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2019年06月02日Sun [03:19] イスラエル・ユダヤ  

わが親愛なるパレスチナ隣人へ



ミルトスということで、そういう本だが、「戦争ボケ」が「平和ボケ」に話をつけるにはこういう風にする訳か。つまりは「隣人」たるパレスチナ人ではなく、ネット上の第三者にアピールしたものの様に見える。本人も分かっていることだが、これに納得するパレスチナ人はほとんどいないだろう。その意味に於いては嫌らしい設定なのだが、イスラエル人が生存権を世界に訴えるのはこういう形が有効なのだろう。日本でも宗教界が反応したみたいだが、原罪といったものに非科学性を感じる人には分からんかとは思う。イスラエル人その被害者性をホロコーストでしかアピールできないことも、ホロコーストの絶対性を強固なものにした理由であるのだが、パレスチナ問題も突き詰めればホロコーストに行きつく訳で、ユダヤ人は民族なのか宗教なのかといういつもの命題が浮かび上がる。イスラエルが世俗国家であるのも、そうでないと生存権に関わるからなのか。

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2019年03月16日Sat [15:50] イスラエル・ユダヤ  

イスラエルがすごい



新潮新書も出羽守退潮の空気の中、ドイツ本ライターの世代交代を進めたのだが、代わりにイスラエルを用意したのかな。日本スゴイ系批判など、ただでさえ衰退しているテレビのエンタメ番組批判を出羽守のされたところで、面倒くさいと思うしか無いのだが、イスラエルのビジネスPRも苦笑してしまうだけではあるか。さすがにパレスチナの件に触れないと左翼ではないので、一応触れた入るけど、アリバイ的批判な感じもする。後半は中国とイスラエル、ドイツの連携を持ち上げたりしてきて、本領発揮といったところだが、日本はイスラエルとドイツを見習え論者も、中国の差し金かいなという気がしないでもない。

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2019年03月14日Thu [03:24] イスラエル・ユダヤ  

ユダヤ人とユダヤ教



Amazonのユダヤ教カテゴリーベストセラー1位か。さすがにミルトス本が1位になることはないんかな。ユダヤ人の定義は民族なのか宗教なのかという問題は未だ決着が着いていない様だが、ユダヤ人とユダヤ教徒は同じなのかというところに収斂されるか。ならばユダヤ教徒の定義が存在するのならユダヤ人の定義も存在しないとおかしいが、イスラエルが世俗国家であることは国際社会の承認条件でもあろう。多数の非宗教的ユダヤ人と、少数の宗教的ユダヤ人というバランスは国内も在外も似たものと思われるが、宗教、民族、国家というアイデンティティの三大条件を揃えておけば、どこに比重を置くかは個人次第という風にできるか。

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2018年12月25日Tue [04:13] イスラエル・ユダヤ  

ユダヤ大悪列伝



こんなタイトルの本を出すとサイモンなんちゃらに抹殺されそうだが、坂道とか原爆とかのアイドルグループではなく、86歳であり、息子も朝日を辞めているので、どうされるものではない。あれだけカネを動かしている民族なのだから、そこに悪党が混じっているのは必然であり、いない方がおかしいということはあろう。ニューヨークのユダヤ人の個人献金だけで、日本の個人献金を上回るそうだが、それがユダヤ人やイスラエルに廻される部分が低いのが特徴ではある。言い方が悪いが、それもユダヤ税みたいなもので、アメリカひいては世界に影響力を持つ為にも必要な部分ではあろう。

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2018年10月25日Thu [09:57] イスラエル・ユダヤ  

アンネ・フランクに会いに行く



岩波ジュニア。毎日のブリュッセル支局長を辞めてベルギーに残った人らしい。93歳になる叔母が「また戦争中と同じ雰囲気だから戦争が起こるような気がする」と言ったというのは毎日お得意の印象操作。岩波ジュニアという性格もあるのだろうが、こんな話を聞かされて騙されるのは中学生くらいまでかな。北朝鮮脅威は軍備増強の出汁に使うために煽られたものというお約束の論理も展開されるのだが、現在リアルのアンネが暮らしているのは収容所国家北朝鮮である。アンネに会いたければ北に行くなり、脱北者に話を聞けば良いんじゃないの。

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2018年09月03日Mon [04:32] イスラエル・ユダヤ  

そして人生は続く

そして人生は続く──あるペルシャ系ユダヤ人の半生 (ブックレット《アジアを学ぼう》)そして人生は続く──あるペルシャ系ユダヤ人の半生 (ブックレット《アジアを学ぼう》)
辻 圭秋

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風響社「アジアを学ぼう」だけど、これは随分と手抜きしているんでないかと思う人もいるかもしれない。このテーマの日本語研究書は無いと言い切っているのだが、それを60ページでまとめるとしたら、この様な対話形式のオラヒスが効果的だろう。アラブ圏のユダヤ人と違って、イランのユダヤ人はペルシャ文化を自己同一化しており、エジプトとイスラエルは政府間良好、民間最悪、イランは政府間最悪、民間良好という関係性なのだという。イランも事実上、イスラエルと戦争している様なものだが、多くが革命後国を出たとはいえ、未だにユダヤ人社会は残っている。先日読んだアゼルバイジャンを知るためのでもイランのアゼリー人はイランと一体化しているとあったので、イランは国民国家としては成功していると言って良いのかもしれん。ただ、ユダヤ人女性がムスリム男性と結婚する時は改宗が当然視されていたらしい。イスラエルに来てから、ユダヤ人とアラブ人の敵対関係やホロコーストを初めて知ったというのは驚きだが、たしかにそうしたものを人類の普遍的悲劇だとするのは傲慢ではある。

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神社めぐりをしていたらエルサレムに立っていた神社めぐりをしていたらエルサレムに立っていた
鶴田 真由

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この女優が天然で書いたということは断じて無さそうだが、仕事だとしても、こんなのを出してしまうと、今後のオファーに影響してくるんじゃないかな。NHKの旅番にもよく起用されている人だが、その辺を買われてのことだろう。中の人で出てくるイスラエルの元駐日大使も天然だとは思えんのだが、アメリカで右派キリスト教を掌握してイスラエル支持を盤石にした様に、日本で神道をイスラエル支持に掌握させようとしているのだろうか。仏教はキリスト教、神道はユダヤ教に似ているという発言があるが、日ユ同祖論を復活させ、親イスラームの左派と対峙させる目論見かな。

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2018年05月15日Tue [01:56] イスラエル・ユダヤ  

ユダヤ人問題からパレスチナ問題へ

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池田 有日子

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博論もの。10年前らしい。九州大博士後期に在学しながら、法政大で博士号をとることにしたのだという。杉田敦を慕ってということみたいだが、杉田はユダヤとも中東とも関係ない左翼だろう。日本政治学会会長としては山口二郎の後任者にして同僚でもある。それはともかく、出発点は過酷な目に遭った側がなぜ過酷な暴力を振るうのかという問題意識だったという。本人は幼稚と言えば幼稚としているのだが、それが「ホロコースト遺産」の本質であると言ったら怒られるかな。日本をナチスに例える言説もまた今現在酷な暴力を振るっている者が免罪符として利用している側面はある。ただ、そうしたイデオロギー的なものが論点になっている訳ではなく、アメリカのユダヤ人社会がどう暴力に向き合って来たかというものである。アラブやムスリムにはその是非は別として、義勇軍文化があるのだが、ユダヤにはそうしたものを聞いたことがなかった。単に経済的、政治的閉塞感を国外のユダヤ人はあまり感じていないというのもあるが、イスラエル軍は国外のユダヤ人を受け入れているのだろうか。ユダヤ軍創設よりもイギリス、アメリカの軍を利用したほうが、有効であることはたしかか。

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2018年04月21日Sat [05:58] イスラエル・ユダヤ  

秘録イスラエル特殊部隊

秘録イスラエル特殊部隊──中東戦記1948-2014秘録イスラエル特殊部隊──中東戦記1948-2014
マイケル バー=ゾウハー ニシム ミシャル Michael Bar-Zohar

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ベングリオンやペレスの公式伝記を書き、クネセト議員も務めたという著者なら、当然、バリバリの政府プロパガンダということになるのだが、スパイ小説の巨匠としても知られているらしいから、イスラエルはフィクションも手段だということになるのか。「モサド・ファイル」も読んだが、英雄譚は何処の国でもどの民族でも受けは良いか。エンテベ事件も、「ミュンヘン」もそうだけど、どう考えても、他国の警察権を犯している訳だから、ロシア並に非難されて然るべきものであろう。それが国のトップにまでなってしまうのだから、「テロとの戦い」は治外法権ということになる。日本に拉致被害者の奪還作戦計画があったのかどうか分からんが、人命は地球より重いという論理はイスラエルではイスラエル軍兵士に対してだけあるようだ。

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2018年04月15日Sun [04:52] イスラエル・ユダヤ  

イスラエル内パレスチナ人

イスラエル内パレスチナ人: 隔離・差別・民主主義 (サピエンティア)イスラエル内パレスチナ人: 隔離・差別・民主主義 (サピエンティア)
ベン ホワイト Ben White

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これも興味深いテーマだが、運動系かな。特にイスラエル国籍のパレスチナ人という枠は作っていない。著者は非ユダヤ人と思われる。イスラエルは世俗国家で、ユダヤ教が国教と定められている訳ではない。イスラエル国籍のおよそ15%はパレスチナ人と推定されるが、イスラエル人はユダヤ人の国というのが大方のコンセンサスであって、ユダヤ人人口を増やすという政策はパレスチナ人の同化政策より有効ではあろう。イスラエル国籍のパレスチナ人に愛国心があるのか分からんが、徴兵義務はなくとも国会議員もサッカー代表選手もいる。その一方でユダヤ人からのみではなく、周辺国にとってもイスラエル国籍のパレスチナ人は差別の対象になろう。「イスラエル内パレスチナ人」は難民とならず、留まった人たちであるのだが、その存在は国境と壁の担保にはなっているか。

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2018年04月01日Sun [07:13] イスラエル・ユダヤ  

カウンター・テロリズム・パズル

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ボアズ ガノール 佐藤 優

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佐藤優監訳名義のイスラエル軍事本は2冊めか。カウンター・テロリズムはイスラエルの国策であるが、こうしたテロとの戦い学はアメリカ、EU、ロシア、中国といった大国が直面している課題であるので、イスラエルの国際的地位アピールとしては相当有効なものであろう。ただ、日本では「反テロ」でさえ、アベ死ね陣営が大騒ぎするから、前科者の元外交官を広告塔にして出すしかないのだが、ISのテロ実行犯に改宗者や宗教に無関心だった者が多いという事実はオウム真理教との共通項は見い出せる。このイスラエルの専門家も、もう武力でテロリストを鎮圧する時代は終わったとしているのだが、復讐心を呼び起こしたり、国家イメージの悪化などで、イスラエルもそうした対抗策には否定的見解が出てきたのだろう。となると、より重要なのは情報戦であり、ヒューミントの活用なのだが、もはや誰が敵であるか誰が味方であるか分からない状況に於いては暴走よりも逃避の可能性が高くなるか。

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2018年02月25日Sun [06:03] イスラエル・ユダヤ  

知立国家イスラエル

知立国家 イスラエル (文春新書)知立国家 イスラエル (文春新書)
米山 伸郎

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文春新書であって、ミルトスではない。「マルコポーロ」事件以降、文春は気い使っている感はあるのだが、日本に対してはホロコーストで贖罪カードは引き出せないから、ビジネスで売っていくのが王道であろう。未だにトイレットペーパー騒動のトラウマが残っている日本ではメーカーの進出は慎重に、アラブ市場と天秤を掛けざるを得ないのだが、ソフトウェアや研究開発拠点さと、障害となるのは駐在員がテロに巻き込まれることくらいか。イスラエルでは兵役時代のネットワークが人脈となっているそうだが、韓国などでもそのホモソーシャルな関係が社会ネットワークとなっているというこてゃ聞く。イスラエルの場合、女性も兵役があるので、国全体が繋がっているということになるのだが、その分、兵役がないアラブ系住民の分断は固定化される。

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