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2019年06月07日Fri [00:00] ヨーロッパ  

未承認国家に行ってきた



サイズ社は文庫化早いな。ゴンザレスより先に出た人だったと思うけど、キャラが被っている分、テレビ枠は譲った形か。広瀬陽子の様なものを期待していた訳ではないが、純然たる旅行記なので、旅行者向け。お馴染みの旧東側系の国々だが、コソボ人がアルバニアを嫌っているということは知らんかった。ユーゴスラビア時代の最貧地域もアルバニアとは相当な格差があった訳で、同胞意識よりも、被差別こその差別意識を引きずっているのかもしれんし、大アルバニア主義への反発もあるのだろう。援ドニがモルドバに帰属意識が無いのは当然としても、モルドバもルーマニアへの帰属意識は無い様だ。

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2019年05月01日Wed [02:45] ヨーロッパ  

日本の醜さについて



京都を壮大にディスった人だから、日本をディスったところで、パヨク扱いされる訳でもないのだが、その辺、らしくない心配もしている。ただ、街並みが汚いとか、ラブホとかの西洋風建築は文化冒涜だといった批判はこの著者にしては類型的で、よく読み込まんと、その真意は分からん。ヨーロッパ憧憬は世代的事情もあるのだが、実際に来てみたら、犬の糞だらけであったというのは相当ショックであった様だ。

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2019年03月26日Tue [02:18] ヨーロッパ  

宣教のヨーロッパ



ヨーロッパのキリスト教の海外宣教の背景には激しい新教との勢力争いがあった訳だが、特にイエズス会はプロテスタントの布教を阻止する為の「再征服」の尖兵であった。一番効果的なのが王の改宗であって、各地の王を改宗させた植民地統一を起源とする国家が公用語や国家体制に植民地性の影があるのは必然である。大名の改宗を最小限に留めたことが日本の成功であったのだが、天皇改宗圧力はキリスト教もイスラム教も試みたもの。アベガー左翼が天皇を持ち上げたりするのも、あくまで天皇制廃止の道程としてである。

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2019年02月12日Tue [13:03] ヨーロッパ  

ヨーロッパ鉄道旅行 2019-2020



イカロスムック。毎年出ているんだろうか。LCC全盛の時代、ユーレイルパス旅行はすっかり廃れたと思ったのだが、特に鉄オタ目線でも無い感じ。遅延で、代わりにLCCに乗ったから、飛行機代出せという話があるのだが、申告したものの断られたらしい。さすがにそれは無理だが、ヨーロッパで運賃返金できただけでも儲けものみたいなものか。デンマークの田舎に行ったら、英語が全く通じなくて困ったが、英語を話せる若い人がいて助かったという話もある。よく分からんが、デンマーク人が英語が話せなかったのではなく、その日本人の英語が通じなかったのでは。

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2019年02月11日Mon [02:16] ヨーロッパ  

百年の旅



彩流社で、ヨーロッパ旅ものを何冊も出している英文学者。無事定年を迎えたとのことで、これからは専業で紀行していくのだろうか。百年の旅はガルシア=マルケスのタイトルをもじったのかと思ったのだが、第一次大戦後100年か。ヨーロッパ至上主義者みたいなのでラ米文学は関係ないか。キプリングの息子が第一次大戦に従軍して戦死した話やルーマニアで英語が通じないといった話など。目玉として、例の沖縄の朗読女子中学生の母親が教え子であったという話が最後にある。

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消化器専門医らしい。「地中海式和食」の提唱者とのことだが、牛乳元凶説の人とは違うのか。IBD患者の平均寿命が短いのかどうか分からんが、QOLの平均寿命が一般より短いのは確かではあろう。食事との因果関係の疑いは高いというだけで、それが決定的な因子ではないはずだが、沖縄クライスのケースを見る限り、食の変化が寿命を低下させているということは言えるかもしれん。それも全国と相対させた結果ではあるのだが、80年代まで全国トップであった県の凋落は他県の健康対策に出遅れたからということでもなさそうだ。元凶とされている肉食、乳製品中心の国の平均寿命が短いということでもないので、「地中海式和食」の実践が長生きを保証するという訳でもない。菜食と肉食の比較データではほとんど差異が認められなかったとのことなので、伝統的な食事の変化が遺伝子の変化を招くのではあろう。

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2019年02月07日Thu [21:26] ヨーロッパ  

本当は恐ろしい世界の名家 

本当は恐ろしい 世界の名家
歴史ミステリー研究会
彩図社 (2018-05-17)
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彩図社の文庫版は特に文庫名がある訳ではないのか。海外ブラック旅シリーズなのは大体文庫版で再販されるのだが、この本に元本があったのかどうかは不明。アマゾンではこれ一冊しか出てこなかったが、「本当は恐ろしい」シリーズはグリム童話のが当たったから、色んなとこから、色んなものが出るようになった。世界の名家は別に本当はなどともったいぶらなくても、大抵恐ろしいものなのだが、これが「日本の名家」だと出版は難しいかも。

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2019年02月02日Sat [23:58] ヨーロッパ  

多文化主義のゆくえ



カナダの政治哲学者。ハンガリーの中欧大学ナショナリズム研究プログラムの客員教授も務めるとのことで、多文化主義キングのカナダがハンガリーの偏狭的ナショナリズムを斬るみたいなものなのかと思ったのだが、そこまで狭隘なものではなく、総論である。カナダの多文化主義はリベラル主義の帰結ではなく、単にプラグマティズムの表れな様な気もするのだが、リベラルの限界は論じている。カナダの様な国から見れば、ヨーロッパで起こっている現実はリベラル主義の矛盾ではあるとは思うが、移民や難民をマイノリティとして扱わないという点は先住民を抱えるカナダと少数民族集団を抱えるヨーロッパ諸国でも共通認識としてある様だ。日本の自称リベラル主義ではマイノリティによるマジョリティ差別は存在しないという言説がまかり通っているのだが、西洋のリベラル主義では日本でマイノリティとして呼べるのはアイヌだけということになるか。

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2019年01月21日Mon [02:42] ヨーロッパ  

ヨーロッパの内戦 



イタリア人らしいが、フランスに学んだ人みたいで、執筆もフランス語。急進左派でユダヤ人をテーマにしているとのことで、ユダヤ系なのか。サルトルとは違って、学者なのだが、左翼なりの総括なのか。ロシアの赤軍には多くの外国人が参加していて、その仮名でも中国人は残虐で知られていたとあるのだが、そういう神話が語り継がれているのか。この「中国人」がアジア系ロシア人なのか、中国から義勇兵として参加したのかは分からんが、ISのウイグル人なども「中国人」とされている訳だし、ヨーロッパの「中国人」に対する恐怖はタタールの軛以来連綿と続いているものなのだろう。

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2019年01月14日Mon [23:53] ヨーロッパ  

忘却する戦後ヨーロッパ



移行期正義については先日読んだのだが、脱ナチス概念が大元であるのか。ユダヤの影響力というより、キリスト教的正義を正当化した正義と悪の二元論であるから、日本人の違和感はその辺にあるのかもしれん。大日本帝国を悪としないことは正義に対する冒涜ということになるのだが、それに与しないと弾劾側から迫害を受け、再び悲劇が繰り返されるのは歴史が証明していること。そうした不毛の連鎖を断ち切る為に和解という模索がようやく始まったのだが、世には未だに正義の名の下に自分の祖先の記憶の復讐を図る人たちもいるので、中々一筋縄では行かない。

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2019年01月03日Thu [05:11] ヨーロッパ  

共通語の世界史



原著の初版は92年とのこと。フランスの言語学者らしいが、ヨーロッパの共通言語はラテン語以来確定してはいないという。92年の段階でも事実上英語であったと思うが、その後の20年で英語の共通語化はほぼ揺らぎないものになったのではないか。南はフランス語、中央はドイツ語、東はロシア語といった対抗馬がソ連崩壊とネットの隆盛により駆逐された観もあるのだが、建前上、EUは多言語、多文化主義を貫かないといけないので、共通語が英語であるという宣言はできない。そもそも、英語にしても、フランス語にしても国民国家言語として統一されている訳ではないので、現在のEUの公用語全てが帝国主義的言語の意味合いを孕んでいるのも確かである。

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2018年12月31日Mon [05:25] ヨーロッパ  

脱!暴走老人



ツイッターでは最近は芸風が変わって、出羽守批判に転じたとも言われているが、本では違うのか。日本でモンクレが見られるのは世代性別問わずであって、単に老人に暇な人が多いから目立つということだと思うが、ヨーロッパであれば、役所だろうと、店だろうとクレーマーに黙って頭を下げるなんてことはないからではないか。何持っているか分からんし、英国でもガードマンとか警察直ぐ呼ばれると思う。昔の日本でも店の親父が叩き出していただろうし、老人がそこまで活動的ではなかったから、クレーマーを見ることも少なかったのだろう。いじわる婆さんとか、ガミガミ親父とかの呼称があったということは昔の老人は穏やかだったというのの反証にはなろう。英国の爺さんにナンパされるのは嬉しいという人がいるのか分からんが、日本の爺さんが同じことやったらキモいだろうし、老人同士の恋愛沙汰は結構カオスだったりもする。ボンジョビのコンサートなんか日本でも50代が中心だろうし、メタル系は50代後半が多いと思う。フェスも高額な分、高齢化していて、20年後くらいは60代が中心になるかもしれん。

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