移民というと、直ぐに思い浮かぶのが「アジア系」と「カリブ系」なのだが、両者とも人口が増えたのは割合最近のことで、それ以前はアイルランド系、ユダヤ系、ドイツ系、ポーランド系といった人たちが中心。それらヨーロッパ系は同化が進んでいると言えるが、イギリスが出生地主義であることも人種的宗教的要因もあろう。元々日本同様、大陸から渡ってきた人たちが混合してできた国ではあるのだが、スコットランドなどは地域的アイデンティティなのか、民族的アイデンティティなのかよく分からんところもある。多文化主義の衰退は多様性と寛容の否定であるとも一概には言えないと思うが、それ以前に多文化主義の国で多様性はともかく、寛容があったのかというのも疑わしい。

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2017年04月11日Tue [05:52] イギリス  

ミットフォードと釈尊

ミットフォードと釈尊 イギリス人外交官の見た理想郷日本ミットフォードと釈尊 イギリス人外交官の見た理想郷日本
A・B・ミットフォード 大西 俊男

春風社 2016-12-20
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サトウやオールコックと同時代の人らしい。サトウとは共に徳川慶喜と会見し、神戸事件の責任をとった滝善三郎の切腹にも立ち会ったのか。「イギリス人外交官の見た理想郷日本」という副題が妥当なのかよく分からんが、ブッダに話が3分の2くらいで、後はパリ・コミューンや自身の庭園の話など、日本の話はあまりない。日本庭園や日本の木には並々ならぬ関心を持っていたみたいだが、自宅に日本庭園を造ることは適わなかった様だ。

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2017年04月03日Mon [06:25] イギリス  

プレミアリーグ観戦レシピ 

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粕谷 秀樹

東邦出版 2016-08-10
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サッカー誌の編集長であるのだが、自分の文章に自分でツッコミ入れるブログみたいな本だな。ウンチク全集だけど、選手の入れ替えが激しいから、次のシーズンは使えないか。マンチェスターではユナイテッドよりシティの方が人気があると聞いたこともあるのだが、街はマンUシャツしか見かけないのか。ダビド・シルバの日系人説はガセネタでフィリピン系だと聞いたが、違うのか。スペインではちょっとでも東洋的な感じがあると何でもチーノになるので、シルバがそれを嫌がって日本とかフィリピンだとか言っているだけの可能性もあるね。

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2017年04月02日Sun [06:32] イギリス  

ザップル・レコード興亡記

ザップル・レコード興亡記: 伝説のビートルズ・レーベルの真実ザップル・レコード興亡記: 伝説のビートルズ・レーベルの真実
バリー マイルズ Barry Miles

河出書房新社 2017-02-27
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ザップルはアップル・レコードのレーベルなのか。実験的なものを出す為に作られたそうだが、ビートルズで実験的であったのはジョンではなく、ポールであったらしい。ジョン・レノンが実験的に見られるのはひとえにオノ・ヨー子のせいなのだが、オノヨー子は滅使えに囲まれて育ったので、誰か構わず命令口調で嫌われていたとも。まあその通りであろう。ジョンとヨー子のバンドはあま李にも退屈で、ジョンはクラプトンの様なギターのスキルがあった訳でもないので、致命的であったらしい。結局詩人のレコードなどを出たりしたそうだが、ビートルズ解散の原因はオノ・ヨー子だけとは言わんがかなりの部分であったことは確かみたいだな。

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2017年03月31日Fri [05:56] イギリス  

ヨーロッパ・コーリング

ヨーロッパ・コーリング――地べたからのポリティカル・レポートヨーロッパ・コーリング――地べたからのポリティカル・レポート
ブレイディ みかこ

岩波書店 2016-06-23
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今一番旬のライターなのかな。在英ライターはW慶子みたいな上流階級羨望みたいなものが多かったから、逆の労働者階級迎合があっても良かった。65年生まれということは80年代の対サッチャー・カウンター文化の時代の人なのだろうが、左翼を自認し、アナキズムにも理解を示しながら、現在のオールド左翼やポリコレも批判するタイプは日本にはあまりいない。その辺が日本で着目されるところであるだろうし、岩波もその必要性は認めているということか。バブル全盛期の日本にあって、貧困家庭であったというのだが、英国の金持ちに日本で見初められたなんていうストーリーではないだろうから、海外に行けるだけの余裕はあったものと思われる。英国には労働者階級があって楽だったというのだが、自分を無理してその階級に位置づける必要はあるのかな。日本の貧困層は存在が可視化されていないだけというのはそうだと思うが、貧困層が可視化されないというのは本当の貧困と言えるのかどうかは分からん。英国の貧困層が日本に行けることはあるだろうが、貧困が可視化されずとも、犯罪なり薬物なりが日常として可視化されている世界と日本ではギャップはある。やはり自身を規定するとしたら労働者階級ではなく、移民というカテゴリーではなかろうか。

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2017年03月27日Mon [04:01] イギリス  

イギリス毒舌日記

イギリス毒舌日記イギリス毒舌日記
ウィルトモ

ワニブックス 2016-06-13
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ブログ本らしい。イギリスものはW慶子の反動ではないが、最近は批判モノが多いな。前にも緑ゆうことかはいたのだが、男に礼賛派が多くて、女に批判派が多いというのは興味深い。その一端が探れるのだが、著者は日本でバリバリ仕事していたのに、イギリスではただの外国人嫁としか扱われず、日本で美容院を経営している母と違って、義母は主婦で社会人経験が無いから非常識だとも。その是非は別として、一般の意識高い日本人女性などは日本では女性は一人前に扱われないが、欧米では一人の大人として認められ、仕事も男女平等だという思われているところはあるか。実際は逆であるとは言えないが、よほどのキャリアとスキルがあり、更には精神的タフでないと、そうした幻想の環境を欧米で得られることはない。もっともそれだけ実力があれば、日本でも十分活躍する場を見つけることは可能ではなかろうか。アジア人妻は人形妻だという認識が英国にあるというのは事実であって、夫がそうでなくとも、周囲からそう見られることにフラストレーションを募らせる日本人妻は多いかと思う。日本語で多少なりとも発散できるのなら、それはそれで良かろう。

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2017年03月24日Fri [05:39] イギリス  

イギリス解体、EU崩落、ロシア台頭

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岡部 伸

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産経のロンドン支局長。その前はモスクワ支局長だったそうで、英露関係なども。昨日の犯人はまだ詳細不明だが、EU離脱はこれで一歩前進した形になるのだろうか。考えてみれば、英国のテロはIS以前から、ILOによるものが頻繁に起こっており、離脱とテロには相関性があった。スコットランド独立派が飛び道具を使うことはないのだろうが、金融にしてもテロにしてもウィンブルドン現象ではもう無理して過去の栄光に固執する必要は無いと思う人も多かろう。イギリスの様な分断社会にしてはいけないというのは正論だが、せいぜいウヨクとサヨクくらいしか分断社会が無い日本にとって国の解体などはまだ遠い話である。

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2017年03月22日Wed [05:39] イギリス  

万華鏡、故郷へ帰る

万華鏡、故郷(スコットランド)へ帰る万華鏡、故郷(スコットランド)へ帰る
大熊進一

さわらび舎 2016-12-11
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さわらび舎は蕨の自費版元らしい。著者は川口の自宅に万華鏡博物館を作ったという人で、「ビックリハウス」の編集をしていたこともあるそう。万華鏡を作ったのはスコットランド人ということで、エジンバラで万華鏡展を開くというお話。最近では相場が高騰している様で、以前と桁が違うので、コレクションができないのだという。それでも会社経営が傾いた頃に蒐集を始め、博物館が出来るほど集めたのだから、相当財産がある人なのだろう。川口の生まれで、高校生の時にビートルズの来日公演に行き、埼玉新聞にも務めたというから、地元の資産家なのかも。

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2017年03月12日Sun [05:23] イギリス  

イギリスは明日もしたたか

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林 景一

悟空出版 2016-12-23
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悟空出版で元大使と来れば、元駐韓大使だが、この元駐英大使のはそのルートで企画されたものらしい。コリア・スクールの元駐韓大使とキャリア本流の元駐英大使では執筆のモチベーションは違うと思うが、反英本にはならんか。本来は中量級国家なのに英語の所為で大国の風格を維持しているなんてことは、現役時代に言ったら罷免だろうけど、それは英国人も分かっていることか。EU離脱の前にユーロ加入の投票があった時に、日本はEU離脱の時と同様に暗に脅迫してユーロに加入させようとしたが、全く動じなかったとしている。EU離脱の時の日本の脅迫は結構報道されていたが、英国はそれに反発するでもなく、相手にしない訳でもなく、とぼけたふりをしているのだが、その辺がしたたかさの所以なのであろう。

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2017年03月06日Mon [05:24] イギリス  

イギリス王室 愛と裏切りの真実 

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渡邉 みどり

主婦と生活社 2016-07-22
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帽子の皇室ジャーナリストの人。今年82歳なんだな。ここ数年は英国王室ものだけど、日本も美智子さま以外は書いていないのか。ジンバブエのムガベは独裁者なので、エリザベス女王が民主主義国家最高齢の元首としているのだが、女王も別に選挙で選ばれた訳ではないので、怪しいながらも選挙で選ばれたムガベより民主主義的なのかどうかは分からん。女王もそうだけど、フィリップ公の95歳というのも凄いな。王室だとやはり、英国式ブレックファーストだとか、フィッシュアンドチップス食ってビール飲んでいる訳ではないのか。元々ギリシャ人だから、地中海式の体質ということではないんだろうが。

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2017年02月28日Tue [05:42] イギリス  

英EU離脱の衝撃

英EU離脱の衝撃 (日経プレミアシリーズ)英EU離脱の衝撃 (日経プレミアシリーズ)
菅野 幹雄

日本経済新聞出版社 2016-10-26
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日経欧州総局編集委員だった人。金融関係はEU離脱後に向け、誘致合戦が激化しているみたいだが、日経の欧州総局はそのままロンドンであろう。実際の直接的要因は別にあるのに、トランプと英のEU離脱が同一視されるのは移民排斥が大きな理由とされているからであるが、勝った側の当事者がその勝利を確信していなかったということもあげられる。ボリス・ジョンソンなどは勝ったにも関わらず、政治の表舞台から降りる羽目になってしまったが、離脱が否決され、問題が解決されないままの方が、本人にはチャンスであったろう。アメリカみたいにいざとなれば、戦争でも為替操作でもなんでも一国できる国と違って、大英帝国は外資を繋ぎ止めるために日本に泣きを入れてくる国に成り下がった。さすがに中国と心中するつもりはないだろうしが、今後は中国の顔色を覗わらなくなってしまったので、大変だ。

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2017年02月22日Wed [05:20] イギリス  

メイン・ストリートのならず者

33537847.jpgザ・ローリング・ストーンズ メイン・ストリートのならず者 (ロックの名盤!)
ビル ヤノヴィッツ Bill Janovitz

水声社 2016-12
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このシリーズ、前回のプリンスのやつに続いて、著者の個人回想記系だな。バッファロー・トムというバンドのメンバーだそうだが、全く知らん。ミュージシャン兼ライターは多いんだろうけど、ならばお前のやっている音楽はということになるから、批判的なものは書けないだろうね。亡くなったYBO2の北村とか思いだすけど、DEATH SIDEのISHIYAは「ライターやってます。仕事ください」なんてツイのプロフィールに載せてるな。それはともかく、この著者は知り合いの知り合いくらいでストーンズと繋がるのか。アメリカ人で、イギリスとアメリカの音楽シーンの違いなども書いているが、この当時ミックやキースは1年のうち9ヶ月くらいはアメリカにいて、生活スタイルもアメリカ式?だったらしい。ただ音的にはイギリスであって、それは黒人音楽が身近にあったアメリカに対し、苦労して音源を手に入れて聞いていたイギリスの違いにある様だ。今の時代だとネットで、情報も音源も映像も手に入るが、昔はその辺の気合の入れ方が違った。

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