
二アズ・アハメド・ジュエル 黒沢親史 2006 シズナール・プレス
これもよく分からない本、というか小冊子なのだが、表紙に書かれている「ショヒドミナ−ル」という人が著者なのかと思いきや、この「ショヒドミナ−ル」というのは、バングラ語(ベンガル語とは呼ばないらしい)を守るために犠牲となった人々が祀られている祠らしく、それを啓蒙するのがこの小冊子の目的らしい。何でも世界各地に「ショヒドミナ−ル」を建設することがバングラデッシュ人の誇りなのだそうで、在日バングラデッシュ人も立ち上がり、池袋西口公園にも建設されたのだという。つうと池袋ウェストゲートパークかいな。あそこは確かにバングラデシュ人みたいのが集まっていることがあるが、そんなもんがあったとは全く知らんかった。しかし、日本の中古車輸出ビジネスを手中に収めたパキスタン人ばかりが目立っているが、在日バングラデシュ人も侮れないものだ。このシズナール・プレスという版元は何とダッカ所在である(静岡にもその関連会社があるらしい)。しかもちゃんとISBNコード入りである。どうも現地で日本語教科書やバングラデシュ料理の本などを発行している会社の様だ。エスニック広告を幾つか掲載しているが、定価表示はないので、正に「日本とバングラデシュの架け橋を目指して」のものなのであろう。しかし、バングラデシュ独立のきっかけがウルドゥー語の強制にあったとは知らなかった。かつてアフリカーンス語教育がソウェット暴動のきっかけになったが、両者とも、その前の支配言語である英語には特に抵抗を示したとは、やはり聞かないね。







