2016年09月14日Wed [03:41] イラン  

旦那さんはイラン人

旦那さんはイラン人旦那さんはイラン人
ダリヤ・ミイ

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在日イラン人もトルコ人の増殖ですっかり影が薄くなった観もあるのだが、日本人と結婚した者など、あの時代の生き残りは少なくない様。旦那さんは○○人ものは営業的に計算できるのか、マンガも出揃っている。この作者もブログを始めて1年経たずに出版の話が来たという。一応、改宗はしているが、酒は普通で、宗教的なネタはほぼ無し。イランネタも在住者ではないので、悲壮感はなく、唯一の問題がトイレか。日本の様なトイレ事情が良い国(他に例があるとは思えんが)でしか、生きていけない人は大勢いる。

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2016年06月10日Fri [03:27] イラン  

ルバイヤートの謎

ルバイヤートの謎 ペルシア詩が誘う考古の世界 (集英社新書)ルバイヤートの謎 ペルシア詩が誘う考古の世界 (集英社新書)
金子 民雄

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集英社新書はイラン本2冊同期に出してきたか。とはいえ、先日の特派員ものと違って、こちらは金子民雄。ルバイヤートはフィッツジェラルドの訳で世界的に知られているペルシャの詩集らしい。全く知らんかったのだが、一発変換も出来なかったから、平均的日本人は知らんものなのかもしれん。しかし、1910年に邦訳も出ていて、以来重訳が主だが、ペルシャ語からの直訳もある様だ。フィッツジェラルドはペルシャ語が出来たのかどうか知らんが、その訳自体は彼の創作に近いものだったみたいで、原文に関しては謎が多いとのこと。大谷探検隊と「敦煌文書」にもこのルバイヤートは関係しているみたいで、敦煌文書とルバイヤートの偽造は同じ時期であるらしい。敦煌文書は1910年代から1950年代までせっせと偽造されてきた様だが、この辺は中国というか普遍的な「伝統」ではある。

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2016年06月07日Tue [03:41] イラン  

イランの野望

イランの野望 浮上する「シーア派大国」 (集英社新書)イランの野望 浮上する「シーア派大国」 (集英社新書)
鵜塚 健

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毎日の元テヘラン特派員。イラン人スポーツ選手のイスラエル対戦拒否まだやっているのか。ちょっと前にバイエルン・ミュンヘンに所属していたハシェミアンがCLでのイスラエル遠征を拒否したことがあったが、レギュラー・クラスではなかったので、別に問題視されなかった。ハシェミアンはアルメニア系で十字架ペンダントもしていたのだが、代表としては協会の指示に従うか。その後にアリ・カリミらと野党政治家のシンボルカラーを身に付けたとして、代表を追放されている。著者がテヘランのシナゴーグで話をきいたところ、全員がイスラエルではなく、祖国イランに忠誠を誓うと答えたそうだが、残留組は少数派だから、色々と事情はあろう。最近はイスラエル選手と同レース回避が難しい複数者競技の水泳選手が世界大会で、出場を懇願して、代表を外されたのだとか。

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2016年05月23日Mon [03:11] イラン  

ゴルゴ13

映画
ゴルゴ13 [DVD]ゴルゴ13 [DVD]
さいとうたかを

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フィルセン

高倉健に抱かれた女は革命後石打ち刑にならなかったのか。

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2015年11月27日Fri [23:58] イラン  

イラン毒ガス被害者とともに

イラン毒ガス被害者とともに: 海外医療支援の20年イラン毒ガス被害者とともに: 海外医療支援の20年
津谷静子

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元々チェルノブイリ関係の医療支援をしていた人なのか。ジュノー博士の映画製作までしたというから、前に何冊も出していたジュノーの会の人かな。夫医師、妻薬剤師というのは開業コースだけど、もっぱら海外医療支援NPOの活動に没頭している様だ。柏崎出身で広島在住となると、そうしたコースも自然体になってくるか。旧ソ連も一時の経済危機による医療貧困時代は抜け出したこともあろうが、その後、パレスチナや南アを経てイランが主戦場らしい。イランの毒ガス被害はサダム・フセインの遺物であるのだが、イラク国内のクルド人に対する攻撃もイランでの実証実験があってのものだろうか。活動の範囲がシリアへと広げられる日はいつになるか。

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2015年11月25日Wed [01:18] イラン  

「個人主義大国」イラン

「個人主義」大国イラン: 群れない社会の社交的なひとびと (平凡社新書)「個人主義」大国イラン: 群れない社会の社交的なひとびと (平凡社新書)
岩崎 葉子

平凡社 2015-09-17
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アマゾンの平凡社新書カテゴリー1位なのか。カテゴリー別とはいえ、イランものが1位になるというのはそうないことだろうし、「テヘランでロリータ」以来かな。光文社新書のイラン人が書いたのも面白かったが、これも結構面白い。やはりイラン人というのは面白い人たちなのだろう。著者はその理由を個人主義であるとしているのだが、、個人主義的といっても、北欧とかの親兄弟であっても自分は自分、他人は他人というやつではなく、家族至上主義個人主義である。かといって中国みたいな自己人主義でもない。個人と個人はフラットの関係であり、ネットワーク化しているのでもなく、独立した二人関係のみ存在するといったものか。会社や組織に従属しているのではなく、単に所属しているだけという以上の意味を持たないから、よく言えば融通が利くし、悪く言えばバラバラである。自爆テロとかISみたいな独立した過激組織がイランに生じないのも、シーア派とスンニ派の違いというより、イラン人の性格的な理由からか。

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2015年09月07日Mon [00:19] イラン  

よく晴れた日にイランへ

よく晴れた日にイランへよく晴れた日にイランへ
蔵前仁一

旅行人 2015-04-13
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テヘランの旧ヒルトンが5ドルで泊まれたのも、上野公園や代々木公園にイラン人の解放区ができたのも一昔前の話ではあるが、イランと言えば核だの革命だのよりも、そうしたイメージが旅行者にとっては鮮明である。著者も24年ぶりのイランだったそうだが、未だに思い出の中の日本を引きずっているイラン人に声をかけまくられだったそうだ。イランに中国人バックパッカーが大挙として押し寄せているとは知らなかったが、イラン人が彼らに対しても過剰に親切であるのかどうかは気になる。ただ、爆買いがある訳でもなく、中国人の好きそうな食い物も特に無さそうなイランにそれだけ多くの中国人バックパッカーがいるということは、やはりイラン人の「親切」が口コミで拡がっているものと思いたい。

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2015年06月08日Mon [10:24] イラン  

イランにおける宗教と国家

イランにおける宗教と国家 -現代シーア派の実相-イランにおける宗教と国家 -現代シーア派の実相-
黒田 賢治

ナカニシヤ出版 2015-02-20
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博論もの。革命前のイランは研究のしやすい国として知られていたそうだが、革命後は外国人の受け入れを宣教の方にシフトしているのか。その中心地となっているコムに留学生が集まる様になったのは80年代以降で、サダム・フセイン政権下にあったナジャフの代替地となったということもあるらしい。イスラーム世界の多くの国ではスンニ派が多数派なのだが、インドにはペルシャ系のルーツを持つシーア派社会が存在するらしい。イランは国策としてそうしたコミュニティの囲い込みを図っている様だが、インドネシアや中央アジアといったムスリム人口の多い国から非シーア派の留学生を受け入れている点については、前に読んだ山川のブックレットでも触れられている。

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2015年02月23日Mon [01:30] イラン  

ホメイニー

ホメイニー―イラン革命の祖 (世界史リブレット人)ホメイニー―イラン革命の祖 (世界史リブレット人)
富田 健次

山川出版社 2014-12
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山川世界史リブレット人。ホメイニも今やタブーも何も無いのだろうが、「悪魔の詩」事件の頃だと出版社も腰が引けていただろう。今は欧州に鉄砲玉が幾らでもいるが、テロ組織と一国家が殺人指令を出すのでは全然違う。ただホメイニ替え玉説というのは結構昔から言われていて、実際は強権なイメージとは違うとも聞く。この分量だとその人となりまでカバーするのは大変で、時系列で出来事を俯瞰するしかないが、イランはこのままキューバに先を越されるのか。対イスラム国で米国と電撃合意があるかもしれんが。

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2014年12月30日Tue [02:48] イラン  

イラン人このフシギな人々

イラン人 このフシギな人々イラン人 このフシギな人々
遠藤 健太郎

彩流社 2014-10-24
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イラン留学記なのだが、イランで見つけた宝物は妻というからイラン人と結婚したのかと思ったら嫁は日本人か。著者は1984年生まれで、まだラブラブっぽいのだが、イランというアウェーで共に過ごせば深い絆で結ばれることにはなろう。嫁がイラン男のセクハラ攻撃に遭っていたということもあるが、結構対決姿勢で、若さを感じさせらる。「チンチョンチャン」口撃とかイスラム至上主義者とかムカつく野郎はたしかに多いのだが、イラン人の事が良く分かれば、反撃の方向になるか。これもそれも構ってもらいたいという病根であると思えば、無視したところで、相手に思い知らせるということにはならんか。

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2014年11月20日Thu [00:30] イラン  

変貌するイラン

変貌するイラン―イスラーム共和国体制の思想と核疑惑問題変貌するイラン―イスラーム共和国体制の思想と核疑惑問題
駒野 欽一

明石書店 2014-07-26
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大使ものだが、回想記の類はほとんどない。著者は元アフガニスタン大使時代でもあり、アフガン本も出しているのだが、イラン大使で上がりとなったらしい。ペルシャ語スクールの出らしいが、イラン大使は孫崎みたいのもなっているので、外務省主流派とは異なる反米系の人事になるのかしれん。大統領選挙は3回連続してダークホースが当選している訳だが、これを以ってイランの民主主義が機能していると言えるのかどうかは分からん。言えるとしたら、候補者の資格審査をする憲法擁護評議会やマスコミ(をコントロールする政府)に対して有権者の批判が強いということなのだろうが、現職が定めた後継者は当選しないというのがポイントか。

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2014年11月13日Thu [23:59] イラン  

語れなかった物語

語れなかった物語: ある家族のイラン現代史語れなかった物語: ある家族のイラン現代史
アーザル ナフィーシー 矢倉 尚子

白水社 2014-09-23
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『テヘランでロリータを読む』に次ぐ回想自伝第2弾か。前作は結構話題になったのだが、内容がどんなものだったかあまり覚えていないな。前回は教え子の話が主だったと思ったけど、今回は両親の話が中心。幼少期に性的虐待を受けていた事は前作にも書かれていたかな。イラン人の小児性愛者が多いのは性的抑圧社会が原因というのはどうなのだろうか。そうでない国の方がこの種の人間が多い様な気もするが、そもそも多い少ないは統計的な根拠がある訳ではなかろう。何でもイランでは子どもの身体に触れる事が多い貸自転車屋に少年愛者が多いとのことだが、これもそういう噂が立っているといった話なのだろう。著者が「ロリータ」を研究対象にするに至ったのもそうした背景が少なからず影響しているみたいだが、文学作品として以外でのこのテーマの研究はイランでは成立するのだろうか。

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