2018年01月20日Sat [03:29] イギリス  

イングリッシュネス

イングリッシュネスイングリッシュネス
ケイト・フォックス 北條 文緒

みすず書房 2017-12-09
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みすずの本なので、多民族と英国がテーマなのかと思ったのだが、イングランド人あるあるみたいならしくないものだった。著者は社会学者で、研究書であることはたしかなのだろうが、イングランド人は挨拶が長いとか、パブや競馬でのルールとか、アメリカ人ともヨーロッパ人とも違いますよという啓蒙ものか。EU離脱とは関係ないのだろうが、イングランド人は世界から孤立するなんて屁とも思わんだろう。英国人と日本人は同じ島国だから似ているとも全然思わんのだが、「!」も「You」もなるべく使わないというのは似ているか。しかし、使わんのかな。あまりその手の人種と付き合いは無かったが。

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2018年01月15日Mon [01:01] イギリス  

ケインズ

ケインズケインズ
ピーター・クラーク 関谷 喜三郎

中央経済社 2017-04-28
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中央経済社が出しているのか。原著は2009年らしい。アマゾンでも指摘していた人がいたが、翻訳はイマイチな気がした。自分の知識が足らんのが悪いのだが、分業制ならまとめ役が統一性を持たせないと。著者は経済学の人ではなく、イギリス現代学の人で、焦点は理論ではなく、人物像のはずだが、役者は経済学の人なので、どうもチグハグ感も。ケインズの同性愛に関しては今ではタブーでも何でもないのだろうが、身長2メートルは枕詞になっていても、同性愛が付いて回ることはないな。その期間が20年だったというのは異性婚したからの様だが、その恋バナはあっても、同性愛に関してはほとんど何も書かれていないのも同然である。

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2018年01月08日Mon [04:17] イギリス  

ワットとスティーヴンソン

ワットとスティーヴンソン: 産業革命の技術者 (世界史リブレット人)ワットとスティーヴンソン: 産業革命の技術者 (世界史リブレット人)
大野 誠

山川出版社 2017-11-02
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世界史リブレット人。ワットは単位に名前を残す人だが、スティーヴンソンという単位だと、採用されたかどうか分からんか。世界私的には同列に評される二人だが、知名度はやはりワットに軍配が上がる。ワットの方がより発明者の色彩が強いが、スティーヴンソンが応用科学者というう訳でもない。いずれにしても産業革命の端緒を開いた二人なので、現在のグローバル工業社会の立役者でもあった。

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2017年12月30日Sat [03:55] イギリス  

ジャパノロジーことはじめ

ジャパノロジーことはじめ―日本アジア協会の研究ジャパノロジーことはじめ―日本アジア協会の研究
楠家 重敏

晃洋書房 2017-10-30
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250ページ程だが、細かい字の2段組で結構な大著である。サトウ、アストン、チェンバレンのジャパノロジー・トップ3に関しては先日もケンブリッジ図書館の人のを読んだが、こちらはその日本での拠点となった日本アジア協会の研究内容についての考察。英国が植民地帝国を築き上げたのもこうした研究者による裏付けがあっての話なのだが、ロイヤルアジア協会がインドの研究からスタートし、中国、そして日本と就航地を拡げるが如く発展したのも元来の「新大陸」とは違う文化攻略が必要となったからではあろう。その上でサトウらエキスパートの養成が成される訳だが、チェンバレンにしても日本文化に畏敬の念を持っていたのでも尊重すべきというのではなく、異文化と位置づけることにより、それを破壊するリスクを推し量るのが可能になったといったものであったろう。イギリス得意の分断統治、間接統治は現在の多文化共生の思想に受け継がれている。

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2017年12月10日Sun [05:20] イギリス  

ウィルソン沖縄の旅1917 

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ウィルソン 沖縄の旅 1917

琉球新報だけど、アマゾンの取扱なしか。hontoにはるんだが、リンクの作成がよく分からん。今はバナー広告だけなのだろうか。ということで、画像もデカくなってしまったのだが、屋久島のウィルソン本を出している人が琉球新報から声がかかったらしい。屋久島の方も鹿児島の版元だったと思う。樹木好きだから、木も撮っているのだが、那覇辺りは当時もすでに都会の様相。

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2017年11月24日Fri [04:08] イギリス  

イギリスの産業遺産 

イギリスの産業遺産イギリスの産業遺産
片木 篤 増田 彰久

柏書房 2017-05-01
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翻訳ものかと思ったのだが、研究者本でもなく、最初から写真先行のもので、写真を撮った人が解説者を指名したらしい。1939年生まれという大ベテランの建築写真家なのだが、世界中撮り歩いている様だ。イギリス辺りだと、文化遺産化されていて、撮影環境も良いだろうが、廃墟系だと体力勝負になるから、老人には厳しい。レインボー・ブリッジとかスカイツリーが100年後に文化遺産となるかどうか分からんが、東京タワーなどはある程度そうなっているので、日本が続く限り安泰か。

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2017年11月23日Thu [04:51] イギリス  

ケンブリッジ大学図書館と近代日本研究の歩み

ケンブリッジ大学図書館と近代日本研究の歩み: 国学から日本学へケンブリッジ大学図書館と近代日本研究の歩み: 国学から日本学へ
小山 騰

勉誠出版 2017-08-31
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国会図書館から、ケンブリッジ大学図書館日本部長を25年務めた人らしい。日本の大学図書館に英国部長とか中国部長という役職があるのかどうか分からんが、韓国・朝鮮も担当であったものの、ほとんどが日本関連書籍だったとのこと。その活用は現地の研究者より日本の研究者の方が多いのかもしれんが、サトウ、アストン、チェンバレンという三大日本学者が英国に存在した上、その当時は価格的にも量的にも史料が入手が容易であったことで、大量の史料が巡り巡ってケンブリッジに所蔵されるに至った様だ。シーボルトなどオランダと関係があったドイツ人が先行した日本研究は、英国がオランダ語を介してではなく、直接日本語要員を養成したことにより、リードしていくことになるのだが、サトウもアストンも研究対象とした日本の宗教や文学を高く評価しという訳ではなく、野蛮と文明の中間という位置づけだったらしい。それでも当時としては非西欧社会としては高評価であったか。

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2017年11月08日Wed [05:21] イギリス  

名画で読み解くイギリス王家12の物語

名画で読み解く イギリス王家12の物語 (光文社新書)名画で読み解く イギリス王家12の物語 (光文社新書)
中野 京子

光文社 2017-10-17
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前に読んだことがあるなと思ったのだが、名画で読み解くシリーズをもう何冊も出しているんだな。元々、ドイツ語教師だったみたいだが、売れっ子の西洋史作家みたいで、やはり世界史が受験産業に組み込まれている内はこの手のものに高い需要がありそう。中世ヨーロッパの戦争がいとこたちの戦争と言われる所以はその政略結婚の歴史にある訳だが、今日のサウジアラビアのニュースなどを見ても、血縁関係は抗争の防御になるどころか、逆に血で血を洗う凄惨な結果に成り得ることもある。

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2017年11月06日Mon [06:29] イギリス  

日英経済関係史研究1860~1940 

日英経済関係史研究 1860~1940日英経済関係史研究 1860~1940
杉山 伸也

慶應義塾大学出版会 2017-06-22
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ロンドン大で森嶋通夫の下にいた人らしい。この辺の史料は腐るほどあるのだろう。ジャーディン・マセソンに焦点が当たるケースが多く、先日もその手のものを読んだが、こちらはスワイヤーの方に頁を割いている。スワイヤーと言えば、ずっとキャセイパシフィックのイメージなのだが、航運が中核で、太古城は元々スワイヤーのドックか。昔はジャスコがあったけど、太古と日本企業は製糖業で厳しい競合関係にあったんだな。日英経済関係史というのは結局、日中や日印の経済関係に収斂されるのだが、関税自主権を奪われていたのは日本も一緒であったんだよな。

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2017年10月24日Tue [06:31] イギリス  

ユニオンジャックに黒はない

ユニオンジャックに黒はない――人種と国民をめぐる文化政治ユニオンジャックに黒はない――人種と国民をめぐる文化政治
ポール・ギルロイ 田中東子

月曜社 2017-08-09
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原書は30年前。最近すっかり聞かなくなったカルスタの名著としてそのタイトルは知っていたのだが、これが初邦訳なのか。日本でようやくレイシズム関係本が「ヘイト本」ブームで受け入れられるとみたのかもしれんが、日本で反レイシズムごっこやっている連中が気取って読んで玉翠しそうだな。30年前なので、イギリスの人種暴動の流れを受けてというものなのだが、レイシズムとは基本的に人種の話だから、日本人も朝鮮人も同じ人種だから、レイシズムは成立しない。そうした拡大解釈は日本とナチスが同罪などでも使われるのだが、白人と黒人の関係というのはそんなヤワなものではない。著者は黒人であるが黒人ではないというのは逆説的なのだが、それは白人からも黒人からもそう見られるだろう。本質は人種なのか階級なのかといった命題があるのだが、日本のそれも共産党が仕掛けている以上、結局は階級と革命に帰結してしまう。現在は政権妥当の武器にしか過ぎないのだが、それが成就した後にもっと不平等で差別に満ちた世界が待っていることは誰しもが知る常識である。

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2017年10月18日Wed [04:48] イギリス  

王様でたどるイギリス史

王様でたどるイギリス史 (岩波ジュニア新書)王様でたどるイギリス史 (岩波ジュニア新書)
池上 俊一

岩波書店 2017-02-22
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岩波ジュニア。ドイツ、フランス、イタリアに続いての第3弾だが、専門は西洋中世とのこと。しかし、現代中国政治研究者である父親の仕事柄、幼少期に中国漬けであった反動からヨーロッパに走るという気になる記述が。1956年生まれの著者の父親となると、大正期頃の生まれと思われるが、著者の幼少期となると、文革か。ググっても出てこない昔の人みたいだが、愛知生まれで見当が付くのは愛知大教授だった池上貞一という人。1918年生まれということは分かったのだが、東亜同文書院の人だったっぽい。家庭でも中国漬けというのは充分ありうるが、親子2代の中国屋というのはいるんかな。中嶋嶺雄の息子はアメリカ屋だが、t臭いと睨んでる衛藤杏奈や姫田小夏の父や祖父は分からん。中国屋には家永三郎の孫と阿南家の跡継ぎがいるが、元大使もその嫁も研究者という訳でもない。熟女AVの川奈まり子の父親が中国研究者だそうだが、未だに誰だか分からない。1967年世田谷区出身だけではなく、せめて元の姓が分かれば。中国漬けの反動でAVということであれば分かるのだが。

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2017年10月16日Mon [04:40] イギリス  

ブリティッシュロック巡礼

ブリティッシュロック巡礼ブリティッシュロック巡礼
加藤 雅之

青弓社 2017-08-29
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時事の記者で、嫁の転勤でロンドンで専業主夫えおしていたという。その話は平凡社新書になっているそうなので、今度読んでみる。で、主夫だから暇ということではないのだが、英国ではライブ三昧と聖地巡礼の日々だったみたいで、それも本になれば仕事ということになるか。ロンドンでは40年前に伝説だったミュージシャンがまだ現役でライブを行っているのだから、死ぬ前に観とかないというという気分にはなるか。ということで、無慈悲にも観たミュージシャンの年齢が全て記されているのだが、これが60代、70代ばかりで、50代だと若手である。アデルの27歳葉例外だが、娘の初めてのコンサートをストーンズにしてしまったので、家族サービスも必要だった様だ。プログレ好きみたいだが、その下世代のヘビメタ、その下のパンク、その下のニューウェーブでも、もう60代に突入しているので、プログレは70代になるか。ポール・マッカートニーもキング・クリムゾンもチケットは売れなくて、日本の方が全然動員できるそうだが、ピンク・フロイドだけは別格なのか。日本でもそうだが、老人がロックを続けられるのも、そのファンが大人買いできるからであって、幾ら下が出てきてもそれで淘汰されるということはないのか。

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