2017年03月21日Tue [06:13] キューバ  

108年の幸せな孤独

108年の幸せな孤独 キューバ最後の日本人移民、島津三一郎108年の幸せな孤独 キューバ最後の日本人移民、島津三一郎
中野 健太

KADOKAWA 2017-01-25
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2016年に亡くなったそうだが、前に日テレ日曜深夜のドキュメントか何かの番組で視た人かな。生涯独身、ヘビースモーカーと長寿の条件には合わない人なのだが、キューバの地で108年も生きたというのはキューバの医療制度も、キューバの食事も関係あるか。元々、葉巻は支給されていたそうだが、国の財政事情なのか、保健政策なのか支給されなくなったという。その事が死期を早めたのか、遅らせたのかは分からんが、日本で親族に囲まれるよりは、幸せな孤独だったのかもしれない。キューバ革命に参加した日系人は知られていなかったのだが、著者は一人見つけ出している。ボリビアでゲバラと共に戦った日系人はいたし、ブラジルやアルゼンチンでも反政府ゲリラとなった日系人はいたのだが、キューバの日系人は数的にも少ないし、反対する親に逆らうこともなかった様で、例外的であったか。

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2017年02月27日Mon [04:16] キューバ  

キューバ音楽を歩く旅

キューバ音楽を歩く旅キューバ音楽を歩く旅
さかぐち とおる

彩流社 2016-11-21
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「地球の歩き方」ライターは、ロンリープラネットのライターみたいに職業、旅行者という感じなのかな。中南米、南欧がメインというが、本職はキューバ音楽という認識なのであろう。東京書籍から「専門書」は出したので、今回は音楽に旅情報を加えたダイジェスト版。BVSCの頃は一時、盛り上がって、村上龍などがメジャーにしようとしていたけど、もう一ジャンルとして定着したのかな。ただ、貧困から抜け出るのは音楽かスポーツという中南米や黒人世界の成功モデルがいよいよキューバにまで波及したのは勝手ながら、ちょっと寂しい。著者も治安の件、解説者が「チーノ」の件を書いているが、私がキューバに行った時に感じたのと同じであった。彼らより数年前の一番酷い時期で、夜は一歩外に出たら、真っ暗闇であったのだが、ところどころに見える小さな灯りを目印に歩いていくと、子どもがラジカセの前で踊っていたりした。それだけでも、直前に中米を旅した者には明らかに違う世界にきた事を実感させられた。

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2017年02月04日Sat [05:33] キューバ  

キューバ現代史

キューバ現代史――革命から対米関係改善までキューバ現代史――革命から対米関係改善まで
後藤 政子

明石書店 2016-12-25
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後藤政子はフィデル・カストロ死去のニュースを受けてから、一冊仕上げたのか。リライトっぽいけど、2002年の「キューバを知るための」とか2001年のブックレットでは足らんか。陽の目を見なかった原稿がフィデルの死去で有効活用されたということなのだろうか。カストロ信者という訳ではないが、実際に会って、本を出している人なので、シンパぐらいにはなるか。ただ、中身的にはカストロというより、米国との国交回復に合わせて書かれたものの様でもある。トランプはキューバをどうするか分らんが、イランとかイスラエル、メキシコほどにはキューバと利害関係はないし、むしろキューバ系保守のルビオやクルーズよりは穏健なのかもしれん。いずれにしてもラウルだから首に皮一枚繋がっているだけで、ラウル後はもう革命世代はいないから、アメリカももう自分から動くことはなかろう。

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2017年02月01日Wed [04:56] キューバ  

カストロ兄弟

カストロ兄弟―東西冷戦を生き抜いた強烈な民族主義者カストロ兄弟―東西冷戦を生き抜いた強烈な民族主義者
宮本 信生

美術の杜出版 2016-11
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まるで図った様なタイミングで出したみたいだが、元大使だから、死亡情報が入っていたのかな。そんなことはあるまいか。美術の杜出版というのは文字通りの図録などをやっている版元らしい。その関係ではないだろうが、嫁が神崎愛なのか。ウィキで見ると2000年に結婚とあるから、元大使が67歳、神崎愛が48歳の時か。仲代達矢と被るけど、その辺はよく知らん。嫁はラウル賞賛文と写真多数。対談は太田昌国だが、太田が大使と対談なんてするのか。元駐キューバ大使と言えば、トンデモフィデル信者がいるので、それでに比べれば全然マトモ。当然、フィデルやラウルとも面識があるのだが、マイアミに行っては関連書を買い込み、中公新書も一冊仕上げている。私も今にして思えば、キューバで受けた感動というのは古の「新中国」で日本人が受けた感動と同質のものかなという気がしている。戦前の中国を知っている人は「新中国」にハエがいない(とされた)だけで感動であったのだろうが、キューバも、これが本当にラ米の国かと思うところがある。ただ、中国でもキューバでも、ちょっと庶民の暮らし触れれば、それが幻想であることが分かるというものだが。

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2016年10月12日Wed [05:23] キューバ  

キューバ革命1953〜1959年

キューバ革命1953~1959年 モンカダ兵営攻撃から革命の勝利へキューバ革命1953~1959年 モンカダ兵営攻撃から革命の勝利へ
河合 恒生

有志舎 2016-07-26
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米国と国交復活で、もうキューバがどんどん「普通の国」になってしまうだろうから、この手の本も最後の締め時か。著者は1960年に大学入学したというリアル世代なのだが、有志舎くらいしか出すとこはないな。もっとも、入学当時はキューバにも革命にも全く関心がなくて、国際関係のゼミに入ってから、卒論にすることを決めたのだという。それ以降は一貫してラ米左翼を研究しているみたいだが、ラ米左翼にとって、キューバ革命はロシア革命以上の意味合いがあり、ゲバラはレーニンより格上である。著者にとってもキューバ革命をまとめることは原点回帰であろうが、カストロ一人にゲバラのヒロイズムを加えただけの「神話」に対する異議申し立てのところはある様だ。それはキューバの公式史観に於いても同様であって、ゲバラの肖像が溢れても、カストロのそれが無いのは現存者の偶像化を禁じているからで、偶像という意味ではシエンフエゴスやサンタマリアの方が強いのかもしれん。カストロ兄弟の死後に明確になる事実もあるのかもしれんが、今のところ、革命の同志に対する壮絶な粛清というのは認められないので、神話としてはこれからも担保されていくのであろう。

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2016年08月14日Sun [05:35] キューバ  

マフィア帝国ハバナの夜

マフィア帝国 ハバナの夜 ―ランスキー・カストロ・ケネディの時代マフィア帝国 ハバナの夜 ―ランスキー・カストロ・ケネディの時代
T.J.イングリッシュ 伊藤 孝

さくら舎 2016-06-20
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さくら舎なのか。訳者は早稲田の職員を定年になったと思しき人で、これが初訳本とのことだが、持ち込みなのかな。原書は2008年で、次回作は映画化決定とあるが、次回作が同テーマなのかどうか分からん。アメリカ人にとってのハバナとは日本人にとっての戦前の上海みたいなもので、かつての魔都というか無法地帯のノスタルジーがある訳だが、共産化された上海も復活したし、ハバナもこれから復活するのかもしれん。もちろんかつての様にとはいかないが、売春、クスリは土壌が出来ているし、カジノも今後可能性ゼロということもなかろう。北朝鮮にもあるんだから、外国人だけ入場可という形で復活しそうだが、マフィアはキューバ系とメキシコ系の抗争にでもなったら、タダ事ではないから、何としても阻止するか。

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2016年07月12日Tue [01:23] キューバ  

あっけらかんの国キューバ

あっけらかんの国キューバ―革命と宗教のあいだを旅してあっけらかんの国キューバ―革命と宗教のあいだを旅して
越川 芳明

猿江商會 2016-02
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猿江商會か。キューバ・ヨルバ協会公認司祭というのもよく分からんが、宗教学者とか民俗学者ではなく、現代アメリカ文学の人なのか。前にも一冊読んだ記憶があるが、チカーノ文学か何かだったかな。1952年生まれだが、キューバに行くようになったのはわりと最近みたいで、空港でフロリダ行きの便を発見して驚いている。2008年に行った時はアメリカから来た人はメキシコ経由であったとかしているのだが、里帰り便は80年代くらいからあったんじゃないかな。90年代前半には1日2便マイアミ行きがあって、マイアミエアーというチャーター専門会社が運航していた。パイロットプログラムの協定外であったが、日本人もビザがあれば乗れるとは聞いた。空港にはユナイテッドのカウンターもあって、試しに手持ちのチケットで、ロス成田の再確認と成田香港の予約を入れてみたのだが、普通にOKだった。カウンターの姉ちゃんは英語スペイン語ネイティブぽかったから、米国市民であったのだろう。

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2016年05月19日Thu [03:29] キューバ  

カストロとフランコ

カストロとフランコ: 冷戦期外交の舞台裏 (ちくま新書)カストロとフランコ: 冷戦期外交の舞台裏 (ちくま新書)
細田 晴子

筑摩書房 2016-03-07
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キチガイ本の後ということもあったが、マトモな本はほっとする。著者はスペインプロパーの元外交官で、米国目線ではなく、スペイン目線でキューバを視るという、ありそうでなかったもの。非ラテンから見たカストロ、ゲバラは共に両極端の姿をしていて、それ故、マトモな人がマトモに向き合えないのだが、著者が名前を出している元駐キューバ日本大使などはその典型か。元外交官としはその辺の遠慮があるのか、カストロに魅了された人とかしているのだが、スペイン語プロパーで元外交官としては、この大使は人格的に非適格者であることは明らかであろう。スペインとキューバでは大使や外交官が両国関係に大きな役割を果たしていることを書き綴ってもいる。カストロの演説に怒ったスペイン大使がテレビ局に乱入して、放送打ち切り、国外退去になったというのもその一つだが、カストロ訪米時のハーレム滞在もキューバの外交官のアイデアであったという。スペインのスアレス首相訪米ではスアレスが英語が話せないことが明らかになり、急遽、アメリカ側がカーター大統領との昼食会をキャンセルしたそうだが、そんなことがあるのか。

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2016年04月18日Mon [03:40] キューバ  

キューバ

キューバキューバ
伊藤 千尋

高文研 2016-01-08
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米国と国交回復したからといって、別に「超大国を屈服させた」という訳ではないのだが、朝日のゲバラ主義者と高文研的にはそうなるか。この人は大学生時代に初めて行った外国がキューバのサトウキビ刈りボランティアということで、思い入れが大ありなのだが、1970年に渡航費42万円というのは相当な金額ではないかな。同時期に中国に行った森田靖郎はその半分くらいだったかな。いずれにしても、当時の大学生がアルバイトで短期に貯めるにはハードルが高そうだが、東大法なら当時でも親は富裕で、家庭教師でも高給だったのかもしれない。朝日がハバナに支局を置いたのは最近で、それも特派員常駐という訳ではないみたいだが、伊藤千尋は観光ビザで取材していたのか。監視されることもなく、反体制活動家に会う事も制限されなかったと言うのだが、それは本人が知らないだけで、朝日とは言え、泳がせていただけではなかろうか。ただの観光客でも、ちょっと要注意スポットに立ち止まったりすると、どこからともなく、オッサンがニコニコして現われ、「何かお困りですか?」と聞かれたものだが、少なくとも反体制の家には監視も内通者もいたろう。中国みたいに露骨にやらないというだけのことだが。

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2016年02月29日Mon [03:19] キューバ  

素顔のキューバ案内

素顔のキューバ案内 (葉巻、酒、音楽……アミーゴ)素顔のキューバ案内 (葉巻、酒、音楽……アミーゴ)
伊東 淳史

イカロス出版 2016-02-01
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著者はハバナの空港でドミニカやコロンビア、ブラジルなどの中南米、欧州などと航路が開かれているのを発見して。驚いたそうだが。更にはニューヨークやマイアミなどからも便があるということを知って驚愕したらしい。キューバが閉鎖的な国というイメージがあった様だが、これらの航路は20年以上前からあって、クバーナ航空はアンゴラまで飛んでいた。米国線を第三国のパスポートで搭乗できるようになったかどうかは分からん。黒人のイミグレに「コンニチハ」と言われて拍子抜けししたりもしているのだが、これも20年くらい前に、やはり黒人女性のイミグレにそう言われた記憶が。米国との国交正常化でいよいよ「普通の国」になってまうのかもしれんが、制裁が解除されたところで、配給制廃止まではいかんか。買春する話もあるが、これも昔からだよな。

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2016年02月22日Mon [02:02] キューバ  

ダビドの花嫁

映画

フィルセン

寮の二段ベッドの上は柵が無いんだな。落ちたりしないしないのだろうか。

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2016年02月20日Sat [23:44] キューバ  

危険に生きて

映画
CLANDESTINOSCLANDESTINOS

2008
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フィルセン

80年代風ベッドシーンあり。
#共産ヌード

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