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2019年11月03日Sun [14:27] オーストラリア  

WAKE UP!inメルボルン

WAKE UP! in メルボルン バイリンガールちかのプチ移住生活
吉田 ちか
世界文化社
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ブログ本に代わって、ユーチューバー本が台頭してくるのは時代の必然なのだが、動画視聴者に本を読ませても、そりゃ低評価にはなるだろう。プリンちゃんとかおさるさんとか言われても、ユーチューブ視てなければ、何じゃそれということにもなるのだが、プリンは日本人顔なので、おさるさんは外人ではないのか。ユーチューバーのプチ移住は結構定番で、登録者をそれほど減らさずに、新たな現地情報狙いの登録者を狙えるか。最近は日本語ができる外人の新たなシノギになっている感もある。

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2019年04月02日Tue [03:35] オーストラリア  

地理的オーストラリア論 



古今書院の地理本虎の巻。これはシリーズものなのかな。気になったとこを2点ほど。水源に関してだが、オーストラリアの雨量は日本の3分の1ほど、ただ、国土の大きさが違うので、水量としては日本の6倍にもなる。人口も少なく、一人あたりの使用量も少ない様だが、失水率も高い。石炭について。1960年代の産出量は日本の3分の1。これはあまり知られていないことだが、日本で炭鉱が全滅になったのは石油への転換が進んだからではなく、自由化により海外産炭に負けたから。現在の日本の石炭消費量は3倍に伸びている。その海外産のほとんどがオーストラリア産であり、日本の石炭産業はオーストラリアによって駆逐されたということ。

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2019年01月24日Thu [15:49] オーストラリア  

寿司サムライが行く!



キーステージ21という版元は初見だが、まとめサイトとか作っているところらしい。HPがシンプルなのは逆に必要事項だけ掲載するプロ流儀なのかもしれんが、意識高いのか低いのかよく分からん。寿司サムライはオーストラリアで働いていた人で、海外寿司事情に精通しているということだが、海外とかオーストラリアの話は実際それほどない。寿司そのものや職人話なのだが、略歴をみると帰国開業後に店を売却して、国際すし知識認証協会理事という職位に専念しているらしい。海外に寿司を広めるのが仕事とのことだが、当の日本にも廻る寿司以外の寿司屋を知らないという人が増えたので、海外事情より寿司文化啓蒙を優先させた様だ。

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2018年12月01日Sat [04:06] オーストラリア  

メルボルン案内



メルボルンが「世界一住みたい街」だというのは「世界ふれあい街歩き」でも言っていたのだが、そもそも、どうやって調査したものなのだろう。対象はメルボルンに実際住んだ人なのか、住んだことがない人なのか。世界一を謳っているのなら、オーストラリアだけの調査ではなかろうし、メルボルンに住むというイメージがは移民を考えている人以外にあるのかどうかも疑問である。そんな疑問に答えるべく出た案内ではないのだが、店とか人だけでは、何が特別なのか分からんな。給料、家賃、職、生活費諸々揃えんと。

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2018年11月08日Thu [02:09] オーストラリア  

希望



原著は2,012年。豪州がナウルに作った難民収容所が大問題になっていた時期か。テロ事件とかアラブ系住民襲撃事件などもあって、我々も移民だったと啓発活動があったのだと思う。労働党のバックグラウンドがあるのかどうか分からんが、こうした話になると白人世界でトップに出てくるのはナチスの迫害を逃れたユダヤ人難民。序列がある訳ではなかろうが、事実上ホロコースト遺産にはヒエラルキーがあって、「日本軍被害者」もその序列に加わる運動という文脈で考えるべきではあろう。これもオーストラリア国内向けみたいなので、ナウルの収容所以外は登場人物がオーストラリアを批判することはない。実際に差別がないんだから、そうなのだと言われればそれまでなのだが、日本だったら、支援者も難民もポジティブな話はご法度になりそう。

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2018年10月03日Wed [08:13] オーストラリア  

世にも奇妙なニッポンのお笑い

世にも奇妙なニッポンのお笑い (NHK出版新書 539)
チャド・マレーン
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19年も日本で芸人をしている人だそうだが、全く知らんかった。東京に15年というから、関西限定で有名という訳でもなく、単に私がこの方面に興味ないだけか。吉本NSCに押しかけ入学だが、あの学校は留学ビザなど出るのかなと思ったら、オーストラリアだからワーホリがあったか。学校入学が資格外活動になるかどうかは知らん。ただ、1年延長不可なので、強制退去の恐れがあったとのこと。大阪だったので、文化芸術活動ビザに切り替えられたそうだけど、入管の審査基準に地域性なんかあるのか。

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素敵でおいしいメルボルン&野生の島タスマニアへ (旅のヒントBOOK)素敵でおいしいメルボルン&野生の島タスマニアへ (旅のヒントBOOK)
高田 真美

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イカロスの旅ヒンB。イカロスだと、航空会社のタイアップ取れそうだけど、逆に専門誌やっている社は特定のエアラインとは癒着しない方針なのかな。その分、池田大作本なんかは出してはいるが、オーストラリアだとジェットスターとかLCCのシェアの方が大きいのかも知れん。もっとも、大部分が店紹介だから、それで賄えるのかもしれん。オーストラリア辺りだと、中国人も移民関係の渡航が多そうだから、日本人の観光客としてのポテンシャルはまだ無視できるものではなかろう。

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2018年05月06日Sun [05:53] オーストラリア  

多文化国家オーストラリアの都市先住民

多文化国家オーストラリアの都市先住民――アイデンティティの支配に対する交渉と抵抗多文化国家オーストラリアの都市先住民――アイデンティティの支配に対する交渉と抵抗
栗田 梨津子

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これも博論もの。日本人のアボリジニ研究はかなり多いのだが、都市に絞ったものはあまり見たことがないな。ワナビーとしてのアボリジニ・アイデンティティはオーストラリアにもあるみたいで、見た目は白人であっても、アボリジニを自称するという都市住民もいる様だ。昔読んだ本に、自分は外見からアボリジニだと思いこんでいた青年がアイデンティ・リバイバルで、先住民運動の先頭に立つが実は父親はスリランカ人の留学生だったという話があった。しかし、アボリジニの長老がそのまま青年をアボリジニとして活動するべきだと諭して、そのまま運動を続けているらしい。アイデンティティと血は不可分ではない訳だが、やはりそのアイデンティが目覚めるのは、他の人と違う外見という点にあるのだろう。レイシズムとは本来そうした「人種」の括りで使用されるものなのだが、「レイシスト」の大安売りが始まったことで、その重みが薄れた様な気もする。

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2018年05月02日Wed [05:57] オーストラリア  

日本よ、もう謝るな!

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山岡鉄秀

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慰安婦像が人権を名目にした民族主義運動であることはたしかのだが、それに民族主義で対抗するのは得策なのかな。正直言って、どの国の民族主義もプロパガンダも肌に合わないのだが、正義とか道徳とか民主主義といった印籠を翳す民族主義者ほどタチの悪いものはない。著者がオーストラリアに住んでいる限り、闘うのは結構なのだが、日本の政府とかが関与るのは、相手の思うツボではないのかな。和解とかではなく、勝利を求めて仕掛けている訳だから、独り相撲をさせて置けば良いとも思うのだが。

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2018年02月28日Wed [04:34] オーストラリア  

アボリジニであること

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アボリジニであること

名古屋外国語大学出版会の「NUFSワークス」は全巻アマゾンで取り扱っている訳ではないんだな。アボリジニの手頃なテキストなのだから、レポート用に一般でも売れそうな気がするのだが。アボリジニ自体への関心がシドニーオリンピック以来低下しているのは事実だろうが、ホットな話題で有り続けている太地町関係にも触れている。反捕鯨派の襲来で一躍、欧米社会から「野蛮な日本」を代表させられている当地だが、移民の歴史が長い日本屈指の国際派町でもある。太地町民の血を引くアボリジニが姉妹町関係破棄に抵抗した件は知られているけど、リンガ・フランカであるクリオール語にも「痛いよ!」からとったitaiyoという言葉があるらしい。

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2018年01月27日Sat [05:19] オーストラリア  

オーストラリア先住民とパフォーマンス

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佐和田 敬司

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博論ものではないのか。豪日交流基金と、オーストラリア外務省の研究助成で、刊行されたとある。カナダでもたしか大使館がその手の助成をやってたな。アボリジニ研究とは一味違って、伝統アートとかではない。普通の舞台劇や映画で、先住民が出て来る作品を解説したもの。映画「オーストラリア」は反日映画として散々な評判であったから、オーストラリア大使館としても、ちょっと弁明して貰う必要があったのかもしれん。もうひとつは「ザ・コーヴ」の太地町だけど、移民で縁がったオーストラリアの町が姉妹町を凍結したら、地元のアボリジニが怒って、凍結解消となったらしい。アボリジニに反日も親日もないのだが、戦争の時代やイルカの件はどうしてもオーストラリアで入る情報で判断するしか無い。アボリジニが出ている映画は昔、フィルセンで観たのが印象的であったのだが、「バックロード」ってやつかな。

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2017年12月21日Thu [06:19] オーストラリア  

分断するコミュニティ

分断するコミュニティ: オーストラリアの移民・先住民族政策分断するコミュニティ: オーストラリアの移民・先住民族政策
塩原 良和

法政大学出版局 2017-10-03
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難民 、先住民、日本人コミュニティのオーストラリア3本テーマ。オーストラリアは多文化共生系に分類されるのだろうが、近年、排外主義が台頭し、移民政策の転換に踏みったのは周知の通り。多文化共生も多数派の英国系がアボリジニ政策や白豪主義の歴史の免罪符として恩恵を与えるという形では機能しなくなり、人種間対立という欧米型様相を呈してきているらしい。その理由が数の増加であることは間違いない訳で、非白人ないし、非キリスト教系、非英語系といった集団がマジョリティを握れば、少数派に転落した白人は復讐を受けるという潜在的恐怖が○○ファーストを生むのは洋の東西を問わない。キリスト教徒はイスラム教の復讐を脅威に感ずる訳だが、日本人も「加害の歴史」などを過度に強制されると、自分たちが優位性を保てなくなったときに復讐されるという思いは生じるだろう。その懸念を払拭するには同化と融合が有効なのだが、リベラルの認識での多文化共生はその辺を否定しているので、マジョリティ側でも分断が生じることになる。

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