FC2ブログ
2020年08月27日Thu [23:24] イギリス  

イギリスのお菓子と暮らし 



イギリスの飯と菓子の評価の落差もえらいものがあるが、菓子はお茶とセットで文化扱いなのだろうか。パイは飯なのか菓子なのかというのは野暮な疑問であるのだが、菓子=甘いものという定義がある訳でもない。3時のおやつというものが昔あったのだが、その由来はイギリスのアフタヌーンティーであるということを学校の先生がしたり顔で言っていたことを思い出した。実際は「八刻」が「おやつ」の語源であるからだそうだが、当時はまだ「午後の紅茶」は世に出ていなかったと思う。

Comment:0 | Trackback:0 | Edit | Page Top.↑

2020年08月18日Tue [02:37] イギリス  

新たなマイノリティの誕生



カバーとタイトルにインパクトがあったので、読んでみたけど、アメリカのトランプ支持者ものではなく、イギリスとアメリカの2つの町のフィルワだった。オックスフォード大プレスから出たもので、むしろイギリスがメインなのだが、英米の「白人問題」は相違的ではなく、類似的であり、著者も両国の比較に重点を置いている訳ではない。この問題を放置していると、イギリス国民党がトランプの様に政権獲るぞとまでいかなくとも、危機感が研究動機になったことは窺われるのだが、その背景に労働党のエスタブリッシュメント化があるのだろう。ポリティカルコレクトネスから排除された白人男性の「ホワイトネス研究」はレイスズムの軛から逃れられないのだが「移民」が多数派となる近未来予想図は欧米では現実的であるので、新たなマイノリティをどう位置付けるのかという課題はあろう。

Comment:0 | Trackback:0 | Edit | Page Top.↑

2020年06月22日Mon [01:17] イギリス  

英国の街を歩く 



英国在住の人かと思ったのだが、今年退官した早稲田のシェイクスピア研究者らしい。この事態で他大にも英国にも行っていないと思うが、思う存分本を読んで過ごしたいというタイプであったならこれ幸いであったかもしれん。英語フレーズ集にもなっているので、テキスト的にも使えるかもしれんが、英国は自己責任大国であったというのは反自己責任主義のリベラルには都合が悪いかもしれん。ホームレスに話しかけ、要求通り絵筆を買ってあげたりしているのだが、そのあと、絵筆がどうなったのかは書いていない。本のネタ作りにはなったではあろうが、コロナにアンティファ暴動とホームレスの現在も気になる。

Comment:0 | Trackback:0 | Edit | Page Top.↑

2020年03月05日Thu [16:03] イギリス  

ジョーイ



「ジョーイ」は一定以上の年齢層には記憶されているらしい。BBCのドラマで、70年代にNHKで放送されたとのこと。その主人公の手記だそうだが、なぜ今頃、高文研から出るのかというろ、例の相模原殺傷事件関連らしい。正直、あの痛ましい事件を利用した運動は好かんのだが、中学生向けの英語購読に使おうと思って翻訳されたらしい。1920年生まれで、1981年に亡くなったとのことで、戦争の時代背景がある訳だが、弟が軍人になったという程度しかその辺の話は無い。元は高文研でもBBCでもなく、英文で44ページほどの本みたいなので、話した内容を記録しただけであろう。そこに差別とか偏見とか、国の無策とか、社会格差が描かれている訳でもない。中学生への啓発といった話ではなく、単に平易な短い英文本だったことを、事件によって訳者が思い出したというだけか。

Comment:0 | Trackback:0 | Edit | Page Top.↑

2019年12月08日Sun [15:54] イギリス  

バンクシー 壊れかけた世界に愛を



バンクシー本。もちろんバンクシーが書いている訳ではないので、著者は在英の美術コーディネーターらしい。さすがに莫大な金が動く様になってからは、公式ストーリーを鵜呑みにすることはできないのだが、その辺も含めてアートだという事は言えるのかもしれん。

Comment:0 | Trackback:0 | Edit | Page Top.↑

2019年11月29日Fri [15:09] イギリス  

英国名門校の流儀 



英国名門校本は割と頻繁に出る気がするのだが、それは日本のお受験現況と相関しているのか。例の無償化で公立が定員割れという事態になっているそうだが、所謂名門私立が「普通校」化してしまえば、富裕層は海外の名門私立という選択肢も考えるのかな。ハーロウ校で日本語を教えていた人だそうだが、駐妻現採らしい。日本だと名門は自由な校風で、底辺は厳しいというのが一般的なところだが、ハーロウ校はそれこそ肌着の色まで指定され、上着を脱ぐにも教師の許可がいるというガチガチの校則学校らしい。それこそ制服がカワイイといった理由で入れる学校ではないのだが、制服を着されられるのは抑圧だと国連で訴えた日本の高校生が理解されなかったのも、世界には制服も買うことができない高校生がいるというだけの話ではなかろう。

Comment:0 | Trackback:0 | Edit | Page Top.↑

2019年09月24日Tue [16:20] イギリス  

私たち国際結婚をしました

私たち国際結婚をしました (2人の日本人が語るイギリスライフ)
堀井 光俊 グリーン 光子
秀明大学出版会 (2019-06-20)
売り上げランキング: 745,490


秀明大学出版会だが、著者の一人が在英の秀明大学教授(どういうポジションが分からん)という以上の意味は無さそう。タイトルと共著者名で分かる通り、イギリス人女性と結婚した日本人男性とイギリス人男性と結婚した日本人男性の二本立て。在英、在日に関わらず、後者が圧倒的に多いというのは必然であるのだが、こうした相対的な国際結婚ものはわりと少ない気がする。結婚に対する幻想と現実問題は男も女も変わらんだろうが、文化的差異前提がそれに対して有効性があるのかどうかは分からん。もっともそうした前提は日本人とイギリス人(ここではスコットランド人妻)では異なるだろうし、学部から院、就職まで在英している著者にはそうした前提は無かったのかもしれん。

Comment:0 | Trackback:0 | Edit | Page Top.↑

2019年09月11日Wed [17:29] イギリス  

よい移民 

よい移民
よい移民
posted with amazlet at 19.09.11

創元社
売り上げランキング: 73,246


イギリスの移民系作家によるアンソロジー。日本だと、この種のものはほぼ在日朝鮮人作家と同義であったのだが、最近は温又柔が朝鮮人でも欧米人でもないということで、活動をリードしている感じ。英語作家という括りではなく、イギリス(の)文学界という世界はもちろんあるのだが、それこそイングランド系白人男性ノンケ作家という正統マジョリティが成立するのかは怪しい。このアンソロジーの選出基準は分からんが、イギリスだと温又柔とか柳美里などは移民系作家と見なされないかもしれん。基本、「有色人種」作家だけと思われるが、略歴に記載されている中で、旧英植民地以外のルーツがあるのはイランとイラクとイギリスにルーツを持つというブロガーだけか。カズオ・イシグロも作品からして、その系譜には入らないのかもしれん。やはり英国でも差別と偏見が大きなイシューになっているのだが、日本で対立軸となる本国と祖国といった争点は全く見られない。旧植民地で、英国と対立している国はないとか、英連邦であるといった理由はその通りではあるのだが、だからこそ焦点が絞れるという事はあるか。

Comment:0 | Trackback:0 | Edit | Page Top.↑

2019年08月19日Mon [19:11] イギリス  

カウチポテト・ブリテン



ブログ本らしい。日本のテレビがつまらないのには同意するとして、英国のTV番組が面白そうとはこの本を読んでも思えんかった。英国ユーモアはその土地の人間ではないと分からないとはよく言われるが、「ユーモア」自体が知的に昇華されてしまうと、どうもいかん。そうなると日本のバラティーはバカと評価するしかなくなるのだが、最近では日本のバラエティも海外(例によって欧米でスマン)でマニアがいることはいるらしい。ぼっち批判などもあるのだけど、同性同士で遊びに行ったり、食事に行ったりすると、LGだと思われるとか、一人で行動する人間は社会的に評価されないとなると、英国って不自由な国だなと思わずにはいられない。

Comment:0 | Trackback:0 | Edit | Page Top.↑

2019年08月14日Wed [03:33] イギリス  

古き佳きエジンバラから新しい日本が見える 

古き佳きエジンバラから新しい日本が見える (講談社+α新書)
ハーディ 智砂子
講談社
売り上げランキング: 9,612


投資セミナーで知り合った編集者から本を書いてみないかいと誘われたらしい。在欧結婚移住組女性の本は新書では定番ではある。かつては出羽守一色であったこともあり、その反動で日本スゴイ系が趨勢ともなったが、結局、どっちもどっちで、出羽守と日本スゴイがセットになったのが最近の傾向。まあそれが海外だろうと日本だろうと、フツーの人間の日常である。ただ、スコットランドをディスる箇所は無理がないが、日本をageる箇所は無理している感じがしないでもない。英語圏だと、他国でよくある英語至上主義みたいなことをすると相当嫌味になるので、日本人が英語を話せないのは当然であって、英語以外を使う場面が無い英国人が外国語を全くできないのと同じであるとしている。相対化すれば、英国人(スコ人)は英語以外の言語自体が想定外なのであり、外国人は外国語(英語)を話すという認識がある日本人の方がマシであると。

Comment:0 | Trackback:0 | Edit | Page Top.↑

2019年07月28日Sun [02:04] イギリス  

海外で研究者になる



たまにTLで流れてくる人かなあ。中公新書だし、本職は論文書きなので、芸風は違う感じだが。とりあえず、フォローしている研究者の人たちでも、自身の転職に参考になるというのは少数かと思うが。確実に新書一冊分くらいの需要はあろう。校務に追われるのと、資金集めに追われるのとどっちが良いかとなると、学内人生を送ってきた人が多い日本の研究者は前者を選ぶかとも思うが、いずれにしても海の向こうでも学者の本分は研究であるという訳でもないか。香港やシンガポールの高給転職も話題になっているが、可処分所得を考えればそう差がある訳でもないみたいだし、欧米になれば、それも物価で相殺されてしまう。もっとも、研究を主体に考えるというのが筋道であるのだが、日本では海外の最大のメリットがキャリアというモチベーションを起こさせる社会では無いというのがデカいか。

Comment:0 | Trackback:0 | Edit | Page Top.↑

2019年07月21日Sun [12:01] イギリス  

写真家ジュリア・マーガレット・キャメロン



玉川大出版部は初見かな。ここから数冊出している著者は大学関係者かと思ったのだが、略歴からは関係性が分からん。非常勤か学園生だったのかもしれんけど、wiki見たら祖父母両親兄弟姉妹全部学者という凄まじい一家だった。祖母はドイツから帰化した佐野えんねという人だそうで、親の代までは独文関係、その下の世代が国文学、児童文学など。母は祖母の半生をまとめた著作業となっているが、wikiにある京都大学文学部国語国文科卒業旅というのはどういう意味だろう。

Comment:0 | Trackback:0 | Edit | Page Top.↑