2017年01月11日Wed [05:36] オーストラリア  

ペンギンが教えてくれたこと

ペンギンが教えてくれたこと ある一家を救った世界一愛情ぶかい鳥の話ペンギンが教えてくれたこと ある一家を救った世界一愛情ぶかい鳥の話
キャメロン ブルーム ブラッドリー・トレバー グリーヴ Cameron Bloom

マガジンハウス 2016-12-15
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東京パラリンピック出場を視野に入れている人だそうだが、著者はその旦那さんの写真家と動物保護運動をしている作家。事故で脊髄損傷した嫁がペンギンを飼うことで、新たなチャレンジに踏み出すという、まあ動物セラピーものか。さすがにオーストラリアでもペンギンは飼うことができないと思われるが、実際はカササギフエガラスという鳥で、色が似ているのでペンギンと名付けたというだけのこと。脊髄損傷には治療法が無いそうだが、将来的にはES細胞とかで治癒の可能性があるのだろうか。

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2016年12月06日Tue [03:51] オーストラリア  

グローバル人材とは誰か

グローバル人材とは誰か: 若者の海外経験の意味を問うグローバル人材とは誰か: 若者の海外経験の意味を問う
加藤 恵津子 久木元 真吾

青弓社 2016-03-05
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ワーホリ研究だが、「文化移民」ではなく、「自分探しの移民たち」の人の方か。何でも共著者はその書評を書いたことにより、意気投合して共著を出すことになったのだという。「若者への愛よりもカナダへの愛を感じます」と言われて、図星だとしているのだが、これって、この二人(男性の方が5つ年下)の関係の暗喩ではないのか。それを理由にということではなかろうが、13年続けたカナダからオーストラリアにも行く様になり、それに海外が苦手な共著の人が付いて行ったそう。カナダもオーストラリアも基本的なところは変わらないそうだが、カナダの方は枠があるので、先にカナダに申請を出すという人が多いらしい。自分の時代はこの二か国とNZだけだったが、今は選り取り見取りなものの、やはり英語圏で、蓄積があるこの2か国が不同の人気なのか。20代後半、女性、社会人経験者というのが平均像だが、自分探しや、モラトリアムというよりも、これからあるか分からんので、海外経験をしとこうというのが多い様だ。

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2016年10月10日Mon [02:17] オーストラリア  

海境を越える人びと

海境を越える人びと: 真珠とナマコとアラフラ海海境を越える人びと: 真珠とナマコとアラフラ海
村井 吉敬 内海 愛子 飯笹 佐代子

コモンズ 2016-05-10
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村井吉敬ブランドの本がまだ出るのか。村井内海研究会はまだ続いているものの、内海愛子は大阪経済法科大に移っており、朝鮮関係ではないので、場所は貸すが、カネは出すぬといことなのか、豪日交流基金の出版助成らしい。インドネシアまで止まってたその先ということなのだが、日本人ダイバー関係は日豪関係史の定番だから、それほど珍しい訳でもない。例の太地町関係もちらっと。その辺も人種問題に絡められたりしたのだが、姉妹都市継続賛成派と反対派は政治対立の文脈で捉えるのが妥当なのだろう。初期の日本人襲撃事件もアボリジニ女性を巡るトラブルという話が誇張されて伝わっているという。そういう風に伝わるということ自体が白人の偏見であったのだろう。

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2016年10月05日Wed [03:40] オーストラリア  

オーストラリア移民法解説

オーストラリア移民法解説オーストラリア移民法解説
浅川 晃広

日本評論社 2016-08-23
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この著者ももう在日論からは手を引いたのかな。蓮舫の問題についてのコメントがあるのかどうか分からんが、オーストラリア国籍法研究者として、やっていくのだろう。PHPや「諸君」で朴一を批判したりもしていたのだが、日本評論社から出すのか。概説を謳っているが、移民法全条解説である。オーストラリアは当然出生地主義だと思っていたのだが、自動的に国籍を取得するのは両親のうちいずれかが、オーストラリア国籍か永住権を持っている場合に限られるらしい。つまりは両親が不法滞在であると、生まれた子も不法滞在の身分を受け継ぐということか。英国は出生地主義だが、その規定はあったかな。豪州では社会保障も短期滞在者には認めておらず、在留資格無しを含む住所を有する外国人に健康保険加入を認めている日本より厳しい。

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2016年09月03日Sat [04:31] オーストラリア  

密室の戦争

密室の戦争――日本人捕虜、よみがえる肉声密室の戦争――日本人捕虜、よみがえる肉声
片山 厚志 NHKスペシャル取材班

岩波書店 2016-07-29
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Nスぺ本。これは視た。Dは80後の人で、一人称が「僕」、自分語りが多いのだが、後半でその理由が分かった。捕虜殺害の容疑がかかった父親の肉声を息子に聞かせる場面を撮ることに逡巡があったのだという。息子と言っても、自分の親の世代であるし、「NHK」という看板で無理強いしている様な罪悪感があったらしい。結局、その場面は後日、中止依頼が来たそうだが、逆にほっとしている感が窺がえる。戦時中の事とは言え、人殺しの罪に問われている訳だし、捕虜であったことを屈辱とする風潮は戦後も本人の中には残存していたのだろう。そうした事実を家族に話さなかった者も多かった様だ。

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2016年05月25日Wed [03:01] オーストラリア  

タスマニアを旅する60章

タスマニアを旅する60章 (エリア・スタディーズ143)タスマニアを旅する60章 (エリア・スタディーズ143)
宮本 忠

明石書店 2016-03-25
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てっきり「知るため」かと思いきや、「を旅する」の方か。本当に全篇、旅行記であった。広州経由の南航でメルボリン入りするところから書いているのだが、著者は視力を失った人で、パソコンの音声入力ソフトを使っての執筆らしい。その眼の障害に関しても本を出しているみたいだが、地方行政か何かが専門で、三重大学にいた頃、タスマニア大学が協定校となり、タスマニアと縁が出来た様だ。で、南方航空に「機内で何があっても補償を求めません」という念書に署名する様に求められ憤慨するのだが、これって、視覚障害者だからなのかな。南航は本社の方針でやっていることなのだろうが、障害者に対してだけなら差別だろうし、全員にだとしても問題大ありだろう。最近は乗らんので知らんが、昔は1元で「保険」を買わされたものだ。1元で幾ら保証が出るのか知らんが、中国の航空会社は墜落して死んでも10万円くらいしか出ないと言われていた時代だったから、そんなものか。

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2016年03月21日Mon [03:49] オーストラリア  

鉄道で旅するオーストラリア

鉄道で旅するオーストラリア鉄道で旅するオーストラリア

イカロス出版 2016-02-12
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豪州の高速鉄道計画はどうなったんだっけ。まあこの国の鉄道の醍醐味は長距離であることには変わりがないのだが、日本の夜行寝台が完全に消えると、その筋のファンは海外に流れるのだろうか。車窓は慣れると退屈しそうだが、それなりにアクティビティはあtるのか。単なる移動手段としては時間も値段も飛行機に完敗だろうが、鉄道遺産以上に鉄路を確保する意味があるのだろう。大陸横断は65時間。上海ウルムチは48時間だそうだが、稚内から鹿児島まで18きっぷだとそのくらいで行けるのかな。

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2015年11月29日Sun [00:31] オーストラリア  

クジラコンプレックス

クジラコンプレックス:捕鯨裁判の勝者はだれかクジラコンプレックス:捕鯨裁判の勝者はだれか
石井 敦 真田 康弘

東京書籍 2015-10-21
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たしかに一連の捕鯨論がナショナリズムに収斂されている様な観はあるのだが、調査捕鯨を中止すれば沿岸捕鯨は再開できるという確証はあるのかな。沿岸だけでどれだけ捕獲できるのか、商業的には成り立つのかという問題もあろうが、調査捕鯨に固執して袋小路に陥っているところはあるか。もちろん、反捕鯨陣営と価値観で対立していることは事実であるのだが、となると陰謀論的にはシーシェパードがイスラム国のテロリストよろしく国民の反捕鯨陣営に対する反感を醸成させているという風にも言える。やはり気になるのはそれまで日本と同調していた韓国と中国が一転して反捕鯨側に回ったという点で、これは明らかに政治問題とリンクした結果であるのだが、反捕鯨陣営は日本が捕鯨とは関係ない小国をカネで釣っていると非難していたのだから、日本がしっぺ返しを食らったとでも見ているのだろう。

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2015年11月26日Thu [00:31] オーストラリア  

「おバカ大国」オーストラリア

「おバカ大国」オーストラリア - だけど幸福度世界1位!  日本20位! (中公新書ラクレ)「おバカ大国」オーストラリア - だけど幸福度世界1位! 日本20位! (中公新書ラクレ)
沢木サニー祐二

中央公論新社 2015-03-09
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イランが「個人主義大国」で、オーストラリアが「おバカ大国」なら、そりゃオージーも怒るだろうや。著者の言うおバカとは所謂筋肉バカみたいなものの様で、とにかくオーストラリア人は強さに価値観を置くとのこと。国際調停人で、ニューサウスウェールズ州治安判事を歴任したそうだが、大丈夫かいな。その過程で強さが正義という価値観に泣かされたのかもしれんが、日本人の体格コンプレックスもあるのかもしれん。オーストラリア人がイスラム国に参加するというケースが結構あるみたいだが、そういったこともその価値観と関係しているのだろうか。どうでもいいけど物価高だけは何とかしてほしいものである。

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2015年11月19日Thu [23:56] オーストラリア  

大黒柱マザー

大黒柱マザー大黒柱マザー
小島 慶子

双葉社 2014-12-10
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この人も聞いたことがある様な無い様な感じなのだが、TBSをやめてオーストラリアに移住して、筆一本で生活しているのか。それも旦那子ども一家を扶養してとのことらしいけど、その為にではなかろうが、自虐の切り売りをして稼いでいる様だ。しかし、この本には全くそうした暗い部分は無く、明るい太陽の下、親切なオーストラリア人に囲まれ(日本人の新設はうわべだけとも)、子どものバイリンガル教育も順調で、夫は無色だけど、リア充の一面しか伺えない。まあ筆一本で生きるにはそうしたチャンネルの多さが必要だろうが。

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2015年06月18日Thu [10:34] オーストラリア  

豪州人歴史愛好家、名城を行く

豪州人歴史愛好家、名城を行く豪州人歴史愛好家、名城を行く
クリス・グレン

宝島社 2015-02-18
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城ブームというのがあるのか分からんが、これも外国人による日本スゴイ商戦のものか。例の英国人一家が当たったこともあって、この辺の商材は宝島でなくとも各社探しているところだろう。コンセプト的には日本人が知らない日本の伝統文化歴史を外国人が気づかせてくれるいうyのがポイントであるのだが、日本人がヨーロッパのお城巡りみたいな本を書いても現地で褒めてくれるのは観光業者くらいで、一般的には下手すると冷笑されたりもするからえらい違いだ。ただ、こうした日本の戦国時代マニアは海外には結構いるみたいで、純粋な歴史系よりも、「七人の侍」などのサムライ映画アプローチ、コスプレアプローチ、マンガ・ゲームアプローチの方が数は断然多いだろう。

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2015年06月15日Mon [09:49] オーストラリア  

オーストラリア先住民と日本

オーストラリア先住民と日本: 先住民学・交流・表象オーストラリア先住民と日本: 先住民学・交流・表象
山内 由理子

御茶の水書房 2014-09-01
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アボリジニ研究がなぜ日本で多く見られるのか、前々から不思議に思っていたのだが、当の研究者たち自身もそう感じていたのか、こんなまとめ本が登場。海外の先住民といえば、「アメリカ・インディアン」の方が日本ではメジャーな存在だが、研究者はひょっとしたらアボリジニの方が多いのかもというくらいである。その背景にかつての白豪主義の被害者であるという共通項があったのかどうか分からんが、初期の日本人移民である真珠貝採取潜水夫の中には現地のアボリジニ女性と所帯を設けた者も多く、その子孫が今も各地に点在しているという。日本人移民の多くは和歌山県太地町の出身であるらしい。最近では福島原発で使われたウランがアボリジニの土地で産出されたものということで、現地のアクティビストたちと日本の反原発界隈の間で交流が生まれている様だ。

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