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2019年01月16日Wed [02:08] アフリカ  

解放と暴力



小倉充夫と舩田クラーセンさやかは師弟関係なのかな。アフリカ独立も直近は南スーダン、エリトリアといった二次独立の国になるが、その前のナミビアも植民地解放戦争に勝利しての独立という訳ではなかった。西サハラが今後独立を果たしたとしても、それはモロッコからの独立となるだろうし、「アフリカの年」は旧ポルトガル植民地の独立を以て終了したと見るのが妥当か。「解放」が暴力の終焉を意味するものではなかったのはアフリカに限らず、あらゆる植民地に言えることだと思うが、植民地の分断統治だけがその原因ではなく、冷時代の代理戦争の方がより深刻な影響を及ぼしたと言えよう。

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2018年12月13日Thu [05:25] アフリカ  

戦場放浪記



文春でも同タイトルの本が出ていて、読んでいるのだが、どちらも戦場カメラマンもの。実際に戦場で戦闘しに行く人は「放浪」する訳ではないので、そんな悠長なことを言えるのはカメラマンとかジャーナリストくらいか。左翼アクティブが標準になってきた東京新聞にあって長谷川 幸洋とはまた別の異端であった人なのだが、膵臓がんなのか。戦場はもう行けそうにないが、離婚、借金のカミングアクトをしても、リア充記者生活であったろうな。米永住権も抽選で当てたらしい。エチオピアや岡村昭彦の話も前に書いていたと思うが、ちょとづつ話が変わっている様な。最後に批判しているのは五味洋治のことで間違いないだろうが、彼が「正義」でやったことにヘドが出そうになったとしている。五味は従北学者の本にも寄稿しているし、韓国左派に忖度した様な朝鮮戦争本も書いているのだが、「正義」が暗喩になっているんだな。

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2018年11月05日Mon [12:50] アフリカ  

世界がわかる地理学入門



探検系の地理学者らしい。アフリカがメインみたいだが、アンデスもアルナチャルの本も出している。地理学でも一点観測の人が存在するのかもしれんが、大体、地球全体がフィールドというのが正当なのであろう。よくアンデスとヒマラヤの高地文化の共通性といったテーマはあるのだが、ナミブ砂漠とニューヨークの共通性を探ることも地理学的には可能である。人類発祥の地がアフリカではなく、人類が発祥した大陸が分離して、今の世界が形成されたのだから、我々島国の人間を含めて人類の起源は大陸ということになる。

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2018年10月30日Tue [00:54] アフリカ  

平和をつくるを仕事にする



ちくまプリマー。何となく名前に見覚えがあったのだが、10年前に出た本を読んだ人らしい。その時の感想を読むと、まるでカルトの世界なのだが、今でも講演は年100回以上というから、アフリカでどれだけ活動できているのかは分からん。ただ「仕事」として見た場合、成功していると言って良いのだろう。今の意識高い系はイデオロギーとか政治とかに向かわず、抽象的な平和とか貧しい人々を救うという命題の「仕事」を職業とすることを理想とする訳だが、それで飯を食うには学歴とキャリアの競争世界に打ち勝つか自力で知恵を身につけるしかないので、一つのヒントにはなろう。

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2018年10月14日Sun [13:19] アフリカ  

ジハード大陸



毎日の元ヨハネスブルグ支局長。もう毎日の規模で海外支局を運営するのは難しいのかもしれんが、朝日も読売も共同もサブサハラは一つの支局のみで、読売と毎日がナイロビ、朝日と共同がヨハネスブルグと別れているらしい。そんでもって、毎日はケニアへもソマリアへもマリへもヨハネスブルグから取材に行く訳だが、実質取材は現地協力記者頼みの様だ。ソマリアのリアル北斗の拳状態は例外としても、大手新聞記者は安全面で隙を見せて事故案件が発生をしてしまうと、一斉に叩かれるのが必然なので、個人責任で取材している海外メディアと同列になる訳にはいかない。特に毎日はヨルダンでの殺傷事件など、汚点が多いので、社の存亡にも関わっては来るだろう。

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2018年10月11日Thu [03:32] アフリカ  

地域研究からみた人道支援



昭和堂の地域研究ライブラリというシリーズ。単著とプロジェクトものが同じシリーズで併存しているんだな。この第3巻は「東アフリカ牧畜社会における緊急人道支援枠組みのローカライズ」という研究で5年分の成果とのこと。国際援助研究ではなく、アフリカ地域研究の人たちみたいだが、編者にもなっている孫暁剛は新疆出身のケニア研究者らしい。地域研究者とNGO屋は別に対立している訳ではないのだろうが、バンドエイドの時代から(それ以前のビアフラなどもあるが)ステレオタイプ化されたアフリカの飢餓を救え式の理解には疑問符を投げるしかなかろう。その上で支援体制の見直しを図るには、支援のプロと地域のプロの連携が必要であるのだが、そこには国際政治の思惑も絡んでくる訳で中々一筋縄にはいかない。

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2018年10月06日Sat [04:12] アフリカ  

戦争はウソから始まる

戦争はウソから始まる
西谷 文和
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日報問題って、昨日読んだ半田滋程度ならまだマシだとしても、シバレイとかこの西谷文和とかのジャーナリストもどきの活動家が絡んでいるとなるとどうもフェイクニュース臭がするな。このタイトルもその暗喩なのかもしれんけど、自衛隊の南スーダン撤退は安倍がモリカケ問題のニュースを小さくさせる為に仕組んだのだと。アフリカまで行ってアベ死ね叫んでいるのもご苦労さまなのだが、安倍がゴルフをしているのをケニア人に批判されたらしい。

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2018年09月20日Thu [05:29] アフリカ  

阿弗利加から旅して来た日本の楽器たち

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及川尊雄

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となると、アフリカ由来の楽器の展示会場なのかと思いきや、著者というか、この私設博物館の館長が自分の蒐集した楽器はアフリカ由来のものだと思いこんでいるというだけの話だった。琵琶とか尺八とか三味線などはルーツは似た楽器がある西域という風に想像はできるのだが、世界中で似たような楽器があるとしたら、やはり人類のルーツはアフリカだから、アフリカが起源なのだろうと思うか。打楽器はその可能性は高いのだが、弦楽器などはアフリカにとっても舶来である様な気がするのだが.。

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2018年09月15日Sat [00:37] アフリカ  

アフリカのことわざ

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アフリカのことわざ研究会の実態は分からんが、ツイッターにそういうクラスタがある様だ。ただ、中の人は一人っぽいのだが、どうだろう。典拠などあるかいなという世界であると思うが、本当にアフリカのことわざなのかどうかせめて原文表記できなかったかな。どうでもいいけど、絵がアフリカ人というより、東洋人っぽい。アフリカ人の顔の特徴をデフォルメして描くとポリコレ警察にしょっぴかれるんかな。

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2018年08月16日Thu [05:10] アフリカ  

アフリカ眠り病とドイツ植民地主義

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博論もの。みすずなので翻訳ものかと思ったのだが、独文博論を日本語で再編したらしい。パブリプさんのドイツ植民地本とは違う人みたいだが、ドイツ留学時代にタンザニア人とあって開眼したのだという。英仏に比べてドイツの植民地が忘却されているのは第一次大戦で敗れたショックがあったからとのことだが、日本でも戦後長らく、植民地研究はアンタッチャブル的なところはあったから、分からなくもない。植民地を失った後の第二次大戦敗戦が更に追い打ちをかけたのかもしれんが、眠り病の患者を救ったことより、収容所に入れ、人体実験をしたという事実がナチスと重なるということもあったろう。

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2018年07月30日Mon [02:48] アフリカ  

吉野信的アフリカ 

吉野信的アフリカ 写真家が旅して感じた17のストーリー吉野信的アフリカ 写真家が旅して感じた17のストーリー
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この版元も知らんかったが、旅系のトコらしい。著者もベテランのカメラマンだそうで、御年75か。吉野信的の的は中国語的意味ではなく、日本語の的。動物写真家の人は老人になると、キツそうだが、サファリ系は星野道夫みたいに命を落とすことはないか。南アの超豪華列車体験の話などもあるが、若い時には考えられなかったことだけど、年取ると、その快適さを実感できるとも。こうした人種の人は人ではなく、動物にしか興味がないというのも現地の定番不満ネタだが、お土産を持ってこない著者が非難されることに戸惑いを覚えたりもしている。現地人の不満とは果たしてそうした物欲に起因したものであるのだろうか。

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2018年05月16日Wed [04:58] アフリカ  

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出だしから、本題とは直接関係無さそうな西洋(アフリカではない)学者の高説バトルがずっと続くので、てっきり博論ものだと思ったのだが、恩師の藤原帰一に本を書けと言われて、出したものだという。研究書でありながら、藤原向けの博論なのかもしれん。マダガスカルで専調をしていたらしく、マダガスカル関係だけかと思ったら、後半の後半辺りに、一気に他のアフリカ諸国の紹介を片付けている。アジアの様な農業文化が無いアフリカにあって、マダガスカルはアフリカでありながら人種的にも地理的にもアジアの香りがする国である。ただ、農民の話だったんかな。歴史政治社会がテーマの様にも思えた。アフリカの社会主義経験についての考察などもある。

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