2017年11月06日Mon [06:45] イエメン  

嗜好品カートとイエメン社会 

嗜好品カートとイエメン社会嗜好品カートとイエメン社会
大坪 玲子

法政大学出版局 2017-08-10
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博論もの。イエメン本は5年ぶり5冊目か。何かイエメンからサウジにミサイル打ったとかいうニュースが出てきたけど、イランが絡んでるのか。ということは元は北朝鮮のミサイルかもしれんけど、それはこの本とは関係ない。イエメンはシーア派とスンニ派の対立は全くないとしている。こう戦争ばかりだとカートでも噛まないとやっていけないというのはあるだろうが、カートを噛むから戦争になるということはないのか。このテーマ、女性にはキツそうだけど、女性も女性でカートをやるみたいで、そうなると外国人かつ女性(かつ日本人)というのが最強なのかもしれん。アシスタントという人が出てくるけど、これは当局の人なのか、自分の身の安全の為なのかは分からん。イエメン男は全員帯刀らしいけど、カートだとラリったりはしないか。酒で酩酊して研究室に置いてあった(!)日本刀で学生を斬りつけたイスラム研究者もいたから日本の方が危ないかも。カートの効能より害悪の方が大きいのは確かだろうが、国民の6人に1人が関わっている産業となると、ただでさえ国が混乱しているのに禁止はできんだろう。

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2012年03月14日Wed [23:04] イエメン | 本・雑誌 |読書メモ  

海と共にある歴史

海と共にある歴史―イエメン海上交流史の研究海と共にある歴史―イエメン海上交流史の研究
栗山 保之

中央大学出版部 2012-02
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タイトルで震災特需便乗を狙ったのかと思ったけど、中央大学出版の本なんてます一般の書店には並ばないし、自給自足の博論ものなので、たまたま重なっただけか。イエメン海上交流史などはなかなか、日本では専門としている人は少ないと思うが、著者は初めて行った外国がイエメンで、それも大使館の現調に応募してのことだったらしい。一応、大使館員となる職員採用に外国に一度も行った事が無い人間が選ばれるというのもまあ無くはないのだろうけど、イエメンだとあまり来手がなかったのか。全く使いものにならなかったと自分で言う著者も著者だが、やはり大使館としても古代の海上交易などではななく、イエメンだとアルカイダとかの巣窟と言われる「イスラム原理主義」とかを調べて欲しかったんじゃないかな。アメリカとの連携の手前もあるだろうし。で、まあ名誉挽回とばかりに専門の方で勝負した成果に既出を合わせたまとめなのだが、この辺は「大航海」のDVDを視たばかりなので、地理感覚は掴めた。

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2011年12月03日Sat [14:38] イエメン | 本・雑誌 |読書メモ  

世にも不思議なソコトラ島

世にも不思議なソコトラ島世にも不思議なソコトラ島
新開 正 新開 美津子

彩図社 2010-11-30
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全く知らんトコだった。イエメンの島らしいが、地図で見るとソマリア沖。海賊がうじゃうじゃいるは、イエメンはリビアの二の舞が近いとなれば、とても観光どころではなそそうだが、たぶん行けば行ったでのんびりしたところだと思う。とはいえ、観光局だの航空会社だののタイアップがあるはずもなく、彩図社。自腹かどうか分からんが、珍しくオールカラーのビジュアル本。著者は夫妻と思しき二人だが、ブログ発らしい。アラブ諸国在住10年だそうだが、本職は分からん。写真を見る限り、あるところにあればガラパゴス並みになりそうな感じもするのだが、既に人口4万数千人というから、今更ガラパゴスには戻せないだろう。元々、南イエメン領で、往時はソ連の基地があったというのも感慨深いものがある。

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2010年06月07日Mon [23:52] イエメン | 本・雑誌 |読書メモ  

わたしはノジュオド、10歳で離婚

わたしはノジュオド、10歳で離婚わたしはノジュオド、10歳で離婚
鳥取 絹子

河出書房新社 2010-04-29
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イエメン本は実に久しぶりなんだけど、「されて」ものか。その境遇に関してはタイトルの通りなのだが、この子の場合、欧米に居を移した訳でもなく、嫁に出した両親の元に戻っていて、かつイエメン国内の裁判所とマスコミの尽力により、離婚が叶ったという事情があるので「されて」ではなく主体的に「10歳で離婚」となっている。なお当然、本人が書いている訳ではないのだが、著者もイラン系のフランス人でベイルート拠点というジャーナリストなので、「野蛮」も欧米との対比で描いてもいない。裁判でも証言があったそうだが、処女喪失のシーンは痛ましい。別に紙上にまで再現する必要はないかと思うが、イスラム教徒にもぺドがいるのかなあ。一応、初潮が来るまではNGという前提にはなっているみたいだが、9歳というのはムハンマドの例を以って肯定しているのだろうか。このケースはかなり国際的にもニュースになったから、イエメンは法廷結婚年齢を15歳から17歳に引き上げたそうだが、ということは女性に限っては日本より高いということになるか。実際はサウジアラビアとかに売られる子どもたちはかなりいるみたいだが、アグネスは動かないのかな。

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2005年06月13日Mon [22:34] イエメン  

イエメンものづくし

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イエメンものづくし―モノを通してみる文化と社会
佐藤 寛

日本貿易振興会アジア経済研究所 2001-07
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この本は良い。著者はアジ研の調査員らしいが、「もの」から見たイエメン社会素描。イエメンの「不良少女」なども登場してハラハラすると同時に、どこか安心してしまったところも。

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