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2019年01月21日Mon [02:42] ヨーロッパ  

ヨーロッパの内戦 



イタリア人らしいが、フランスに学んだ人みたいで、執筆もフランス語。急進左派でユダヤ人をテーマにしているとのことで、ユダヤ系なのか。サルトルとは違って、学者なのだが、左翼なりの総括なのか。ロシアの赤軍には多くの外国人が参加していて、その仮名でも中国人は残虐で知られていたとあるのだが、そういう神話が語り継がれているのか。この「中国人」がアジア系ロシア人なのか、中国から義勇兵として参加したのかは分からんが、ISのウイグル人なども「中国人」とされている訳だし、ヨーロッパの「中国人」に対する恐怖はタタールの軛以来連綿と続いているものなのだろう。

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2019年01月14日Mon [23:53] ヨーロッパ  

忘却する戦後ヨーロッパ



移行期正義については先日読んだのだが、脱ナチス概念が大元であるのか。ユダヤの影響力というより、キリスト教的正義を正当化した正義と悪の二元論であるから、日本人の違和感はその辺にあるのかもしれん。大日本帝国を悪としないことは正義に対する冒涜ということになるのだが、それに与しないと弾劾側から迫害を受け、再び悲劇が繰り返されるのは歴史が証明していること。そうした不毛の連鎖を断ち切る為に和解という模索がようやく始まったのだが、世には未だに正義の名の下に自分の祖先の記憶の復讐を図る人たちもいるので、中々一筋縄では行かない。

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2019年01月03日Thu [05:11] ヨーロッパ  

共通語の世界史



原著の初版は92年とのこと。フランスの言語学者らしいが、ヨーロッパの共通言語はラテン語以来確定してはいないという。92年の段階でも事実上英語であったと思うが、その後の20年で英語の共通語化はほぼ揺らぎないものになったのではないか。南はフランス語、中央はドイツ語、東はロシア語といった対抗馬がソ連崩壊とネットの隆盛により駆逐された観もあるのだが、建前上、EUは多言語、多文化主義を貫かないといけないので、共通語が英語であるという宣言はできない。そもそも、英語にしても、フランス語にしても国民国家言語として統一されている訳ではないので、現在のEUの公用語全てが帝国主義的言語の意味合いを孕んでいるのも確かである。

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2018年12月31日Mon [05:25] ヨーロッパ  

脱!暴走老人



ツイッターでは最近は芸風が変わって、出羽守批判に転じたとも言われているが、本では違うのか。日本でモンクレが見られるのは世代性別問わずであって、単に老人に暇な人が多いから目立つということだと思うが、ヨーロッパであれば、役所だろうと、店だろうとクレーマーに黙って頭を下げるなんてことはないからではないか。何持っているか分からんし、英国でもガードマンとか警察直ぐ呼ばれると思う。昔の日本でも店の親父が叩き出していただろうし、老人がそこまで活動的ではなかったから、クレーマーを見ることも少なかったのだろう。いじわる婆さんとか、ガミガミ親父とかの呼称があったということは昔の老人は穏やかだったというのの反証にはなろう。英国の爺さんにナンパされるのは嬉しいという人がいるのか分からんが、日本の爺さんが同じことやったらキモいだろうし、老人同士の恋愛沙汰は結構カオスだったりもする。ボンジョビのコンサートなんか日本でも50代が中心だろうし、メタル系は50代後半が多いと思う。フェスも高額な分、高齢化していて、20年後くらいは60代が中心になるかもしれん。

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2018年12月27日Thu [05:48] ヨーロッパ  

日本人が海外で成功する方法



松井はまだ現役なのか。横浜FCというとカズだが、ポジ的にもキャラ的にも被るのではないか。京都には戻れなかったのかな。瀬戸や宮市みたいに日本に戻れるチームの無い生き方に敬意を持っているみたいで、その辺が関係しているのかも。ポーランド行きは家庭関係の事情とも聞いたが、その辺は書いていない。たしか先日読んだ大家友和と同じく、現役時代に立命館大に入学したはずだが、海外でプレーして日本の大学を卒業するということはやはり難しいんかな。フランスでもポーランドでも通訳無しが基本だそうで、日本人で通訳付いていたのは俊輔と香川くらいではないかと。ザッケローニの通訳はトリノで大黒の通訳だったはずだが、それなりのチームで、それなりの契約金の人は私費でも通訳付けるんじやないかな。中田や本田みたいな意識高い系や長友みたいなコミュ力系、川島みたいな語学マニアは意図的に通訳なしだろうが、俊輔や香川は性格的にも通訳マストっぽい。俊輔も香川も結果は出しているんだから、それが悪いということはないだろうが。

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2018年11月23日Fri [15:31] ヨーロッパ  

ガルシア=マルケス「東欧」を行く



小説はあらかた翻訳されているのだろうけど、記者時代の単発ものなどはまだ結構未訳のものがある様だ。50年代の「東欧」旅行記がかつて翻訳されていたのか知らんが、スペイン語圏で再刊されたものらしい。ガルシア=マルケスはカストロとガチ友で、長く米国ビザも拒否されていたから、共産主義者のイメージもあるのだが、この時代は作家が左翼でなければ人に非ずの時代。とはいえ、スターリンが死んだこの時期は社会主義国の綻びを批判したところで、ジッドのソ連紀行みたいに糾弾されることはもない。ベルリン封鎖の頃なのだが、アメリカ人観光客は西ベルリンでアメリカから輸入されたアメリカより安い商品を買い漁るという話がある。空輸されてもなお安いのか、別のルートから入ったものかもしれんが、アメリカ人がその商品を持って帰る訳ではないだろうから、PXみたいに戦勝国民の転売に使われていたのかもしれん。東に行く旅行者が西ベルリンで東ドイツマルクを入手するのは末期もそうだったから、それから30年以上続いていたことなのか。モスクワに亡命スペイン人が多かったのもこの頃だが、帰国したものの、フランコ政権下のスペインが合わずにまたロシアに戻ってきた者も結構いたらしい。

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2018年10月10日Wed [14:53] ヨーロッパ  

欧州旅日記 

欧州旅日記
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田辺 誠一
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一瞬、田辺誠かと思ったのだが、世間的にはこちらの方が有名なのか。私もメンズノンノの世代であるのだが、承知の通り、そうした世界とは無縁であったので、全く知らん人であった。映画監督や俳優としても聞いたことがなかったのだが、唯一そうだったのかと分かったのは大塚寧々の旦那だということ。それも世間的には大塚寧々とは田辺誠一の妻といったものかもしれんが。今でもモデルをしているのか分からんが、インスタ系の人なのだろうか。妻が同行していると触れていはいるのだが、妻が誰だとかは書いていない。

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2018年10月02日Tue [05:45] ヨーロッパ  

ヨーロッパで勝つ! ビジネス成功術

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前半はちくま新書っぽくない感じの異文化エッセイの感じは受ける。コンサル屋ものなので、ビジネス書文法に則る必要もあろう。日商岩井駐在から独立して日本食レストランを経営していたそうだが、放射能風評被害によって、閉店を余儀なくされ、コンサル業メインになった様だ。日本の食品、農産物が欧州市場に入れないのは風評被害もあるが、EUの閉鎖的市場ルールにある訳で、安全基準とかは事実上、枠内農業の保護ということではあろう。日本の農政もその辺が批判されるのだが、世界的に見ても日本の規制は甘い方であり農産物の輸入規模も世界有数である。和牛が売れないのはその品質や安全性ではなく、欧州では骨付き肉を切って食べるのが主流で、薄っぺらいスライスは食べないからのだそうだ。そうとも限らないと思うが、焼き肉が広まらないのはレストランのテーブルで客が火を使って調理するのを消防法上禁止している国が多いからというのは知らなかった。となると、焼き肉は無論、お好み焼きも鍋もダメということになるが、中華でも火鍋は無いのか。

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2018年09月30日Sun [00:08] ヨーロッパ  

危機の中のEU経済統合

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テーマはあくまで経済統合なのだが、その危機が移民問題とは無関係ではあるまい。経済統合と労働市場統合は相関するものであり、労働市場統合は労働者が有利な条件を求めて移動することができるということである。EUはその前身から経済統合が目的であったはずなのに、各国家間それそれのはずの理念、法律、遂には政治統合まで進んでいってしまったのだから、その歪が生じるのは無理はない。原点に立ち返り、経済統合だけにしようと思っても、国境を無くした国ではもう後戻りは不可能であろう。ノルウェーやスイスの様な立場を英国が求めてもそれは難しいだろし、それを認めたら、ドミノにもなろう。

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2018年09月29日Sat [03:57] ヨーロッパ  

欧州ポピュリズム

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チェコのポピュリスト政党の党首がユーロから離脱して自国通貨の復活を求めている立場という説明があるのだが、チェコはまだユーロではなくてコルナではなかったか。ユーロ導入反対という意味なのだろうか。ただ、現在では単一通貨ではなく、独自通貨の方のメリットが取り沙汰されているから、よほど通貨が不安定な国でない限り、それほどメリットを享受できるものではないかもしれん。チェコのポピュリズムは通貨より反移民なのだろうが、難民の通過点にされるという事もEU圏での労働市場で競合するということもあるのだろう。反EUの本質もその辺にあるのだが、難民を入れると排外主義が生じるという相関関係は否定できない。

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2018年09月15日Sat [01:19] ヨーロッパ  

海を渡った日本書籍

海を渡った日本書籍: ヨーロッパへ、そして幕末・明治のロンドンで (ブックレット“書物をひらく”)海を渡った日本書籍: ヨーロッパへ、そして幕末・明治のロンドンで (ブックレット“書物をひらく”)
ピーター コーニツキー Peter Kornicki

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平凡社ブックレット“書物をひらく”。あまり見かけないが、全15巻らしい。ただ、私が読めそうなのはこれと漢字の巻くらいか。元ケンブリッジ大学東洋学部長という人で、日本プロパーらしい。東洋学部の範囲は分からんが、中国関係が支配的ではあるのだろう。その中で、和書蔵書は長い蓄積がある様だが、初期はコレクションというものではなく、日本滞在経験者が持ち帰ったものや、何らかの形でイギリスにまで到達した和書を引き取っていたらしい。その為に、持ち主も図書館も中身は読めないので、象形文字だから偶像崇拝だなんていうメモがあったりするらしい。英国が日本に公館を置くようになった幕末、明治時代でも英国人で日本語が読めるのはアーネスト・サトウら数人といったところなので、蒐集家の集めた本の解読は現在も進められているようだ。

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2018年09月07日Fri [04:03] ヨーロッパ  

日本という不思議の国へ

日本という不思議の国へ日本という不思議の国へ
赤坂 憲雄

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淡交社の雑誌に連載していたものなのか。茶道関係だと思うが、その方面の話は無い。クールジャパン枠かもしれんが、欧米の日本体験記を考察。モラエスとアレックス・カーくらいしか聞いたことが無かった、もしくは読んだことがあったかもしれんがインプットされていない人たちなのだが、ブースという人は英国一家の前にもいたのか。こちらのアラン・ブースもイギリス人で70年、80年代には在日文化人として著名であった様だ。これら欧米白人男性の日本滞留者の初期の系譜は女の日本であって、70年代辺りからセックスを抜きにした文化空間としての日本が捉えられる様になったとのこと。モラエスも徳島ではただのエロ爺と見られていたみたいだし、高尚な文化論をぶってもそれが日本語で発信されない限り、女が理由で日本にいるんだろうくらいしか思われないものではある。

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