2015年10月09日Fri [23:52] コンゴ民主共和国  

はじめまして!アフリカ音楽

はじめまして!  アフリカ音楽(CD付き)はじめまして! アフリカ音楽(CD付き)
ムクナ・チャカトゥンバ 今井田 博

ヤマハミュージックメディア 2015-08-26
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前に別のタイトルで刊行されたのを著者の急逝を受け再構成されたものらしい。著者は旧ザイールの方のコンゴ出身で、日本に20年超住んでいたが、去年亡くなったとのこと。亡くなる2日前までライブをしていたというから突然の事だったのだろうが、死因は書いていない。組んでいたバンドは皆在日20年以上のアフリカ人で構成され、コンゴの他、タンザニアやコートジボアール出身のメンバーもいるらしい。アフリカ音楽の啓蒙活動がメインだった様で、セネガルの民族衣装を着ていたとのこと。当然ながら、アフリカはアフリカ音楽と一括りにできない豊潤な音楽大陸であるのだが、音楽に関しては垣根を超えるのはそう難しくないか。

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2015年07月18日Sat [10:21] コンゴ民主共和国  

たまたまザイール、またコンゴ

たまたまザイール、またコンゴたまたまザイール、またコンゴ
田中 真知

偕成社 2015-06-17
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ザイール河下りは昔からバックパッカーの上級コースではあったのだが、20年の時を経て再度挑戦した話。となると時代の変化で旅行も便利になったのかと思いきや、むしろ状況は逆で、モブツ政権崩壊後の混乱治安は悪化し、名物だった定期船の運行もストップしているらしい。経験者に聞くと、この河下りで絶対に人生観が変わるとのことだったのだが、もはやインドでは得られないカルチャーショックが否応なく体感できることはたしかな様だ。それでもグローバル化の波はこの「闇の奥」にも押し寄せてきているみたいで、アフリカでは例によって、中国の影というのがその尖兵となっているらしい。中国人の移住者は既に4万を超え、インド人やレバノン人からその経済支配の基盤を奪わんとしている様だが、それが東洋人に対する好感度に悪影響を施していることは言うまでも無かろう。

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2013年07月20日Sat [00:25] コンゴ民主共和国 | 映画 |映画  

魔女と呼ばれた少女

映画

早稲田松竹

重すぎるなあ。

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2012年11月15日Thu [01:39] コンゴ民主共和国 | 本・雑誌 |読書メモ  

私は、走ろうと決めた。

私は、走ろうと決めた。――「世界最悪の地」の女性たちとの挑戦私は、走ろうと決めた。――「世界最悪の地」の女性たちとの挑戦
リサ・シャノン Lisa Shannon 松本裕

英治出版 2012-10-11
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アメリカの白人女がコンゴの黒人女を抱きしめている嫌なカバーなのだが、まあそのカバー通りの話。どういうシステムなのかよく分からんが、この著者は走ることにより、お金を集めて、「世界最悪の地」であるコンゴの女性を助けるという運動をしているらしい。オブラ・ウィンフリーの番組でコンゴ情勢を見てたのがきっかけのことだが、イギリス人の恋人と別れて、アフリカに行ったら別のイギリス人といい関係になって、とか白人が主人公のアフリカを舞台にした映画のパターンまんま。「ロスト・イン・トランスレーション」を日本人が見て分からんのと一緒なのだが、白人女には異星人に囲まれた別惑星で出会った人間との恋は燃えるといった様式美でもあるのかな。奴隷解放や反アパルトヘイトに尽力したのはイギリス人、そして「闇の奥」を読んでコンゴでの奴隷貿易に反対したのもイギリス人であったことが分かったとのことで、自分も走ることを決めたと。アメリカ先住民は白人に征服されたとしているだけで、アグネスよりはマシかもしれんが、それにしてもアメリカはボランティアでも何でも多額のカネを集めた奴が一番偉いのね。

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2010年07月17日Sat [17:07] コンゴ民主共和国 | 本・雑誌 |読書メモ  

世界最悪の紛争「コンゴ」

世界最悪の紛争「コンゴ」 (創成社新書)世界最悪の紛争「コンゴ」 (創成社新書)
米川 正子

創成社 2010-05-20
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創成社は南アではなくコンゴできたか。ルアンダですら新書は出ていないのにと思いきや、コンゴの紛争の犠牲者数はその10倍以上にあたる540万人というからおぞましい。とにかくゲバラがボリビアで「最後の戦い」をする前に、「最後の前の戦い」をジャングルで展開していたのがこの国である訳で、その時ゲバラが愛想をつかしたゲリラの親玉の息子(とされる)が現在のコンゴ民主共和国大統領とである。言わば、その時代から寸断無く紛争が続いていた訳だが、ルワンダ、ウガンダといった周辺国の紛争も飛び火して、この紛争の構図は正気言ってよく分からんものである。現大統領が公用語であるフランス語やリンガラ語を話せないというのは、ルワンダの現政権同様、亡命2世の政権ということで不思議ではないのだが、何でもL・カビラの息子というのはハッタリで、タンザニアで物売りをしていた男ではないかという説もあるらしい。ゴマの難民キャンプが世界最悪と言われて久しいのだが、すっかりニュースを聞かなくなったので、難民が帰還して平常に戻ったのかと思ったら、今でも最悪の状態で存続しているらしい。コンゴもモブツ以降は難民に国を乗っ取られた形になっているのだが、著者が指し示している紛争の相関図が入り組みすぎていて正に誰が敵で、誰が味方なのかぱっと見では理解できない。著者にとって「初作」ということで、自分語りと経験談が中心になっているのだが、もうちょっと紛争の構図を整理してからでないと、「世界最悪の紛争」が何をめぐって争っているものなのかもよく分からん。

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2009年02月26日Thu [23:49] コンゴ民主共和国 | 本・雑誌 |読書メモ  

モブツ・セセ・セコ物語

モブツ・セセ・セコ物語モブツ・セセ・セコ物語
井上 信一

新風舎 2007-05-15
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何故にモブツの評伝が今頃出るのかと思いきや、今年は没後10年ということになるらしい。それでも日本人の著者で、500ページ近いモブツ伝となるとかなり変った仕事ということになるのが、これが新風舎からというのもらしくない。著者は外務省出身の日本鉱業OBとのことで、現在はボランティア三団体の役員を務め悠々自適っぽいが、現役時代に痛い目にあったモブツという怪物に対してオトシマエをつけたといったところなのだろうか。ジュンク堂に並べられたりもしていたし、新風でもモブツのコミッションに比べれば良心的なものだったのかもしれない。副題に「世界を翻弄したアフリカの比類なき独裁者」と付けているし、たしかに世界の評価でそれ以下のものは少ないだろう。もっとも日本では猪木とか人食いで御馴染みのアミン大統領が最強とされているが、その桁外れの蓄財ではモブツに敵うものはそういない。著者のモブツに対する思いが、恨みつらみなのか、畏敬なのかは微妙なところがあって、やはりザイールで仕事をした者にとって、未だにモブツの呪縛は解け切れていないんだなとも感じる。面白いのは「ですます」調で文章が統一されていることで、その辺がモブツの呪縛なのかもしれないが、なんか「偉人伝」を読んでいる気分になる。また、肝心の日本鉱業が幾ら要求されたのかといったことは一切書かずに、日系企業の貢献を自画自賛しているのは白ける。コンゴといえば宗男秘書がそうだったかと思うが、ザイール時代には日本鉱業のカネ以外にも血税がだいぶ注ぎ込まれた筈だ。今、カビラの息子のどれだけくれてやっているのか知らんが、その辺はモブツも教訓としないとダメだろう。それにしても、晩年は相当苦しんだとはいえ、ちゃんとベッドの上で死ぬことができたのも、その蓄財がハンパでなかったことと無関係ではなかろう。そうなると独裁者が蓄財するというのは、それなりに理由があるというものだが、将軍様は果たしてそれだけの準備があるのだろうか。

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2009年02月22日Sun [12:59] コンゴ民主共和国 | 本・雑誌 |読書メモ  

循環と共存の森から 

循環と共存の森から―狩猟採集民ムブティ・ピグミーの知恵循環と共存の森から―狩猟採集民ムブティ・ピグミーの知恵
船尾 修

新評論 2006-10
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国東半島で自給自足の生活を送る「フォト・ジャーナリスト」の著者が、コンゴ(旧ザイールの方)の森の奥でムブティ(ピグミー)の生活を追う。と書くと如何にもツマラン感じがするが、これは意外と面白い本だった。「世界最小の民族」とか無垢な人たちといったステレオタイプをまず否定するのは定石だとしても、著者が彼らを「研究調査対象」ではなく、「報道」と割り切っている点は良い。「あなたを受け入れて我々は何を得するのでしょうか」という問いは、この手の話に付き物の神学論争なのだが、それには写真が撮れると答えて、実際に写真を撮ることが仕事だと認めてもらえたことが、この「取材」を成功させた要因だと思う。自身を「他者」とするという意味では、重要なアクターである白人神父と彼らの「共存」と変わらないものではあるが、これを反面教師としつつ、他の民族などを含めた共存の関係性を考察しているところは秀逸である。もっとも「無垢なる民」というステレオタイプを完全否定してしまうと、自身の行動に矛盾を生じることもたしかであろう。こどもを「無垢なるもの」とするのも、それは普遍的なことで、非ステレオタイプであるという暗黙の了解を求めているのかもしれない。植民地的文化破壊の反省として求められてきた「彼らに何かを教えるのではなく、彼らから学ぶのだ」という姿勢は彼らの土地ではなく、自分たちの土地で実践すべきというのが著者の答えなのだろうか。

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2007年09月30日Sun [22:45] コンゴ民主共和国 | 本・雑誌 |**本の紹介**  

『闇の奥』の奥 

『闇の奥』の奥―コンラッド/植民地主義/アフリカの重荷『闇の奥』の奥―コンラッド/植民地主義/アフリカの重荷
藤永 茂

三交社 2006-12
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『闇の奥』の訳者である著者が、映画『地獄の黙示録』からルムンバ、モブツ、カビラまで『闇の奥』に連なる植民地主義、帝国主義、奴隷解放、民族解放等々の思想を論じていくという、実に興味深い本。「1926年満州国長春生まれ」(この表記にも意味があるのだろう)という著者だが、大変意欲的で、元々九大の物理学教師だったのが、エンプラ事件以降、カナダに渡り、以来当地で北米インディアンの研究から、コンラッドの『闇の奥』の研究を続けているのだという。『闇の奥』が『地獄の黙示録』のみならず、様々な議論を巻き起こしたことは、『闇の奥』とレイシズムを巡るナイジェリア人作家チニュア・アチェべの告発があったり、インド系カリブ作家ナイポール『闇の奥』続編を試みたりといった動きがあるらしいが、ハナ・アーレントも『闇の奥』に感化された部分を露呈しながら、レオポルド二世の「コンゴ自由国」は自身の帝国主義論から、はっきりと除外しているのだという。ここから「大英帝国」を「帝国主義」の基準とする危うさを指摘していくのだが、その例証としてセシル・ローズや、それを小説化したオリーブ・シュライナーと『闇の奥』を比較検証したりしている。『闇の奥』自体、ポーランド出身であったコンラッドが「大英帝国」と「野蛮」な帝国を差異化し、自身を「大英帝国」という基準に同化する為の仕事であったとも言えよう。ハナ・アーレントがレオポルド2世をヒットラーに準えることを避けたという見方も三交社的には可能なのだろうが、ドイツとユダヤの皮膚感を併せ持つことは可能であったが、白人と黒人の皮膚感を併せ持つことは不可能だったというところもあるのではなかろうか。そうした欧米白人社会の「白人の重荷」については、日本の「自虐史観」とは別物で、レイシズムを温存したままの「慈悲」に近いものであることは、なんとなく分かる。そこに「反差別運動」がラディカルに流れる余地があるのだろう。そのラディカルな方法論だけ日本に輸入したところで、機能するはずもないのだが、つまるところ相手を「慈悲」を請う立場に置いておけば、精神的には充足されるということなのだろう。日本と「近隣諸国」の関係は正にどっちが「慈悲」をとるかの争いなのだが、白人と黒人の場合は文化的にも経済的にも一方が完全に従属したままで、そこまで「対等」な関係ではないことは、『闇の奥』の時代から変わりはない。その領土は大幅に減少したものの大英帝国の「慈悲」は未だに有効であるということだ。

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2005年05月18日Wed [23:07] コンゴ民主共和国  

コンゴという国

コンゴという国
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草場 安子
明石書店 (2002/06)
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まだザイールという旧名の方が馴染みがある「コンゴ民主共和国」の滞在記。もう一つ別に「コンゴ共和国」というのもあるからややこしい。モブツ政権崩壊後すぐの話なので、窮乏話ばかりになるのはいた仕方ないとも言えるが、それでも外交官夫人の生活だから、現地の人からみれば「何ゼイタク言ってんのよ!」ってとこだろう。「コンゴという国」の紹介というよりも、「コンゴという国の狭い狭い外交官社会」の話といった感じ。

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