2017年03月26日Sun [06:02] ヨーロッパ  

欧州危機と反グローバリズム

欧州危機と反グローバリズム 破綻と分断の現場を歩く (講談社+α新書)欧州危機と反グローバリズム 破綻と分断の現場を歩く (講談社+α新書)
星野 眞三雄

講談社 2017-01-20
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朝日のエリート記者らしい。欧州総局特派員もキャリア形成の一部だろうが、そつなく仕事をこなしたのだろう。朝日は反グロにまだ拘っているが、もう欧州の第一の分断は別のところである。英国のEU離脱をEU危機が原因とするのは無理がある。ギリシャから英国への移住者は東欧などから比べれば少ないだろうし、シティが大打撃を受けた訳でもない。アイルランドのU2タワーが建設停止になったというのは興味深いが、これはボノが投資した物件なのか。単にU2のスタジオが入る予定だったというだけかもしれんが、それでもU2で金集めしたことには変わらんだろう。反グロを言うならその辺も突っ込んで欲しかった。

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2017年03月10日Fri [06:05] ヨーロッパ  

童貞の世界史

童貞の世界史: セックスをした事がない偉人達童貞の世界史: セックスをした事がない偉人達
松原 左京 山田 昌弘

パブリブ 2016-05-06
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歴史を実証主義の見地で捉えると、これは成立しない世界史なのだろうが、童貞は日本的に意味のある概念であるので、偉人とセックスの相関性の研究は成立する。女性も数人混じっている。数的にも処女の偉人の方が多いと思われるが、「処女の世界史」は童貞に比べて成立しにくいところはあるか。誰でも思いつくのが宮沢賢治であろうが、宮沢の様に童貞であることに意味を見出している人は世界にはいない様である。スタインとヘディンが共にリストアップされているのは意外だったが、冒険家にはストイックな面が求められることはあるだろう。ただ、妄想を共にする時間が長いことはたしかで、性欲がエネルギーになるのは戦場の兵士と同じである。河口慧海は宗教的背景があったが、諜報活動が目的であった西川一三が一度も正体がバレなかったのは、女体には一度も触れなかったからだと、西川は後年語っている。それ以前に童貞であったのかは分からんし、盛岡で理美容用品の卸をしたいたという戦後に結婚したのかもしれんが、007とかゾルゲ事件の人たちの様にスパイがセックスばかりしているのが腑に落ちなかったので、妙に印象に残っている。

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2017年03月07日Tue [05:59] ヨーロッパ  

サラダの歴史

サラダの歴史 (「食」の図書館)サラダの歴史 (「食」の図書館)
ジュディス ウェインラウブ Judith Weinraub

原書房 2016-12-19
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このシリーズは出出しの頃は全部フォローしていたのだが、数年も刊行を続け、何冊出るのか分からなくなったので、読むのやめた。カテゴリーも国や地域が特定しにくい。とはいえ、30分もかからず読めるものなので、忙しい時には重宝する。サラダの歴史なんて、どこが起源か分からんものなのだが、新大陸起源がはっきりしている作物以外は、例によって、中東メソポタミア方面である。野菜には毒があるということが信じられてた時代にあって、レタスが広く食べられる様になったとのことだが、ちょっと前によんだ中東の非イスラム宗教を扱った本で、レタスを食べない宗教があるというのを思い出した。この辺の歴史と関係しているのだろうか。

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2017年03月02日Thu [05:58] ヨーロッパ  

感染症の近代史

感染症の近代史 (日本史リブレット)感染症の近代史 (日本史リブレット)
内海 孝

山川出版社 2016-10
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山川日本史リブレット。日本が鎖国していなければ、西洋人が持ち込んだ感染症で日本人が絶滅していた可能性もあるが、西洋からもたらされた医学で、感染症を防いだという経験は大きい。そうした医学が西洋で発展したのも蔓延した感染症があったからなのだが、こうした戦いはボーダレスになるから、国際間の連携が不可欠である。

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英国EU離脱の本当の理由!? いよいよドイツ発 金融恐慌が始まる! (恐慌はすでに始まっている!)英国EU離脱の本当の理由!? いよいよドイツ発 金融恐慌が始まる! (恐慌はすでに始まっている!)
中島 孝志 松藤 民雄

ゴマブックス株式会社 2016-07-30
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年間300冊超読書のセミナー講師の人と、金鉱山経営という文字通りの山師のコンビらしい。まあ年間1300冊超の私でなくとも、これは雑本だとは分かるだろう。山師の人は中国人をカモにしている事を自慢しているのだが、そのくせ、中国人難民が日本に押し寄せ、中国人が多数派の国になるのだとか。。中国は北京閥、上海閥、天津閥の3つに分かれるとのことで、天津閥というのがよく分からんかったが、宮崎正弘が元ネタの様だ。

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2017年02月22日Wed [05:47] ヨーロッパ  

欧州航路の文化誌

欧州航路の文化誌: 寄港地を読み解く欧州航路の文化誌: 寄港地を読み解く
橋本 順光 鈴木 禎宏

青弓社 2017-01-27
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論集。日本比較文学会というところらしい。名称だけみると、結構規模が大きそうだが、書籍化には苦労したとのこと。戦前の或いは欧州へは船旅が基本であった時代における「洋行文学」は各地に寄航するので、必然的世界漫遊記となるのだが、その寄港地のほとんどが事実上のイギリス植民地であるという。サイゴンとかマニラに寄航すればそうではないのだろうが、香港、シンガポール、コロンボ、スエズ、マルセイユというのがコースか。当時はそれらの地名が異国情緒漂うパーツとして文学上に機能していた。金子光晴は回り道しすぎだが、ゴールはパリで、欧州航路の線上ではある。スエズは当時のポート・サイードに日本領事館があったそうだが、ほとんどの日本人旅行者を世話したという現地で成功した日本商会の経営者がいたそうだ。この人に関しては前に何かで読んだ記憶があるが、評伝は一冊も出ていないとのことで、この執筆者がチャレンジするのだろう。

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2017年02月14日Tue [05:51] ヨーロッパ  

サッカー監督図鑑

サッカー監督図鑑~オールカラー! 世界と日本の現役サッカー監督176人のすべて~日本代表次期監督を探せ!!サッカー監督図鑑~オールカラー! 世界と日本の現役サッカー監督176人のすべて~日本代表次期監督を探せ!!
杉山 茂樹

廣済堂出版 2016-10-18
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文字通りのものだが、ながら読みの私でも誤記誤植が10以上は見つかった。精読すれば相当数あるんじゃないかな。監修の杉山茂樹は名前貸しただけなのか、単に戦術以外は興味ないのか分からんが、山東魯能を三東魯能とすると、三東ルシアかと。それはともかく、選考の基準がよく分からん。ポルトガルが監督大国だから、多く選んだとかあるのだろうけど、フランスとかは過去の名選手ばかり。マンチーニが国際レベルでないというのも分からんな。アンチェロッティと同格扱いでも良いんじゃないの。

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2017年01月28日Sat [06:07] ヨーロッパ  

骸骨考

骸骨考:イタリア・ポルトガル・フランスを歩く骸骨考:イタリア・ポルトガル・フランスを歩く
養老 孟司

新潮社 2016-12-22
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ヨーロッパ紀行もの第2弾らしい。「バカの壁」関連以外はそれほど売れている訳ではないのか。墓だの骸骨だのを見に行っているから、普通の旅行記とは違うかと思いきや、突然、ホテル評論を始めてしまったりもする。もう今年80歳なのだが、よく海外旅行ばかり行けるな(肉体的な意味で)。虫がいないところはいかないというのは有名だが、かつてはハエもスズメもいないと言われた国は相変わらず行く気になれないのかな。

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2017年01月23日Mon [05:33] ヨーロッパ  

北欧が好き! 2

北欧が好き! 2 建築&デザインでめぐるフィンランド・スウェーデン・デンマーク・ノルウェー (地球の歩き方コミックエッセイ)北欧が好き! 2 建築&デザインでめぐるフィンランド・スウェーデン・デンマーク・ノルウェー (地球の歩き方コミックエッセイ)
ナシエ

ダイヤモンド・ビッグ社 2016-10-15
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第2弾か。北欧好きは仕事して渡北欧しないと破産の危険性があるが、この著者はトークイベントなどを行っている様だ。日本円の換算が併記されているのはユーロ圏のフィンランドだけで、昼飯SK130と言われてもパッと見幾らか分らんのだが、1671円か。フィンランドの640円とはモノが違うとしても、差があるな。ノルウェーの129NOKはスウェーデンよりちょっと高い。日本でもオシャレな店だとランチはそのくらいするが、北欧にはサイゼも松屋もない。

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2017年01月20日Fri [04:58] ヨーロッパ  

土木遺産Ⅴ

土木遺産V―――世紀を越えて生きる叡智の結晶 ヨーロッパ編2 オリエント編土木遺産V―――世紀を越えて生きる叡智の結晶 ヨーロッパ編2 オリエント編
一般社団法人 建設コンサルタンツ協会『Consultant』編集部

ダイヤモンド社 2016-12-02
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第5弾だそうだが、2005年スタートなのか。もしかしたら、昔のデータ使いまわしかもしれん。一般社団法人建設コンサルタンツ協会の会報か何かの連載だったのかな、吉村作治が初っ端がら登場しているのだが、「ピラミッド」は今でも世界最大の土木遺産ということになるのか。ヨーロッパは建設技術も宗教もオリエント由来ということになるのだが、「土木遺産」の方はヨーロッパに集中しているのか。

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2017年01月14日Sat [05:39] ヨーロッパ  

北欧ゆるとりっぷ

北欧ゆるとりっぷ―心がゆるむ北欧の歩き方北欧ゆるとりっぷ―心がゆるむ北欧の歩き方
森 百合子

主婦の友社 2016-10-03
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ジュウ・ドゥ・ポエムの「北欧ガイドブックライター」森百合子さんの本はこれで3冊目になるのか。北欧雑貨店の経営者だが、仕入の旅費はガイドブック執筆で間に合うのだろうか。ほとんどPR本みたいなものであるから、どっちが主なのか分らんが。貸しアパート、自炊、自転車ならなんとか凌げるか。心がゆるむのと財布がゆるむのとの相関性が成立するには、よほどに精神的余裕がないと無理か。

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2016年12月27日Tue [06:11] ヨーロッパ  

帝国の興亡

〈情報〉帝国の興亡 ソフトパワーの五〇〇年史 (講談社現代新書)〈情報〉帝国の興亡 ソフトパワーの五〇〇年史 (講談社現代新書)
玉木 俊明

講談社 2016-08-18
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情報を制する者が世界を制すというのは間違ってはいないのだろうが、もはや情報は帝国に付随するものではなく、情報自体が帝国を解体しているというフシもある。コントロールされずに暴走を始めた情報は道具に留まらないのだが、電信が英国帝国、電話が飴リリカ帝国を形作ったのと同様、インターネットやGPSの構築は新たな帝国を築く中国の野望にとって必須なのだろう。

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