2016年07月30日Sat [01:31] メキシコ  

フリーダ愛と痛み

フリーダ 愛と痛みフリーダ 愛と痛み
石内 都

岩波書店 2016-06-18
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ただ「青の家」にある遺品を写したもの。「ひろしま」と同じ手法だが、展示先まで、足を運べない人向けということではなく、遺品が全てを物語るという哲学なのだろう。3週間で100本のネガというから、デジタルではないのだが。70年代から活躍している人みたいなので、写真とはフィルムであるということなのだろう。それ故、フリーダの肖像もその略歴は一切ないのだが、フリーダ自体を知らない人にとっては何のこっちゃとはなるか。まあそんな人は手に取ることもないだろうし、フリーダ本もフリーダ映画も渉猟し、現地も見て来た私でもパラパラめくりが関の山である。

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2016年01月06日Wed [02:00] メキシコ  

フリーダ・カーロ

ちくま評伝シリーズ〈ポルトレ〉フリーダ・カーロ: 悲劇と情熱に生きた芸術家の生涯 (ちくま評伝シリーズ“ポルトレ”)ちくま評伝シリーズ〈ポルトレ〉フリーダ・カーロ: 悲劇と情熱に生きた芸術家の生涯 (ちくま評伝シリーズ“ポルトレ”)
筑摩書房編集部

筑摩書房 2015-10-20
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ちくまポルトレ。映画とか展覧会が来ていた一時、フリーダ本が山と出ていたのだが、最近はあまりなかったので、久しぶりである。ポルトレはあくまで少年少女向けの偉人伝であるからフリーダの立ち位置おはっきりさせないといかんのだが、やはり病と闘いながら愛と芸術に生きた女性といったところか。リベラにしてもトロツキーとかイサム・ノグチも単体ではポルトレに採用されないと思うが、フリーダはその点、政治色も男性遍歴もそうキツクなく、むしろ相手の側に問題ありだから、悲劇のヒロインには成り得るか。

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2015年07月05日Sun [21:29] メキシコ  

賢者ガルシアロブレス伝

賢者ガルシアロブレス伝―国連憲章と核軍縮に取り組んだ外交官賢者ガルシアロブレス伝―国連憲章と核軍縮に取り組んだ外交官
木下 郁夫

社会評論社 2015-05
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1982年のノーベル平和賞受賞者なのか。メキシコの外交官といえばノーベル文学賞受賞のオクタビオ・パスもそうなのだが、このガルシア・ロブレスはずっと職業外交官でやってきた人なので、その功績の割には知名度は低いのかもしれん。それでも30冊の著書と多数の論文を残しているとのことで、学究肌の一面もあるのだろう、そのことを以て「賢者」なのかどうかは分からんが、メキシコの政争に巻き込まれることがなかっただけでも十分賢者たる資格はあるか。国際舞台ではメキシコは伝統的な革命神話や反米志向も相まって大国の一角というよりも非同盟諸国の一角として行動しており、地域大国としてブラジル、アルゼンチンとの主導権争いを演じていた訳でもない。非核政策もアメリカという強大な隣国に対抗できるはずもなく、キューバ危機が再び生じれば巻き込まれるのは必至なので、ブラジルやアルゼンチンの様に自らが核武装するという選択肢はなかったのだろう。もっとも、そう考えない愛国主義者も多かったとは思うが。

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2014年10月19日Sun [23:45] メキシコ  

アギーレ 言葉の魔術師

アギーレ 言葉の魔術師アギーレ 言葉の魔術師
小澤一郎

ぱる出版 2014-09-25
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アギーレ本、早くも2冊目か。ブラジル戦の失態や、八百長疑惑で次が出るか分からんが、、とりあえずこれは初陣のウルグアイ戦を見届けてから出した様だ。元スペイン在住の著者なので、スペインの関係者へのインタビューを中心としたもの。その中で、重要なのは通訳という話が出る。選手、監督のキャリアのほぼ全てをメキシコとスペインで過ごしてきたアギーレの武器は言葉ということで、こんあ副題にしたのだろうが、通訳の問題を含めて、幾つかの訳を不適切としている。コンプロミッソをコミットメントとするのは自分もどうかと思ったのだが、スペイン語圏で日本はコンプロミッソの国だと認識されているところがあったりするので、この辺は日本向けの言葉であったのではなかろうか。

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2014年10月09日Thu [02:42] メキシコ  

アルテサニアがかわいいメキシコ・オアハカへ

アルテサニアがかわいいメキシコ・オアハカへ (旅のヒントBOOK)アルテサニアがかわいいメキシコ・オアハカへ (旅のヒントBOOK)
櫻井 陽子

イカロス出版 2014-05-22
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オアハカの民芸品はグアテマラとかに対し競争力はあるのかな。輸出品というより観光土産の市場の方か。アルテサニアの紹介よりも、店、宿、飯である。オアハカは有名なモレ料理の本場か。辛いものが苦手な人は助かるとのことだが、料理にチョコレートソースというのはどんなものだろう。砂糖が入っていないのだから天然カカオの味だろうけど、それでも数十種類のスパイスを投じてもメインの味となるのだから、その味の濃さは推して知るべしであろう。

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2014年09月29日Mon [08:32] メキシコ  

アギーレでニッポンは変わるのか?

aaaagire.jpgアギーレでニッポンは変わるのか?
サッカーマガジン

ベースボールマガジン社 2014-08
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アギーレ本一番乗りを目指したか。まだ来日前に出たみたいなので、カタルーニャの記者にアギーレ小伝を書かせ、エスパニョール監督時代のリーグ全スコアを載せている以外はザッケローニの総括集。2試合消化で1勝もできていないのはともかく、スペインで八百長疑惑が浮上し、アギーレは召喚されるという話が出てきているが、シロクロ決着付くのに2年以上掛かるんじゃないか。協会はスペアを用意しているのか分からんが、岡田はもう勘弁。執筆陣はU16の吉武を絶賛している人が多いが、手倉森はそれとは全く反対にデカイ選手を並べるスタイルだし、アギーレだからメキシコ式に小柄選手だけでいくという訳でもなかろう。GKのカンポスがイメージ強すぎだのかもしれんが、前線は高さ勝負のボルヘッティがいたし、初回の選考を見る限り、コンセプトはまだ無さそう。しかし、次はハーフナーを呼ぶというフライングはなんとかならんのか。

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2014年08月22日Fri [08:37] メキシコ  

メキシコのゆくえ

メキシコのゆくえ-国家を超える先住民たちメキシコのゆくえ-国家を超える先住民たち
黒田悦子

勉誠出版 2013-08-31
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既出まとめ+書き下ろしらしい。それでも最初の原型から5年かかったとのこと。その間サパティスタの衰退、麻薬戦争の激化と色々とあった訳だが、既出観察のミヘ地域や、アメリカのミシュテコにはさほど大きな変化はないのだろう。スペイン語が話せない先住民の数は思っていたより多いらしいが、最近ではスペイン語モノリンガルの増大の方が深刻か。またプロテスタント系(メキシコではまとめてセクトとされるらしい)への改宗は先住民地域でも活発であると。カトリックが現地化したものを伝統宗教と呼ぶならば、これも文化危機と言えるのかもしれんが、一時勢いのあった解放の神学もまあセクトみたいなものであろうし、アメリカへの出稼ぎが普通になった現在ではアメリカ式の信仰が生活を映す鏡として流入しても不思議ではない。

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2014年08月08日Fri [01:04] メキシコ  

ビリャとサパタ

ビリャとサパタ―メキシコ革命の指導者たち (世界史リブレット人)ビリャとサパタ―メキシコ革命の指導者たち (世界史リブレット人)
国本 伊代

山川出版社 2014-06
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山川の世界史リブレット人。複数人なのはマイナーだからなのか、甲乙付け難いからなのか分からんが、日本だと映画の関係でサパタの方が知られているのかな。いずれにしてもただでさえ薄いリブレットを2人で分け合うのはこのテーマの権威としては難しいところもあったろうが、やはりメキシコ革命史的にはサパタよりビリャを知って欲しいという風には感じた。当時のメキシコの状況は結構、中国に似ているところがあって、国軍はあっても、色んな武装勢力も存在し、民衆はどうせなら徴兵されるなら一番強そうな軍に入るという形で、ビリャとかサパタみたいな個人経営の軍が台頭していたらしい。中国と違うのは軍隊に入った兵士の妻やら彼女らが一緒に従軍することにより家庭的肉体的欲求を解消していたということで、この辺は後に中共軍(ただし一般兵士は対象ではなかった様だが)なども採用している。もちろん身分的には「女性兵士」であるのだが、女性が兵士として一緒に従軍する事で「戦利品」として許容されていた強姦抑制に繋がったのかどうかは分からん。

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2014年03月15日Sat [00:49] メキシコ | 本・雑誌 |読書メモ  

トランス・アトランティック物語

トランス・アトランティック物語―旅するアステカ工芸品トランス・アトランティック物語―旅するアステカ工芸品
落合 一泰

山川出版社 2014-02
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ヨーロッパに渡ったアステカ工芸品のとそれを巡る人たちの数奇な運命。文化人類学者の著者がボローニャ大学で執筆し、塩漬けにしていたものらしい。当然ながら、こうした工芸品はスペインに多くあるのかと思いきや、研究をリードして、価値を認めてきたのはドイツだそうで、長らく研究書もドイツ語のもにしかなかった様だ。メキシコの活動家がドイツで返還を訴えるといった抗議活動はあったものの、略奪品である事は明白であるにも関らず、外交問題化したことはないらしい。この場合ドイツは善意の第三者的立場なのかもしれんが、ドイツの研究蓄積というもの大きく、それを現代メキシコが引き継いでいるというところもあるのだろう。

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2014年02月10日Mon [00:37] メキシコ | 本・雑誌 |読書メモ  

多面体のメキシコ

aamexiko.jpg多面体のメキシコ―1960年代~2000年代
石井 章

明文書房 2013-12
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メキシコ本も久しぶりなのだが、元アジ研のメキシコ・プロパーの人による回想記みたいなものだった。アジ研から大学に転じて、2つの大学を定年となったそうだが、メキシコ駐在は1966年からとのこと。アジ研の英語名は発展途上国経済研究所なので、アジアではなく、ラテンアメリカ研究をしていた著者にも話があったらしい。メキシコは最古の日本人移民受入国だが、この時代辺りだとまだ農業移民の可能性を模索していたのか、農業国としての顔が鮮明だったからなのか著者の関心は農業経営システムに向けられている。NAFTA以前にメキシコは既に主食のトウモロコシの輸入国に転落してしまったらしいが、NAFTA加盟交渉時に現在の日本のTPPと同じ様な反対運動が巻き起こっていたことは興味深い。

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2013年05月13日Mon [02:21] メキシコ | 本・雑誌 |読書メモ  

メキシコの刺繍

メキシコの刺繍メキシコの刺繍
小澤 典代

誠文堂新光社 2012-11-20
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最後にステッチと図案のページもあるので、使える人にとっては実用書なのだろうが、普通は見て楽しむものんあおだろう。ウィピルはグアテマラの方がカラフルで種類も多く、買うのも安いのだろうが、この本を見ると、日本で日本人が着れるのはメキシコの方のかもしれない。まあそれでも外出着としたらかなり目立つではあろう。

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2013年01月08日Tue [12:27] メキシコ | 映画 |映画  

忘れられた人々

映画
忘れられた人々 [DVD]忘れられた人々 [DVD]
ルイス・ブニュエル

ジュネス企画 2008-03-25
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リアリズムもパロディーも本質は同じ。

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