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2019年03月03日Sun [16:15] イギリス  

帝国航路を往く



たしかにこのテーマは多くの研究があるのだが、日本の帝国主義性を糾弾する立ち位置では洋行が可能になった近代日本の限られたエリートが帝国主義の西洋を直接見る前に立ち寄る西洋植民地で知った現実により、己の帝国主義性を確固たるものとしたという論述であれば「あの戦争」が西洋の植民地を解放したという「間違った言説」にならずに、日本は西洋の帝国主義モデルを踏襲することにより、己を西洋と同一視したという風にすることは可能か。植民地の同朋が「醜業婦」であったという現実は恥辱と共に富国強兵の決意を固める事由になった訳だが、韓国人の従軍慰安婦や来日ホステスなどに対する感情も最初はその様なものであったのだろう。

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2019年02月24日Sun [00:46] イギリス  

TOEIC亡国論 



よく分からんが、イタリア語が本職の語学屋らしい。TOEICが亡国する以前に、TOEIC自体が亡国してしまうんじゃいか。知らんかったが、TOEICはそもそも経団連が作ったものなのか。それをアメリカ製の世界的試験に見せかけたところで、猪木のNWF世界王者みたいなものである。韓国が離脱したのも別に反日とかではなく、意味がないからであろう。ALTもやり玉に挙げられているのだが、これは果たして無駄だと言い切れるのか。政府も英語力より、日本の印象貢献を目的にしていたのだから、その点ではマイナスではなかろう。

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2019年02月18日Mon [20:51] イギリス  

岡崎慎司悩む男。 



数冊だけど、岡崎は長友、吉田の次くらいに自著を出している方。代表のポジション的にも妥当なところだが、ダントツに本を出していると思っていた本田はそれほど出していないのか。自著と言っても、最近は書いた人が最後に登場するのが必然になっているので、本田のキャラだとその辺が難しいのかもしれん。岡崎は「中の人」のポジションに収まって、それ以上は口出ししないといった感じだが、やはり自己啓発の魔の手からは逃れられんか。

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2019年02月13日Wed [14:37] イギリス  

戦争と図書館



ケンブリッジ大図書館日本部長だった人。何冊も著書がある。今回は接収図書がテーマだが、GHQや外地の「植民地図書館」の研究に比べて、欧州の接収図書は数が限られていることもあり、あまり知られていないか。接収は占領下でしか起こりえないのだが、英国では敵国資産として事実上接収され、講話後に返還される前に売却済みというひどい話。ベルリンの様に占領下になると、無人となった日本大使館(40年位放置)の図書は戦利品となるか。大使館の書籍がそのまま残されていることをオックスフォードに伝えたのは「大公報」の記者の中国人だったそうで、敵国資産も戦利品もロンドンの日本大使館が寄付したという手続きが取られた形もあったらしい。イギリスで東洋学と言えば中国学である訳だが、中国研究者が中国学における日本語書籍の価値を分かっていたっから蒐集の対象になったという。

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2019年01月18日Fri [23:54] イギリス  

ニュートンとコーヒータイム



このシリーズも続くな。これで4冊目だが、次はモーツァルトらしい。版権は何冊分あるのだろう。例によっての仮想インタビューもので、一歩間違えれば大霊言シリーズなのだが、その辺はコーヒーでも飲みながらという予防線を張っているので、ニュートンがお告げを喋りだしたりはしない。とはいえ、ニュートンがオカルト思考であったことは間違いないみたいで、神経衰弱であったとも。現代に生きていたら、危ない宗教に嵌っていた可能性もある訳だが、それは偉人の宿命ではある。錬金術の実験で大量の水銀を飲み込んでいたという説もあるそうだが、この時代の水銀は薬であった訳で、先日読んだパガニーニというバイオリニストの評伝でもそれが原因で亡くなったとされていたな。

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2019年01月16日Wed [01:52] イギリス  

「スコットランド問題」の考察 



論集。この前のカタルーニャ本は明石だったが、こちらのスコットランド本も法律文化社か。やはり沖縄との絡みなのだろうが、実のところカタルーニャもスコットランドも独立運動側は左翼ではなく、民族主義者であり、独立に一番不安を感じているのは移民である。スコットランド独立とブレクジットはセットで語られることも多いのだが、どちらも自民族ファーストが基本である。その点に於いてはイングランド人もスコットランド人も利益が共通しているのだが、スコットランドはカタルーニャの様な内戦の記憶も、文化弾圧の記憶も希薄であろうから、やはり独立のモチベーションは経済面にあるのだろう。

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2019年01月04日Fri [05:14] イギリス  

英国のEU離脱とEUの未来



21世紀政策研究所は経団連のか。版元は左翼だが、経団連としては英のEU離脱は勘弁というのが本音であり、靖国尖閣の時の中国擁護同様、左翼と組むしかないか。実際はどうだか分からんが、示されているデータによると、英国で離脱派は老人、残留派は若者が中心だという。肝心の中間はどこいったのかと思うのだが、普通に左派が残留で、保守が離脱で良いんじゃないかな。英国と言えば階級だが、その辺の調査は英国ではあまりやらない。移民の数も公表されているデータの倍以上というのが相場みたいで、英国籍はカウントされないから、ルーツ的な英国人が多数派を占めるのは微妙になってきているのかもしれない。もっともスペインに英国人が31万人もいるそうで、その多くは定年退職者であるそうだから、老人が離脱賛成とも一概には言えないだろう。

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2018年12月28日Fri [03:48] イギリス  

MUSIC LIFEザ・ビートルズ1980年代の蘇生 



ミュージック・ライフ別巻かと思ったのだが、シンコームックなんてのがあったのか。ビートルズものは今でも手堅いコンテンツだから、あの手この手で出してくるが、80年代のビートルズなんてよく考えついたな。80年代は音楽産業が完成された時代と行って良かろうが、ビートルズのゾンビもそれに参画した次第。ジョンを除くソロ活動も活発化したし、ジュリアン・レノンまでもカバーしているのだが、オノヨーコのソロは除外か。ジュリアン・レノンは大御所まで行くかと思ったが、結局あの人は今的ポジションになってしまった。

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2018年12月27日Thu [05:57] イギリス  

ロンドンパブスタイル



グラフィック社か。インテリア系だが、ロンドンのパブ、ウィーンのカフェはこの手のものの定番だな。カフェは空間8味2くらいだろうけど、パブは酒8空間2くらいじゃないのか。よく分からんけど、パブって一人で雰囲気を味わいながら飲む場所なのかな。イギリスだと食事の場としての選択肢もあるみたいだが、地方だとこれ一択ということはあるか。ロンドンだとあくまで飲みの場であろうけど、名門はそれなりの値段設定なんかな。

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2018年12月19日Wed [04:45] イギリス  

ブロブディンナグの住人たち



よく分からんが、英国文学の先生らしい。1950年生まれで、20代前半のロンドン滞在記とあるので、70年代前半か。メタフィクションであると思うが、年代的ものも感じる。中華街が一変したとあるが、70年代のソーホーはまだ魔窟的雰囲気があったのだろうか。90年代くらいでも店員の態度が良かったとは思わんかったのだが、最近になってサービスがガラリと変わったというより、70年代は70年代的であったということなのだろう。ガス修理屋の話があるが、こうしたインフラ関係の工事屋はおそらく、70年代も今も変わらん感じではあろう。外国人率は大幅にアップしているはずだが、「アジア系」や「ジャマイカ系」といった旧主流派の移民から東欧を中心としたEU圏が多数派になったと思われる。大幅にアップしたのは交通費か。

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2018年12月10日Mon [03:22] イギリス  

イギリス文学を旅する60章 



ずっと「知るためのシリーズ」だとばかり思っていたのだが、正確には「エリア・スタディーズ」シリーズというらしい。なので、「知るための」も「を旅する」も同じシリーズということになるのだが、歴史編もそうだが、文学編も大国しか出ないだろうな。「文学を旅する」よりも「文学を知るための」の方が連続性はありそうなものだが、歩き方的なものを目指しているのだろうか。その中でもイギリス文学は巨人であるのだが、言語的に国内手形がある様なものであるから、ローカル文学が世界文学になったりもする。シェクスピア劇のグローブ座再建に資金を出したのは日本のシェクスピア研究会とのことだが、その呼びかけ人だったユダヤ系アメリカ人俳優にイギリス人が拒否反応を示したからなのだという。

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2018年11月21日Wed [15:22] イギリス  

ジャーナリストの誕生



ジャーナリストが国家資格であるというと、中国か北朝鮮かと思われかもしれんが、かつての日本では戦時下に資格化され、イタリアでは現在でも資格制度が存在する。全体主義国家が報道をコントロールするのは必然ではあるのだが、報道の質が自由化で担保されるとは限らないし、むしろマイナスの要因があるのかもしれん。BBCが現在も報道のメルクマールになることが多いのはそこに質が担保されているからということであろうが、日本のジャーナリズムがイギリスを手本とするなら、イギリスでジャーナリストをどう育てているのかを見なくてはならないといった本。イギリスでも国家資格ではないがジャーナリストの資格制度は存在する。ジャーナリストの質を担保する人材が確保できないという事情があったからの様だ。イギリスは今でも大学進学率は相対的に低いが、ジャーナリストの収入もまた相対的に低く、新聞業界の競争力も低くなる。先の人質事件でもそうした背景があったのだが、日本も大手マスコミとその他大勢ではジャーナリストの収入に格段の差があり、危険な仕事はそうした不安定な層に廻ることとなり、安全対策が施せず危険性が増すことになる。この場合、専門的職業訓練が有効なのか分からんか、ジャーナリストの質の担保と報道の自由の担保は別問題として考える必要はあろう。

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