2018年02月19日Mon [03:05] インド  

Silence of India

Silence of IndiaSilence of India
鶴田 真由 小林 紀晴

赤々舎 2017-10-31
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誰かと思ったら、「アジアンジャパニーズ」の人か。随分久しぶり感はあるのだが、写真の世界ではそれなりの地位を築いている様だ。もう一人は嫁さんか何かかと思ったら鶴田真由。赤々舎というのは京都の写真ギャラリーみたいだが、鶴田真由はBSの旅番組でインドに行った訳ではないのか。鶴田真由の写真集に需要があるのか分からんが、鶴田が被写体になっているのは多くなく、それもシルエットとばかりで、私も知らんけどファン以外はそれが鶴田真由なのかどうか判別できないんじゃないかな。文章も小林が先で鶴田と半々なので、小林のロケに鶴田が参加という形にも見える。二人の関係は知らんけど、鶴田は小林が道端のチャイ屋で一服するのを見て、さすが元バックパッカーなどと書いている。

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2018年02月12日Mon [05:55] インド  

なぜインド人は日本が好きなのか

なぜインド人は日本が好きなのかなぜインド人は日本が好きなのか
マルカス

サンガ 2017-10-30
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サンガだけど、著者はクリスチャン。南のカトリックではなく、北のプロテスタントらしい。反日本スゴイ系の界隈がまた怒りまくりそうなタイトルだが、別に日本スゴイ系という感じではない。インド人が面白いと思うのはインドの批判は一切許さない的なナショナリストがあまり見られないところで、インド自体が一つの世界であるから、自分たちの属する集団と国家とを突き放して考える。インド人がナショナリストになる場面は英国やパキスタン、中国といった「敵」と対峙する場面に於いてであって、日本とインドのナショナリズムがガチンコでぶつかるという場面はそう多くはなかろう。とはいえ、英国に関しては既に歴史の領域であるので、英国や英国人を恨むような事はまずないし、植民地時代は良かったという話は親からよく聞いていたそうだ。その辺は名指しこそしないが、日本人に対して理解を示したのだろう。

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2017年12月06日Wed [06:21] インド  

愛と魅惑の国、嘘だらけの!?インド

愛と魅惑の国、嘘だらけの! ?インド このとんでもない場所に世界の最高がある愛と魅惑の国、嘘だらけの! ?インド このとんでもない場所に世界の最高がある
佐藤 真梨子

文芸社 2017-10-01
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文芸社だし、中身も完全にそうだったので、自費であることに疑いの余地はなかったのだが、著者はエッセイスト、コラムニストの肩書で、「日刊ゲンダイ」や名古屋の新聞などに多数の連載歴を持っているという。海外渡航歴400回で、1年の半分は「海外」だそうだが、これで食っている訳ではなかろう。インドはヒドイ。だから最高級のホテルだけ紹介するという趣向なのだが、内容はインドdis大会なのが、よく分からん。

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2017年09月12日Tue [04:58] インド  

三国伝来仏の教えを味わう

三国伝来 仏の教えを味わう インド・中国・日本の仏教と「食」 (臨川選書)三国伝来 仏の教えを味わう インド・中国・日本の仏教と「食」 (臨川選書)
花園大学文学部

臨川書店 2017-07-04
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花園大の講座再録らしい。全員教員だが、僧侶資格者も何人かいる様だ。教員もインド、中国、日本と専門が分かれているが、全員日本人。インドは一人だが、中国は二人。肉食に関しては本来は食っても良いものだそうで、人肉は食っては駄目ということになっているらしい。インドと中国で菜食となったのは後発文化の影響みたいで、たしかに東南アジアでは坊さんが托鉢で鳥でも牛でも食ってるな。ダライ・ラマは医者に言われて食い出したそうだが、チベットの様な土地で菜食だけは厳しい。最も日本の様に肉どころか、酒も女もOKなんていう坊主は無い訳で、ロヒンギャ難民に対する扇動行為で有名になったミャンマーの過激坊主も表向きは戒律は守っていることになっているのだろう。

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2017年08月02日Wed [05:37] インド  

ガンディー 獄中からの手紙

ガンディー『獄中からの手紙』 2017年2月 (100分 de 名著)ガンディー『獄中からの手紙』 2017年2月 (100分 de 名著)
中島 岳志

NHK出版 2017-01-25
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NHKテキスト。中島岳志も原点はガンディーなのかな。インド研究者はアンベードカルの方が評価され、政治でもネルーとかボースがスターであって、ガンディー研究はインド研究界外といった感もあるのだが、基本として読んでおくものではあろう。インド研究に入らなくても、インドに行ったりすれば、ガンディー=偉人説に揺らぎが生じるのだが、中島もガンディーの性欲理論には誰もセックスしなくなったら、地球は滅びるだろとツッコミを入れている。子どもを作るときだけセックスしても良いというのはモルモン教が正常位だけとか、統一教会が最初2日が女性上位、次が男性上位だけとか他のカルト系にも通じる教えなのだが、全然宗教じゃない日本でも子どもをつくるときだけセックスという夫婦は多いか。とはいえ、現代ではセックスしないでも子どもを作れる時代でもある訳で、その辺ガンディーは許容するのかな。

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2017年07月30日Sun [06:17] インド  

モディが変えるインド

モディが変えるインド:台頭するアジア巨大国家の「静かな革命」モディが変えるインド:台頭するアジア巨大国家の「静かな革命」
笠井 亮平

白水社 2017-06-28
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「朝子」の人か。誰にも頼まれないので、年間ベスト10とかはしないけど、自分的には去年の1冊。院で中国政治からインドに転向したという著者なのだが、何がきっかけだったんだろう。インドの方が競争がなかったのだろうか。昔は英語がダメだから中国にしたという人が多かったけど、最近の院生はそんなことはあるまい。モディの評伝という訳ではないが、経歴に空白の期間があるというのは興味深い。何でも若い頃数年、山の方で修行しながら歩いたというだが、サドゥーではないのか。70年代初頭で仕事もなく、林棲期を早めに済ませたのだろうか。しかし、インド政治はジェットコースターの時期にあるんだな。「世界最大の民主主義国家」とはいえ、国民会議派の一党(ではないが)独裁みたいなイメージがあったのだが、第3党まで転落する日が来るとは。インディラ・ガンディーの非常事態宣言が唯一の民主主義の危機で、それ以外は政治的な民主主義が機能していたことはたしなのだろうけど、民主主義とは程遠い社会があって、それこそ民主主義って何だろうと考えさせられる国であるのだが、中国みたいな拝金主義に陥らないのはそこまで経済機会が行き届いていないのか、宗教や伝統がそれに歯止めをかけているのかよく分からんな。

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2017年07月29日Sat [05:02] インド  

最後の超大国インド

最後の超大国インド 元大使が見た親日国のすべて最後の超大国インド 元大使が見た親日国のすべて
平林 博

日経BP社 2017-06-22
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大使もの。オビにデカデカと載っている爺さんが大使なのかと思ったら、スズキの会長か。インド大使のあと、フランス大使になって上がりみたいだが、その後は天下りで稼いで、現在は日印協会会長。国の規模から言えば、インド・スクールみたいなものがあって良いと思うのだが、南アジア・スクールとかは言語採用組になってしまうのかな。フランス本も書いていて、インド本も共著で何冊かあるらしい。その中にワニブックス新書の「あの国以外、世界は親日」があって、それも略歴に乗せている。親日とか反日といった語句を使う奴はネトウヨみたいな事を言う界隈もあるけど、副題からして親日だし、ベトナム、インドネシアの大使本でも「親日」というワードが付いていた様な気がする。文中でも「親日」使用度は多いのだが、ツーカーの仲だったらしいジョージ・フェルナンデスや「スラムドッグ$ミリオネア」作者の親日エピソードなのも。大阪総領事だった後者は外交辞令もあるのだろうが、日本は非の打ち所がないので、物語が成立せず、小説の題材にならないのだとか。でもって、著者は中国勤務しているそうだが、インド核実験の際に抗議を入れたところ、はっきりと中国の核に対抗するため仕方なかったと言われたらしい。表向きはパキスタンになっているけど、実際は仮想敵国が中国であることはインド人の常識である。

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2017年07月27日Thu [05:19] インド  

タラブックス

タラブックス インドのちいさな出版社、まっすぐに本をつくるタラブックス インドのちいさな出版社、まっすぐに本をつくる
野瀬奈津子 矢萩多聞 松岡宏大

玄光社 2017-06-30
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このインドの出版社は先日読んだ本でも称賛されていたのだが、手作り絵本で注目されているらしい。一冊一冊ハンドメイドというのは、インドだから可能だと言ってしまえばそれまでなのだが、そのコンセプトが注目されているので、印刷工や製本工の搾取などがあてはならないということになり、この本では彼、彼女らの「顔の見える」形に拘っている。一人一人、プロフィールがあるのだけど、工場の床で雑魚寝とかは一般的なインド人の出稼ぎ労働スタイルな様な気も。給料、厚生福祉などは言及されたいない。一方、制作サイドは西洋風で、留学帰国組がリードして、各国にブックフェアで注文をとっているらしい。西洋人のインターンもいる。絵本は元々、商業出版とは別の論理がある様で、日本の作家がインドで手作り本を自作するというビジネスモデルも展開しているらしい。

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2017年04月12日Wed [06:33] インド  

ガンディー現代インド社会との対話

ガンディー 現代インド社会との対話――同時代人に見るその思想・運動の衝撃 (世界歴史叢書)ガンディー 現代インド社会との対話――同時代人に見るその思想・運動の衝撃 (世界歴史叢書)
内藤 雅雄

明石書店 2017-02-28
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日本が印中関係をもっぱら日中間の問題上に見ているところはあるのだが、インドが日中関係をどう捉えているかという点ももっと研究されて良いだろう。日中戦争中にガンディーと邂逅した人たちには高良とみとか野口米次郎、賀川豊彦などがいるそうだが、ガンディー暗殺と日本は全くの無関係ではないか。国民会議派は戦争協力の対価として英国に独立を求めたのだが、その戦争は日本である訳だし、その中で日本はガンディーを切っていくことになる。野口米次郎がガンディーに日中戦争の意義を説いたというのは不思議ではないが、生協運動の話ばかりした賀川豊彦にガンディーが関心を示さず、戦争を止める様に説いたのだとか。賀川も苦しい立場ではあろうが、それは与り知らぬところとするしかない。

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2017年04月02日Sun [05:40] インド  

現代日印関係入門

現代日印関係入門現代日印関係入門
堀本 武功

東京大学出版会 2017-02-28
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「高度な入門書」という位置づけらしい。インド経済ではなく、日印関係に注目が集まっているとしたら、その多くは中国ファクターであるのだろうが、「敵の敵は味方」的思考ではその本質が見えることはない。対中ODAは政治的には失敗とされるのが一般的であるが、インドに対しては率直に「可愛くない」という声が現場にあるのだとか。つまり、どれだけ援助しての感謝されるどころか、注文を付けられ、選択されるのだという。直近では地下鉄があったし、高速鉄道も事実上の持ち出しになるはずだが、インド側にはそれが日本の援助だという認識はハナからなかろう。その点に於いては中国の上を行っていることは想像に難くないのだが、それが誇り高い国だからなのか、単に日本人は非西洋のアウトカーストだからなのかは分からん。インドが一貫して親日的であったとも思われがちであるが、インドがソ連に傾斜していた時代には日本との関係は薄かったし、ソ連がダメになった後も、日本はインドが期待するような評価を与えなかったということもある。対中利害の一致でインドに接近したのここ最近のことであり、その前は核保有の件で関係がこじれた時期があった。なんだかんだ言っても、中国と違って、インド専門で行こうと思ったら、それなりの覚悟が必要であろう。

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2017年03月12日Sun [05:41] インド  

たもんのインドだもん

たもんのインドだもん (コーヒーと一冊)たもんのインドだもん (コーヒーと一冊)
矢萩多聞

ミシマ社 2016-08-25
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ミシマ社のコーヒーと一冊ね。何だったか忘れたが、前にもあったな。中1で学校を辞め、細密画家として、インドと日本を往復している人とのこと。400冊も本を手がけているというのは装丁か。日本が合わなくて、インドが合うという人はよくいるが、そういう奇人タイプの人でもなさそうで、別に社会に不満があるという感じでもない。インドは何をしても、どんな格好しても誰も何とも思わないという面はあるのだろうが、それはまあ外人だからということであるか。キングフィッシャーとか私の時代では知らんのだが、ビールはもう普通に飲まれているのか。昔は禁酒時代みたいに、こそこそ隠れて飲んでいたものだが。

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2017年02月16日Thu [04:53] インド  

ことばのヨーガ

ことばのヨーガことばのヨーガ
赤根 彰子

アノニマ・スタジオ 2016-12-28
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ヨーガ指導暦28年で、インドのヨーガ大学!を卒業、インド政府公認ヨーガ教師という人らしいが、それで渡印歴9回というのは少なくないか。自分でさえ3回はあるが、政府公認教師になってしまえば、たまに研修で行くだけで良いのかな。インドのヨーガ自体、北米からの逆輸入であるという話を前に読んだが、60年代には米国やソ連でカウンターカルチャーとして機能していたとすると、現在広まっているものは大分味付けされているものであろうことは想像に難くない。サンスクリットで記されたヨーガの言葉が、「自由に、平和に生きる」ことを説いていたというのはどうも後付けの様にも。

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