2015年05月22日Fri [12:51] マダガスカル  

身をもって知る技法

身をもって知る技法 (フィールドワーク選書)身をもって知る技法 (フィールドワーク選書)
飯田卓

臨川書店 2014-11-14
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みんぱく教員による回想型シリーズのフィールドワーク選書。どれだけ場数を踏んでもやはり、最初の海外フィルワ体験がその後の研究調査の血となり骨となるのだろう。90年代マダガスカル漁村の光景が生き生きと描かれているのだが、頻繁にものをねだられるのは外国人で金持ちであるからといいう訳ではなく、村民同士が日常的に行っている習慣であるという発見したりも。つまるところそれは村人たちに受け入れられたということなのだが、都会でその辺のチンピラとか警察が強請ってくるのはカモとして見られているからであろう。

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2014年04月10日Thu [23:41] マダガスカル | 本・雑誌 |読書メモ  

マダガスカルへ写真を撮りに行く

マダガスカルへ写真を撮りに行く (四月と十月文庫4)マダガスカルへ写真を撮りに行く (四月と十月文庫4)
堀内 孝

港の人 2013-02-28
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港の人「四月と十月文庫」というのもマイナー感が漂っているが、160ページちょいの文庫に1200円を付けているのか。自費ものかもしれんが、どうせ売れないのなら高めに設定した方が良いのかな。元が取れているなら、1冊300円くらいでばら撒いても良さそうなものだが。冒頭だけカラー写真1枚つけているのがサービスなのかもしれんが、写真を撮りに行った話にしては写真が少ないな。カバーは絵だし。

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2013年07月13日Sat [01:55] マダガスカル | 本・雑誌 |読書メモ  

マダガスカルを知るための62章

マダガスカルを知るための62章 (エリア・スタディーズ118)マダガスカルを知るための62章 (エリア・スタディーズ118)
飯田 卓 深澤 秀夫 森山 工

明石書店 2013-05-28
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ついに来たかマダガスカル。ということで、まずは恒例の知られていない国自慢。スリランカとかガラパゴスと間違われることが多いとのことだが、これは動物とか島国、インド洋といった繋がりを押さえていていい線行っているんではないかな。私はまたガダルカナルと間違われるのが多いのかと思った。もっともそれは執筆者の多くが動物関連ということ関係しているのかもしれない。一番多く入っているのが動物学者であることは、これまで出ているマダガスカル本をみれば一目稜線なのだが、島国だからといって、固有種が多いという訳でもないらしい。よく知られている通り、人間も「固有種」ではなく、インドネシア系とアフリカ系であったりするのだが、日本も含めた島国ではそうした「渡来人」が土着化するのが基本パターンである。ただ、国を二分するのはそうした人種コードではなく、沿岸部と内陸、つまり海と山の民だそうで、それが人種的区分と重なるのかどうかはよく分からん。マダガスカルは経済的には「失敗国」の烙印を押されることが多く、周辺のモーリシャス、セーシェルとの所得格差は相当なものの様だが、島国で市場も未成熟となれば、BOPビジネスも大陸の国ほど期待できないか。そんな訳であの韓国もモノを売るのではなく、農地を買い占めるという作戦に転じたのだが、これが国を揺るがす「事件」となったのも周知の通り。

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2010年06月18日Fri [02:14] マダガスカル | 本・雑誌 |読書メモ  

マダガスカルがこわれる

マダガスカルがこわれるマダガスカルがこわれる
藤原幸一

ポプラ社 2010-05-15
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「南極」、「ガラパゴス」に続く「こわれる」シリーズ第三弾らしい。南極やガラパゴスと違って、人口2千万の一国家であるマダガスカルがこわれてしまえば、えらいことになるのだが、世界の関心は南極やガラパゴスに比べれば微々たるもの。モルディブやツバルより関心は薄いかもしれない。バオバブが伐採され、野生動物に奇形種が見られるのは大陸側アフリカでも同じことなのかもしれないが、それを先進国の環境保護というエゴだけで問題視していいのかというのは、このテーマに常に付き合わさるもの。クジラを食うのをやめても、ホワイトバンドを買っても、アグネスに寄付しても何も現状は変わらない。バオバブを伐採したら動物が奇形になっても、イルカを食った人間が水銀に汚染されたとしても、「生存権」の行使の主張には耳を傾ける必要があるのではなかろうか。

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2010年01月08日Fri [00:25] マダガスカル | 本・雑誌 |読書メモ  

マダガスカル島

マダガスカル島―西インド洋地域研究入門マダガスカル島―西インド洋地域研究入門

東海大学出版会 2009-11
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東海大学出版会は数年前にも同じ版型で「ボルネオ」を出しているのだが、何かのシリーズになってんのかな。著者は東海大ではなく京大霊研畑の人。1948年生まれだが、2004年に定年退官して名誉教授らしい。京大は55歳定年制なのか。年寄りの教授がうじゃうじゃいるイメージもあるのだが。ということで、1981年に初マダガスカルで,以来定点観測を続けたそうだが、年齢とキャリアが重なる島泰三と違って、こちらは固有種のアイアイではなくキツネザルが専門の様だ。その事もあり,マダガスカル一国完結ではなく、スマトラや他の西インド洋諸国との比較が多い。マダガスカルがインドネシアと文化的繋がりがあることは知られている事なのだが人間ばかりでなく,動物も共通したものがるとしたら、それはかつて陸続きだったということを意味するのかな。オーストロネシア人の海の移動が現在ではほぼ定説化された様だが、動物まで伴って来たなんてことはないだろうに。あるのかなあ。アフリカ系の割合はもっと高いかと思っていたのだが、実際、黒人タイプに分類される民族は奴隷の子孫であることが明らかになっている一つだけだという。そうなのか。マダガスカルにもミャンマーの様に「タナカ」を使う風習があるというと、ベルルスコーニなどはマダガスカル人も日焼けするのかとか言い出しそうだが、写真を見るとミャンマーみたいに、ほっぺたに可愛くとかじゃなくて、歌舞伎みたいに顔面真っ白に塗りたくっている。これってアフリカ大陸にもそんな民族がいた様な。ウナギは好物みたいだけど、さすがに豆腐とか納豆はないのか。豆腐は客家人が作っているだろうけど。

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2008年10月24日Fri [01:19] マダガスカル | 本・雑誌 |読書メモ  

マダガスカル 

マダガスカル―自然と不思議が生きている島マダガスカル―自然と不思議が生きている島
塚田 美奈子

本の森 2006-09
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星雲コードの自費モノっぽいけど、この著者はモロッコに次いで2冊目の旅行記出版らしい。略歴には「会社員」とあるのだが、「校正協力」と「イラスト」で同姓の「塚田」2人がクレジットされている。本名は「河村美奈子」と丁寧に記しているのも妙だが、何か家族で作ったものなのだろうか。「イラスト」はちょっと笑える出来栄えなのだけど。まあ、そんなことは別に関係ないが、著者が「人生観が変わる旅」などないと達観している点は良いかと思う。リーとか山下さんとかラリソンとかとも距離を保てたのも、そうした経験のなせる業であろう。女一人旅というのは苦労も役得もあるのだろうが、男一人旅よりは自由が利かない様に思える。この手の本で生理のことを書いているのも珍しいが、女性にとっては恋バナより気になることかもしれん。となると、男が気になるのはなんだろう。「性欲処理」の話だろうか。その点、沢木耕太郎がどう「処理」していたかは知らないが、研究者の海外調査旅行とかで、その手の話が出てきたらたぶんすごいと思うだろう。旅行記はいくら掃いて捨てても、どんどん塵が溜まっていく状態だから、何か違いを出さないと印象に残ることはないのだが、人の旅話は結局、自分の旅の参考になるかどうかで価値が決まるのではなかろうか。

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2007年04月14日Sat [06:55] マダガスカル | 本・雑誌 |読書メモ  

マダガスカル アイアイのすむ島

マダガスカル アイアイのすむ島 マダガスカル アイアイのすむ島
島 泰三 (2006/03)
草思社

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足掛け20年以上に渡ってマダガスカルでアイアイの研究に携わったという著者の調査紀行。それほど専門的にはならず珍道中的なところもあるので、わりあい面白く読めた。きっとその道では有名な先生なんだろうと思ったら、中公新書の『安田講堂』を書いた人なのだとか。同姓なのでブントの人が書いたのかと思った本だが、ジャンルも毛色も全く違う本をよう出すものだ。あの新書から来る著者のイメージとこの本でのイメージはかけ離れている。私は自分で「どくとる××」などと名乗ってる様な輩はどうも気に入らんのだが、そうした点を除けば、貴重なマダガスカル本でもあるし、動物をネタに売名行為に勤しむジジイとは違って、アイアイの保護に労を尽くしている人っぽいので好感は持てた。こうしたアフリカものでは得てして動物が主人公で人間はその添え物みたいになってしまうものだが、マダガスカルの人たちの性格や特徴がちゃんと伝わってくるのはイイ。一方動物は動物で難しい説明は抜きにカラー写真でバンバン希少動物を見せてくれるのでありがたい。動物にはてんで興味がないがこの写真にはたまげる。しかし、この国にはいつか行こうと思っているのだが、やはり「どくとる」みたいに四駆チャーターのガイド付きで行ける身分になってからにした方が良いかな。

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2005年05月21日Sat [14:09] マダガスカル  

マダガスカルの風

マダガスカルの風―子どもの笑顔の素敵な国を歩く
鈴木 正行
学文社 (2004/12)
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通常2~3日以内に発送


400ページもあるのに、物凄く凡庸な旅行記。マダガスカルという事では珍しいのかもしれないが、ただ毎日毎日、しかも分刻みの行動記録を読まされるのは辛い。それも1995年の話というから情報としても使えない。飯探し、宿探しがBPにとって一日の2大仕事である事はよく分かる。現地人ではなく、「ライバル」の白人観察に走るのもなんとなく分かる。しかし長過ぎだ。もっとコンパクトにまとめてくれ。ようやく読み終わったと思ったら、巻末に広告が出ている、アフリカ乞食行6巻、インド、キューバ、カナダ、ブータン....、とにかく行った先々の旅行記を同じ出版社から出しているらしい。何とも幸せな人だ。

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