2011年09月21日Wed [23:49] ツバル | 本・雑誌 |読書メモ  

Tuvalu

Tuvalu―世界で一番最初に消えてしまう島国Tuvalu―世界で一番最初に消えてしまう島国
伊賀崎 俊

東京図書出版会 2010-12-01
売り上げランキング : 507246

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


自費屋だけどツバル本か。人生初の海外一人旅にツバルを選んだ著者は日本ろう者サッカー日本代表らしい。難聴ということは完全に聞こえない訳ではないのかな。とにかくその点で不便を被る様な場面は一切なく、普通の旅日記。仁川で乗り換えでカートが迎えに来たそうだが、難聴者には関係ないんじゃないの。ましてやろう者サッカー日本代表の若者なのに。しかし、何で障害者と分かったんだろう。割引制度でもあるのかな。読唇術をマスターしているとのことだが、英国にも留学して英語もお手の物らしい。先日読んだ同じ聴覚障害者の韓国人女性の本も4カ国語マスターしたとかだったし、案外、耳に頼るより早い部分はあるのかな。とにかくサッカーボールを10個持ってって、ツバルの小学校に寄贈し、子どもたちと一緒にサッカーをするという目的は無事達成。あとは書く方なんだろうけど、まあこれは仕方ないよね。自費なんだろうし。

Comment:0 | Trackback:0 | Edit | Page Top.↑

2011年08月29日Mon [14:12] ツバル | 本・雑誌 |読書メモ  

笑顔の国、ツバルで考えたこと

笑顔の国、ツバルで考えたこと――ほんとうの危機と幸せとは笑顔の国、ツバルで考えたこと――ほんとうの危機と幸せとは
枝廣 淳子 小林 誠 遠藤 秀一

英治出版 2011-07-21
売り上げランキング : 182249

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


ツバル本もこれで4冊目か。何気にナウルの2倍もあるのだが、地球温暖化の象徴と言われたこの国よりも、放漫経営のナウルが先に沈没しそうな感じではある。で、あれだけ騒いだわりに一向に沈む気配が無いことは、経済が沈んだことになっている日本と同じなのだが、そもそも本当に沈没の危機にあったのか、これまで言われてきた危機の原因が本当に正しかったのかという点にモノホンの環境活動家がメスを入れる。といっても、これまでのツバル本と対抗する必要か写真がメインの緩めのもの。この前に出たツバルに母娘で長期滞在した人の本では地球温暖化ではなく、地盤沈下は米軍の基地建設が原因ということになっていたのだが、こちらではそれを否定し、地球温暖化、地下水汲み上げと共に実は明確にこれが原因と特定できるものはないそうだ。まあ海面上昇は世界規模で起こっており、ツバルならずとも、浦安でも液状化現象が起きたりするのだから、海上に人が住むことに関しては自然とのバランスというものがあるのだろう。どうもこの著者の人たちはツバルの人たちはこれだけ危機危機と言われてもマイペースで、のんびり笑顔で幸せに暮らしてますよということが言いたい様なのだが、どうなのかなあ東日本大震災とリンクさせるのは。

Comment:0 | Trackback:0 | Edit | Page Top.↑

2010年11月01日Mon [02:37] ツバル | 本・雑誌 |読書メモ  

子連れ南の島暮らし

子連れ南の島暮らし―南太平洋のゆるーり子育て体験記子連れ南の島暮らし―南太平洋のゆるーり子育て体験記
もんでん 奈津代

人文書院 2010-06
売り上げランキング : 543227

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


人文書院にしてはユルイ本。タイトル通り、日本人女性が子連れでツバルに暮らす話なのだが、ツバル語通訳という肩書きは日本人唯一かな。ツバルは人口1万以下というからナウルより少ないのか。この国も温暖化問題で国が存亡の危機に立たされているというが、そういうマスコミ好みの話は本文では一切なく、ひたすらゆるーい子育ての話。もとはウェブものみたいだけど、原文から編集も入っていないのだろう。下手に手を入れるより素のままの方が良い。滞在先がレアなのに、ノリが素人なのは好感が持てる。ただ、ジャーナリストだの学者だのが行って、温暖化がどうのこうのと上から目線で言うことに対してのアンチテーゼがあるのかもしれない。コラムでツバルの地盤低下は温暖化が原因ではないのではということを書いている。何でも米軍が敷説した滑走路の工事で大量に土砂を汲み上げたからとか、人口増加が原因ではという説もあるらしい。ナウルみたいに資源の上に胡坐かいた国民が遊んで暮らしていた訳でもなく、.tvのドメインを売った収益で国連加盟できたぐらいだから、温暖化を訴えて利権を貪っている人間に対する不信もあるのかもしれない。子育てに関しては別にツバルの方が良いとも正直思わんのだけど、日本の教育を否定してしまうと、どうしてもどこかに「地上の楽園」を見つけたくなるものなのかな。近所の子と自分の子を区別無く扱ったり、他所の子を養子に欲しいと思うなんてのは別に日本でもどこでもよくあることだろう。娘の父親は一応「日本のオトコ」らしいのだが、娘は結構現地風な感じだな。やっぱり「日本のオトコ」でも南方系が好みだったんだろうか。

Comment:0 | Trackback:0 | Edit | Page Top.↑

2009年06月03日Wed [13:16] ツバル | 本・雑誌 |読書メモ  

ツバルの夕暮れ

ツバルの夕暮れ -沈み行く島国の子供たちからのメッセージツバルの夕暮れ -沈み行く島国の子供たちからのメッセージ
正木明

青幻舎 2009-03-06
売り上げランキング : 329027

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


気象予報士という職業はテレビに出ている人以外仕事があるのかどうか分からんが、この著者はABCの朝番に出演中とのこと。タレント出か元アナか分からんが、気象予報士が先ということはないだろう。ということで、猫も杓子もの地球温暖化の問題にも取り組んでいるそうで、その「象徴」となっているツバルに行ってきたというもの。環境系とかタレント旅本はこの手が多いけど、写真に短文をくっつけ、「私たちの地球のことをもっと考えてみようよ」という、にわか覚醒もの。この種の人たちにとって、環境は自己実現のひとつの手段に過ぎないんだろうが、この本も地球に優しい素材で作られているのだろうか。地球温暖化は科学的には根拠がないという説も最近は攻勢をかけているのだが、中国とかインドが元手いらずで、ただ大金を手にするだけの排出権ビジネスなどをみても、「地球温暖化」は既に大きな利権となっているのだろう。ツバルでは歌手のUA御一行と一緒だったそうだが、この世界でもイメージ戦略的に地球温暖化は使えるのだろう。やはり気象予報士に精緻な科学的説明を求めるのは筋違いなのかな。

Comment:0 | Trackback:0 | Edit | Page Top.↑

2005年06月05日Sun [10:28] ツバル  

ツバル

ツバル―地球温暖化に沈む国
神保 哲生
春秋社 (2004/01)
売り上げランキング: 40,176
通常24時間以内に発送


同じ太平洋の島国であるナウル同様、国家存亡の危機に立たされているのがツバル。ナウルは資源枯渇による国家破綻の危機だったが、資源を持たぬツバルは経済の自助努力は怠らず、そのナウルに出稼ぎに出たり、小国の定番である切手販売や海員養成に力を入れたり。更にはインターネットドメインの.tvの使用権を売却して、3年分の国家予算を得たりもしている。それでも危機にあるのは地球温暖化の影響で、遠くない将来に国土が海に沈む事が予想されているからだ。そんな悲劇の島を取材したNHKの番組が基になった記録。著者は一部では有名なビデオ・ジャーナリストで、地球温暖化から、移民政策といった国家の存続に関わる様々な問題を多角的に取材しているのだが、問題の深刻さとは裏腹に楽しい本だった。特にツバルの首相の敷居の低さには笑ってしまった。しかし、今でも貴重なツバル滞在記であるが、未来のツバル滞在記が出る事はないとなると、何とも感傷的な気分にはなる。
★★★

Comment:0 | Trackback:0 | Edit | Page Top.↑