2016年06月30日Thu [00:37] キルギス  

遊牧英雄とロシア帝国 

遊牧英雄とロシア帝国: あるクルグズ首領の軌跡遊牧英雄とロシア帝国: あるクルグズ首領の軌跡
秋山 徹

東京大学出版会 2016-02-24
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博論もの。ものすごく充実した院生時代を送ったんだなと窺わせるあとがき。苦労が報われたとおうことかもしれん。地元の指導層の協力は古今東西問わず、帝国主義の原則みたいなものだが、異教徒による支配はある程度の間接統治が必要か。本書は革命までの時期だが、革命後に関してもいずれまとめられるとのこと。協力者となった指導者層に対する批判は主にイスラム教の観点からだった様で、そうなると、革命後はそうした文脈の批判は厳しくなったのかもしれん。著者はその子孫から史料の提供を受けたそうなので、ソ連時代も別の形で特権が温存されていたのかもしれない。

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2014年08月03日Sun [00:12] キルギス  

キルギスの誘拐結婚

キルギスの誘拐結婚キルギスの誘拐結婚
林 典子

日経ナショナルジオグラフィック社 2014-06-11
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写真集が出たのか。かなり話題になったが、版権はナショナルジオグラフィックが持っていたんだな。こういう写真が撮れたのもキルギスが親日だから、なんてことではなく、このテーマは内外のジャーナリストが多く追っていたみたいで、それなりの取材ルートがあった様だ。「決定的瞬間」を撮ったのが決め手となった訳だが、写真の女性は無事脱出に成功していたのか。先日視たBSのドキュでも指摘していたが、この慣習は「伝統」ではなく、ソビエト時代に始まったもので、背景に男女平等思想やクルマの普及があるという。男女平等がなぜ誘拐になるかというと、それまで親が決めていた結婚に代わり、本人が好きな人と結婚して良いということになって、ならば誘拐してでもとエスカレートしたらしい。この辺は悪癖はソビエト時代に始まったというステレオタイプがあるのかもしれんが、ソ連時代はそれが容認されていたということなのだろうか。

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2013年11月24日Sun [11:43] キルギス | 映画 |映画  

明りを灯す人

映画
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角川書店 2012-05-07
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NHK-BS

なんちゅう結末。

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2011年12月30日Fri [12:17] キルギス | 本・雑誌 |読書メモ  

中央アジア・クルグズスタン

中央アジア・クルグズスタン―旧ソ連新独立国家の建設と国民統合―中央アジア・クルグズスタン―旧ソ連新独立国家の建設と国民統合―
中西 健

明石書店 2011-10-14
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博論ものだが、ベースであって、だいぶアレンジは変えているようだ。 クルグズスタン という表記も研究者的こだわりでもある様だが、キルギズとするとロシア化した人たちのことを指すそうなので、クルグズスタンとするのが正しいとのこと。一発変換できないから、「キルギス」でもいいじゃんとも思うのだが、その辺は「グルジア」はロシア語だから英語式に「ジョージア」と呼んでくれというサカルトヴェロ 国の人たちもいるので、曖昧にはでないのだろうが、 クルグズスタンは実は親ロシアで、大体がロシア語も話し、レーニン像も健在なのだとか。オシュ事件に関する本がなぜかこの時期に続けて出たのだが、前の「キルギス」本と同じく、こちらも地元の関係者へのインタビューが充実している。

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2011年11月06日Sun [00:32] キルギス | 本・雑誌 |読書メモ  

検証 キルギス政変

検証 キルギス政変―天山小国の挑戦検証 キルギス政変―天山小国の挑戦
浜野 道博

東洋書店 2011-09
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最近新しい大統領が決まったみたいで、新聞の囲み記事にはなっていたんだけど、その端緒となった政変はすっかり忘れていた。世間的には政変があったこと、いや国の存在すら知らない人が多いかと思うが、そんな小国の政変を検証したスゴイ労作。JICAの出先機関の現地所長だった人が著者なのだが、外交官以上の仕事をしているんじゃやないかな。大使館関係の話はほとんど出てこないので、そもそも人員がいないのかもしれんが、青年協力隊は40人もいるらしい。そうなると力関係はJICAの方が上になるのかな。独裁、汚職、私物化、民族対立、貧困とまあブラック国家の典型みたいな国ではあるのだが、地政学的にはアメリカ、ロシア、中国が対峙するという日本としても無視できない国。なんちゃってムスリムと、ロシア語優勢という現実は想像通りなのだが、それもまた一筋縄ではない。政変もカラー革命の一つに数えられるから、ジャスミンとは違って大衆主導という訳ではないんだろうし、しばらくは大国の綱引きが続くのかな。

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2009年09月27日Sun [13:27] キルギス | 本・雑誌 |読書メモ  

世界の発酵乳

世界の発酵乳―発酵乳の文化・生理機能 モンゴル・キルギスそして健康な未来へ世界の発酵乳―発酵乳の文化・生理機能 モンゴル・キルギスそして健康な未来へ

はる書房 2008-07
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カルピスの財団が創業90周年を記念して企画した発酵乳研究書とのこと。その調査地に選ばれたのがキルギスということなのだが、カルピス発祥の地である内モンゴルでは、メラニンの蒙乳はあるが、もはや発酵乳文化などは見る影もないのかもしれない。石毛直道、小長谷有紀という文化人類学畑の雄が参加しているものの、基本は農学系の本で、調査団は聖マリのチームであったり、プロバイオテックスに関する公募論文があったりと、当たり前ながら企業の利益にそったもの。カルピスが健康食品にシフトしているのかどうか分からないが、どの家庭にもカルピスの原液が冷蔵庫に入っていたのは昔日の話である。今となっては、あの原液瓶が現役であるのかどうかも不明だ。となると、主力はカルピスソーダ辺りなのだろうか。ヨーグルトを常食している私は全く気がつかないのだが、カルピスってヨーグルトにも進出しているのだろうか。最近この業界は「トクホ」が一つの鍵になっている様だが、ヤクルトとカルピスはやっぱり別格扱いなのかな。

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2005年05月22日Sun [21:55] キルギス  

キルギス便り

キルギス便り
キルギス便り
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渡辺 健二
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最近キナ臭くなったキルギスでの日本語教師滞在記。時期はかなり昔になるが、独立後数年の時代で、生活は相当きつそう。その分いい思い出にはなるだろうが、月給500円というのも凄い。フルタイムで働く月給取りの日本人としては世界最低に近いのではないか?蓮池さんはもっともらっていた様だし。
★★

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