![]() | 女たちが究めたシルクロード―その国々の生活文化誌 (2005/10) 水谷 令子、清水 陽子 他 商品詳細を見る |
女たちが究めたシルクロードとは何じゃいなと思ったら、要は女性研究者たちの中央アジアフィールドワークのまとめ本だった。前に同じコンセプトの本があったが、こちらも同様にオールカラー横書きで、何か意識でもしてんのかなと思った。ちなみに前は中国の御用調査ということで東方書店。こちらは中国領より先がメインなので東洋書店となっているのも面白い。ただ、内容的には元祖の方が上かなという気がする。前の本はたしか若手が中心だったと思ったが、こちらは平均年齢が70歳近いベテランの皆さんなので、美味しい料理の作り方とか、「家政系」のものが多く、観光気分っぽいところもあり、ツッコミがほとんどないのであまり面白みがない。強いてあげれば、下痢は身体に良いとか、赤ちゃんグルグル巻きはソ連圏というのが勉強になった。日本グルジア友好協会会長の自宅に招待されてカネを払わされたというのにも笑った。しかし、インフォーマントも女性中心になる訳だが、彼女たちは70歳近い女性研究者が遠い国からワイワイやって来ることをどう感じたのだろうか。この世代の女性は村から一歩も出たことがない人たちが多いかとも思うが。






